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アクティブチームメソッドコンサルタントの日記

経営者や経営に関わる方々との出会い・気づき・学びを書いていきます。

先の不安とどう付き合うか

2009-08-20 19:50:22 | 道徳・倫理
今朝はお坊さんのお話をお聞きしました。

無一物で出発し、托鉢をしながら全国行脚をされた体験談です。

毎日、食事代や宿泊費を托鉢から捻出しなければならないのですが、

当初は今日は大丈夫かという不安ばかりが気持ちとしてあったとのこと。

そして、だんだんと先のことは仏に任せ、今だけを考えるようになると、

結果的には多くの人に助けられ、全国を回ることが出来たのだそうです。

お坊さん曰く、人は他人に尽くしたいという構造になっている。

他人のために尽くさないと、満足感は得ることができない。

正しい行動の人は、助けてあげたいと思う。

だから、自分が正しく行動していれば、必ず手を差し伸べてくれる人がいる。

よって、先の不安を抱くよりも今を正しく生きることが大切であるということです。

なるほど、と思いました。

宗教的に神にすがるつもりはありませんが、気持ちの持ち様として参考になります。

先の不安が大きくなりすぎると、今が不完全燃焼になってしまいますから。

リーダーとは

2009-07-19 07:39:53 | 道徳・倫理
おはようございます。

昨日は有名作家のM先生のお話をお伺いしました。

沢山の気づきを得ましたが、その中から一つ、リーダーについて書きます。

先生曰く、リーダーとは、あの人のようになりたいと思われる人、尊敬される人です。

そのためには、どうするか?

「人格を磨くこと」です。

人に敬愛される人徳をつくることです。

考え方の基本は、五常と言われる仁・義・礼・智・信の五つの徳を備えること。

既に様々な場面で耳にしてきた五常。

改めて先生のお話を伺って、そうだなと思いました。

日本人であれば、おそらく遺伝子として受け継がれ、一番納得できる生き方のような気がしました。


ところでリーダーになれば、すぐに徳のある人間として振舞うことが要求されるということではありません。

それは無理です。

相応しい人がリーダーにつくということも、必ずしも実現するとは限りません。

人間として、日々、人格磨きに気を使っている状態があればよいのだと思います。