私達の育てた小さな緑が失われようとしています

緑のまちを望んで、私たちは緑を育てました。その小さな緑が失われようとしています。

6月5日は環境の日

2007年06月05日 | 私たちの育てた緑が
私たちの育てた緑が失われようとしています。
6月5日は環境の日であり、6月は環境月間です。
みなさんの時間の、ほんの数分だけでも、環境について想いをはせてはいかがでしょうか?

アルゴア氏の映画「不都合な真実」は、世界中のひとに、環境問題が人類の生命に関わる深刻な事態であることを、強く認識させました。
記録的な旱魃がつづくオーストラリアの影響は、うどんの原料となる小麦を輸入している私たちに影響する可能性があります。
石油に代わるバイオエタノールの影響で、すでにオレンジジュースの価格は上がりました。
世界で起こっている温暖化の影響は、すでに私たちの身の回りにも現れようとしています。

地球規模で起こっている問題に、私達はいったい何ができるでしょう?
あきらめでしょうか?
それとも科学的な根拠が十分でないと目をそむけるでしょうか?
それともそのころには自分は生きていないからと無視するでしょうか?

私達は、それらとはちょっと違うことを行ってきました。
身近なことから、自分たちの出来ることから、緑を増やしたり、ゴミを減らしたりという活動を続けてきました。
緑を増やしたい、温暖化をなんとかしたいという気持ちを持っている人をつないできました。
5年という時間を経て、東京都から不透明な神社移転の検討を知ったとき、そのつながりは、たとえば7570名の「おかしい!」という声につながりました。
雑草だらけの荒地は、子供から大人までがつどう緑の交流拠点になりました。
花にいざなわれる蝶のように、ふらっとやってくる人が増え続けています。
ひとりの問題意識がつながり、それがまたつながって、大きな輪を作ろうとしています。東京都は気づかないかもしれませんが、その輪は、これからますます大きくなり、無視できないものになるでしょう。
なぜなら、この小さな活動は、世界的な大きなうねりの一部なのですから。

ひとりが意識すること。
そこから世界が変わる可能性が生まれます。
もしかしたら、今日がそのきっかけの日になるかもしれません。