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アクティブチームメソッドコンサルタントの日記

経営者や経営に関わる方々との出会い・気づき・学びを書いていきます。

現場に張り付く日々です

2011-06-25 08:06:56 | 改善活動
今週は久しぶりに連続して現場に張り付きました。

製造工場のラインに1日当たり約10時間。

年齢のせいか、立ちっぱなしがちょっときつく感じる今日この頃ですが、

誰が何と言おうと現場では本当の問題を直に確認することが出来ます。

一時、会議室での指導スタイルも多くなりましたが、

現場で問題を把握して、現場で話し合って、現場で改善する、がコンサルの基本だと再認識しています。

泥臭いですが、利益の源泉は現場です。


改善感覚

2010-01-19 09:25:29 | 改善活動
「改善感覚」は弊社の造語です。

どんな仕事でも、次のような構造で捉えることをお勧めしています。

【仕事】=【現状維持】+【改善】

現状維持とは、今の仕事のやり方をそのまま続けることです。

多くの場合、過去の先輩方の努力によるところが大きいです。

一方、改善とは自分が工夫をして新たに価値を付け加えることです。


仕事でやりがいを感じるときとは、自分の努力や工夫で仕事が上手くいったときですよね。

どんな小さな仕事でも、常に自分なりの価値を付け加えようとすること。

そのような意識が改善意識であり、

さらに意識しなくても体が自然に反応するくらいまでいくと、

それは改善感覚があるということになります。


会社において社員の改善感覚による行動結果の総和が、

会社の付加価値=利益と考えることができます。

改善感覚を磨きましょう!


改めてECRS

2009-09-14 20:03:02 | 改善活動
ECRSって、ご存知ですか?

製造現場で改善活動に携わっている方にとっては、今さらという感じだと思います。

でも最近、改めて有効な概念であると再注目しています。

IE(インダストリアル・エンジニアリング)は日本の高度成長を支えた重要な技術の一つただと思いますが、

その中でECRSの考え方は、直ぐに使えます。

無くせないか?組み合わせることができないか?入替えができないか?単純化できないか?

です。

それぞれ英語の頭文字ですが、詳細はネット上で調べていただければと思います。


改善活動における第一の障害

2009-09-08 06:22:29 | 改善活動
第一の障害は何といっても、自分たちは既に精一杯取組んでいるという現場の方々の思い込みです。

この気持ちを打ち崩すには、相当なエネルギーが必要です。

良い方法としては、もう改善の余地が無いと思っている職場で、実際に改善ポイントを見つけ出して実施例を示すことです。

しかし、この時点で皆が活動を進めることに対して納得するかどうかは、確実ではありません。

外部コンサルタントの立場で指摘をする場合、心から納得しない方々がいる場合が多々あります。

でもこのような方々は、仕事に対する思いの強い人が多く、後で結果を出していかれることがよくあります。

このような方々の気持ちをどう動かすか?

相手に対して、本当に良くなってもらいたい、という気持ちが伝われば、動いていただけます。

商売でコンサルに来ているとか、先生として指導する、といった姿勢を飛び越えて、純粋な気持ちで対象となる職場に良くなってほしいという思いが必要です。

相手の強い思いを変化させるためには、働きかける側の思いも本気でなければなりません。

そして、お互いの良くしたいという思いを何とかして共鳴させる、といったような感じです。

コンサルタントとして、客先へ訪問する時間に制約がある中で、どうやって人の気持ちを変化させていくかは、目に見える手法以上に重要な技術です。