「姪っ子が学校の授業でアゲハの観察をしたいっていうんだけれど、エコプチにアゲハの幼虫っているかなあ?」
と友人から連絡があった。以前ブログでも書いたが、わが組織内有志で立ち上げた『キアゲハ救出隊(現在隊員はたったの3名)』は、畑の害虫をわざわざ保護して繁殖させるフトドキ者としてエコ農園利用者から非難の目で見られている。キアゲハの食事用ニンジンが順調に育っているだけに、小さな賛同者がいることはウレシイ。うれしいことは続くもので、また数日後今度は別の親御さんから同じ話を持ちかけられた。
「?」
急に人気のキアゲハたち。この動きはなんだ?
聞けば、この時期小学校では環境学習の一環として、昆虫の観察などがはやっているようだ。
これは子供たちを絡めながら、組織内における『キアゲハ救出隊』のプレゼンスを高めるチャンスかもしれない。
「子供たちのためですから」
といえば、かわいい孫のようでスタッフたちも無下にはできまい。子供たちに環境学習の機会が提供でき、スタッフたちも子供と触れ合えて喜び、キアゲハが害虫扱いされずに育てられる、これぞ三方よしではないか!
ということで、さっそくキアゲハ救出隊で相談をして子供向けの環境学習プログラム『キアゲハ救出大作戦!』の事業企画をした。
エコボランティアで近隣の小学校でPTAをしているⅠさんを通じて先生に打診し、クラス単位(30~40名)での課外授業とする。時間は1時間。場所はエコ・プチテラス。
主な流れとしては
1、この作戦の趣旨説明。なぜキアゲハが減っているか?何を食べているか?など
2、エコ農園内でキアゲハを探して捕獲
3、かごの中にニンジン、パセリなどを入れて幼虫を育てる環境をつくる
4、飼育方法の説明
5、観察ノートをつけ、HPなどでフィードバックする
といった具合だ。
資料の作成は、去年のキアゲハの飼育したときのものを参考にしながら自前でつくる。
「本当はプロジェクターでもあれば、子供たちに写真を見せながらわかりやすく説明できていいのにね」
との意見が出たので、財団に機材の助成申請を行った。今年は初回なので、小規模の講座にして一連の流れを確認し、来年以降プログラムを本格化することとした。
昨年から現場を活用した小規模プログラム(リース作り、キムチ作りなど)は試験的に実施していて、準備や運営の仕方は慣れつつある。
これが成功すれば、またひとつ外部との交流を兼ねた環境学習プログラムが増えることになる。
私たちは地域に現場を持って活動しているので、その強みを最大限に活かすためにも、こうしたプログラムを少しずつ開発中である。
それもこれも『キアゲハ救出隊』の活動を正当化するためのものだ、ということは救出隊3名だけのヒミツであるが・・・。
と友人から連絡があった。以前ブログでも書いたが、わが組織内有志で立ち上げた『キアゲハ救出隊(現在隊員はたったの3名)』は、畑の害虫をわざわざ保護して繁殖させるフトドキ者としてエコ農園利用者から非難の目で見られている。キアゲハの食事用ニンジンが順調に育っているだけに、小さな賛同者がいることはウレシイ。うれしいことは続くもので、また数日後今度は別の親御さんから同じ話を持ちかけられた。
「?」
急に人気のキアゲハたち。この動きはなんだ?
聞けば、この時期小学校では環境学習の一環として、昆虫の観察などがはやっているようだ。
これは子供たちを絡めながら、組織内における『キアゲハ救出隊』のプレゼンスを高めるチャンスかもしれない。
「子供たちのためですから」
といえば、かわいい孫のようでスタッフたちも無下にはできまい。子供たちに環境学習の機会が提供でき、スタッフたちも子供と触れ合えて喜び、キアゲハが害虫扱いされずに育てられる、これぞ三方よしではないか!
ということで、さっそくキアゲハ救出隊で相談をして子供向けの環境学習プログラム『キアゲハ救出大作戦!』の事業企画をした。
エコボランティアで近隣の小学校でPTAをしているⅠさんを通じて先生に打診し、クラス単位(30~40名)での課外授業とする。時間は1時間。場所はエコ・プチテラス。
主な流れとしては
1、この作戦の趣旨説明。なぜキアゲハが減っているか?何を食べているか?など
2、エコ農園内でキアゲハを探して捕獲
3、かごの中にニンジン、パセリなどを入れて幼虫を育てる環境をつくる
4、飼育方法の説明
5、観察ノートをつけ、HPなどでフィードバックする
といった具合だ。
資料の作成は、去年のキアゲハの飼育したときのものを参考にしながら自前でつくる。
「本当はプロジェクターでもあれば、子供たちに写真を見せながらわかりやすく説明できていいのにね」
との意見が出たので、財団に機材の助成申請を行った。今年は初回なので、小規模の講座にして一連の流れを確認し、来年以降プログラムを本格化することとした。
昨年から現場を活用した小規模プログラム(リース作り、キムチ作りなど)は試験的に実施していて、準備や運営の仕方は慣れつつある。
これが成功すれば、またひとつ外部との交流を兼ねた環境学習プログラムが増えることになる。
私たちは地域に現場を持って活動しているので、その強みを最大限に活かすためにも、こうしたプログラムを少しずつ開発中である。
それもこれも『キアゲハ救出隊』の活動を正当化するためのものだ、ということは救出隊3名だけのヒミツであるが・・・。