私達の育てた小さな緑が失われようとしています

緑のまちを望んで、私たちは緑を育てました。その小さな緑が失われようとしています。

7570

2007年05月18日 | 私たちの育てた緑が
2月中旬から集め始めた署名は、7570名になり都議会請願として提出しました(有効署名数7417名)。
改めて、署名にご協力いただいた皆様には御礼申し上げます。

今回の請願は、12月に東京都第二区画整理事務所に出した質問書に回答がなく、
「ここは空き地であり、空き地に特例移転は可能」
という見解に対し、なんらかの意思表明をせざるを得なくなったことからはじまったものです。

私たちは住民運動系の市民活動団体ではないので、署名を集めたり、いわゆる反対運動や提言活動をするような経験は、これまでほとんどありませんでした。
ですから署名についても1000名くらい集まればすごいのではないかと予想しておりました。

しかし、実際に開始してみると、非常に多くの方から反響をいただきました。
自ら切手を貼って郵送してくれる方、メッセージを添えて送ってくれる方、アドバイスをくれる方、「たくさん集められずゴメンナサイ」と申し訳なさそうにしている方など、とても暖かい想いを感じることができました。
また、ブログなど、インターネットを通じた署名にもたくさんの方が協力していただき、全国からの声が届きました。

その根底にあるのは、環境問題に対する意識の高まりと、具体的な環境活動への市民参画の意欲の高まりがあるように感じます。
問題を誰かのせいにするのではなく、「私に何ができるだろう」と考える人が、着実に増えていることのあらわれかもしれません。
こういった提言活動をすることで、社会に問題を提起し、例えばどうやって地球温暖化やヒートアイランドなどを地域で考え、取り組んでいくかについて考えるきっかけになったとすれば、それは社会の課題を解決しようと取り組んでいる私たちの活動の本質なのではないかと気づくに至りました。

皆様の声には、励まされると同時に、大変多くのことを学ばせていただきました。
ありがとうございます。

皆様の声は、6月の都議会審議会にて審議されます。
詳細につきましては追って掲載しますので、ぜひ引き続き、ご関心をお寄せください。


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