人生100年時代というフレ—ズが流行りました。今でもそう言われているかもしれません。確かに医療技術も進み、健康増進・維持のための手立て等の情報も適時入手できるため、そのようにもなったのでありましょう。
ただ、長く生きたから良いというものでもありません。
その人生で、更なる魂の学びがあったり、世の中に貢献できるのであれば、勿論それに越したことは無いとは思いますが、単に肉体生命を維持するだけで、更には周囲に迷惑をかけるよりは、適正な時期に寿命が訪れ、この世から卒業することは、決して忌み嫌うものではなく、ある種妥当でもあるとは思います。
人それぞれ寿命は違うかとは思いますが、現時点では80才位までには、現役にて学習や社会貢献(何らかの仕事含む)をしていけるような計画を練ってみようかと思います。
それまでに寿命が来ればそれも良し、又は更に生きながらえてもそれも良しだとは思いますが、間を取って80才位を最終目標地点と設定し、逆算スケジュ—ル、予定を立ててみたいかなと思います。
何故ならば、気力・精神力は更に鍛えたり、維持することは比較的可能性は高いとは思いますが、知力・体力に関して、特に体力に関してはその維持が難しいからです。過去のあまたの為政者達が不老不死を願って、あらゆる試みをしたとも言われていますが、"四苦の苦しみ断ち難し"と釈尊がおっしゃったように、この生老病死から逃れることはできませんので。
となると80才まで後20年弱となり、この年数が長いのか短いのかは、その時の心境により感じ方は違いますが、どちらかというと直ぐ訪れるように感じます。特に年を取ると、時間が過ぎるのが余りにも早いと感じますから。
その意味でも一日一日を大切に過ごして、充実したものにしたいものです。"一日一生"を"平常心"と共に、座右の銘として改めて入れ直したいところです。