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アクティブチームメソッドコンサルタントの日記

経営者や経営に関わる方々との出会い・気づき・学びを書いていきます。

採算意識と採算感覚

2009-12-21 15:37:03 | 採算感覚
「採算意識」と「採算感覚」。

この似た言葉の違いは何か。

私が重要だと考えるのは、採算感覚。

例えば車の運転は、慣れれば意識しなくても出来てしまう。

そのように意識していなくても感覚的に仕事の中で採算の判断が出来てしまうこと。

今の時代、経営者のみならず社会人として身につけておく重要なことだと考えています。

部門別採算管理への思い

2009-08-10 22:23:34 | 採算感覚
私は部門別採算管理を経営における重要な道具として位置付けています。

しかし、一般的な部門別採算管理に対する考えとは少し違います。


部門別採算管理は管理会計の部類に入るといったような議論は、重要ではありません。

部門別採算管理上の数値が財務諸表にピタリと合っている必要はないと考えています。

経営判断が出来る最低限の精度があれば十分です。

そのためには、クライアント企業の数値管理能力や業界特性等を考慮し、その最適な形態を見極める必

要があります。

また、社員の負担にならないようなシンプルな活用方法を考えなければなりません。


重視すべきことは2つです。

経営判断の手段として、いかに早く部門別採算の数値を算出するか。

社員の気持ちを、いかに「改善に取組もう」へ繋げていくか。


企業によっては管理のための管理になってしまっていて、せっかくの部門別採算管理が単なるお荷物に

なってしまっているところがあります。

ひじょうにもったいない状況です。

活きたシンプルな使いやすい道具として構築していきましょう。

経営改革において、部門別採算管理は素晴らしい道具です。

採算をシビアに見ていく時期です

2009-08-04 22:42:35 | 採算感覚
大手デパートの売上実績のニュースがありました。

前年同月比で10%から15%のダウンだそうです。

スーパーも売上が低下しています。

ボーナス時期を境にして、一般消費者の財布の紐がより固くなりました。

メーカーなどの供給側は、いかに消費を喚起する商品やサービスを打ち出していくかが課題です。

一方で会社の内部的には、経費の無駄な部分をシビアに排除していく努力が必要です。

事務用品や消耗品を買い過ぎない。

水道光熱費を極力抑える方法を検討する。

他にもやるべきことが沢山あります。


今回は電気代の削減案を一つご紹介しましょう。

事務所での改善案です。

仕事をするエリアを今の部屋の中でできるだけ端へ詰めていき、空きスペースを作るようにします。

通路を狭めたり、無駄な置物を無くします。

平面的に置かれている棚等はできるだけ立体的に重ね、専有面積を小さくしていきます。

そして、新たに出来た空きスペースの上の蛍光灯を外してしまいます。


そこまでやるのか、と思われるかもしれません。

今の中小企業ではここまで努力している会社が多くあります。

細かいとか窮屈など、言っている場合ではないでしょう。

生き残らなければなりません。

考えれば、まだまだ方法はあります。

何とか頑張って、今を切り抜けましょう。