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アクティブチームメソッドコンサルタントの日記

経営者や経営に関わる方々との出会い・気づき・学びを書いていきます。

改善の浸透にはやって見せて

2011-12-18 18:38:28 | 改善活動
当社は社員の経営者感覚を育成することが事業メインのコンサルです。

経営者感覚のための取っ掛かりとして、改善活動を活性化するところから始めています。

改善活動を採算意識へ結び付けて、さらには経営理念へ結び付けて、適正な人事制度でまとめるといった取組みをしています。

しかし、入り口であるこの改善活動、対象となる職場の従業員の方々の意識が変わらない限り上手くいきません。

どうやって意識を変えていくか。

これは地道な説得と行動しかありません。

コンサルタントの説明を受けて素直に直ぐに実行してもらえるようなことは、まずありません。

ほとんどの場合、目先の仕事が忙しいので改善は二の次となってしまいます。

そこで有効なのは、「改善を実際にやって見せる」ということです。

製造工場であれば、生産ラインの所に一緒にいって、今から何か一つ問題を見つけて改善してみましょう、とやるわけです。

山本五十六の有名な言葉があります。

やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

まさにこれです。

先週もあるクライアントにお伺いした時、女性リーダーの方から、

「二人作業を一人で出来ないかレイアウトを工夫してやってみたら、出来てしまいました」と報告を受けました。

改善の必要性に気付き、やり方を学び、実際にやってみる、この姿勢。

今は部下の人たちに一生懸命説明をされています。頼もしい限りです。

因みにこの改善案、お金は一円もかかっていません。

まだまだ改善ネタは沢山あります。

お金をかけず知恵と工夫での改善。


先週は商店街のお店の集客改善にも取り組みました。

社長を筆頭に店員全員が如何に本気になるか、そのためのシンプルな仕組みを作りました。

これからの売上の変化が楽しみです。


従業員の意識を改善へ繋げていく。

まず、そこに持っていけさえすれば、利益の変化も期待できます。


改善コンサルへのニーズが増加

2011-12-05 21:27:39 | 改善活動
最近増えています。

利益に直結して直ぐに成果が出る改善活動です。

現場で一緒になって改善に取り組むことは当社の特長の一つですが、一番目指したいことは経営者感覚を持った社員を増やすこと。

経営者感覚を持った社員とは、会社の目的意義を理解して、採算を意識しながら積極的に改善を行い、その結果お客様のニーズを満たして会社の利益に貢献できる社員です。

改善ニーズがあるお客様に対しても改善活動への取組みを皮切りに、経営者感覚にまでレベルを高めていくことを目指したいと思います。

甘いみかんをゲットする方法

2011-11-20 20:51:06 | 改善活動
家族で伊勢原までみかん狩りに出かけました。

沢山のみかんの木々を前にして職業柄、課題設定モードになってしまいました。

この中から甘いみかんを確実に見つけ出す方法はないか?

実地調査を重ねて、要件を4つに絞りこみました。

それを家族に伝えて皆で仮説検証。

どうやらほぼ100%間違いなく甘いみかんをゲットすることが出来ました。

今日は天気が良く達成感も気持のよい状況でした。

息子も楽しみながら問題解決に興味を持ってくれたらなあと思います。

因みに4つの要件は内緒です。

お客様の作業着を着て

2011-11-13 08:49:06 | 改善活動
新しく始まったお客様のところで社員と同じ制服(工場では作業着)をいただきました。

私の名前を刺しゅう入りで作っていただきました。

私はお客様にお伺いする時、いつも皆さんと同じ制服や作業着を準備していただきます。

気合いが入るとともに、心地よい緊張感があります。

経営改善への期待に何としても応えなければなりません。

活動の結果が利益に繋がりました、という報告を聞く瞬間が最高の喜びです。

その時を目指して、これからも現場に入り込んでいきます。

改善依頼が増えています

2011-06-27 19:18:38 | 改善活動
本日も新規依頼の連絡をいただきました。

今の時代を反映してか、利益に直結する改善依頼が増えていますね。

弊社の売りは、現場での直接アプローチ。

こちらで答を出してしまう取組みもあれば、

お客様の社員に気付いてもらって改善感覚を高めてもらいながら進める取組みもあります。

ニーズとしては直ぐに成果が欲しいというご要望が多いのですが、

社員のパワーでしっかり成果を出していく方をお勧めしたいのが、実は本音です。