写真で絵草子

  カメラ知らずがカメラ持ち、写真知らずが写真撮り、只々シャッター切ることの楽しさ。

50C-A10ソケット

2005年07月23日 | 電子工作
NEC 50C-A10(6C-A10)用 12Pソケット

QQQ製

緑色というのがいいですねー、今までとは違う 新しい真空管ですよー、
QQQさんの意気込みが感じられます。
それまでの真空管ソケットといえば黒色、茶色(薄い茶か濃い茶)、そしてタイト製の白色の三色ですべてでした。
このソケットのおかげで当時(昭和40年頃でしたか)のアンプ自作派のかなりの人達がこの球のアンプを作ったようです。
しかし ソケットとしては結構な値段で 予備を含めて6個買って500円~600円だったと定かではないですが記憶しています。
ちなみに 50C-A10ペアチューブ(2本)のメーカー定価が1200円(1本600円)でした!

その頃 メーカー製アンプはかなりトランジスターアンプに、という真空管から半導体への端境期ともいわれる時代に QQQさんには LUX社向けにかなりの納入数があったにせよ 私達アマチュアは感謝しています。




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50C-A10

2005年07月16日 | 電子工作
NEC 50C-A10

37.8パイX78.1H
12P 3極管 ヒーター電圧50V 
他にヒーター電圧6.3Vの6C-A10もあります。

3極管なのに なぜ12本ものピンが?と思われますが 実際にアンプとして実装した場合に  ソケットの向きと配線の引き回しとの関係を ノイズ、配線の容易さ、そして仕上がりの美しさまでこだわった結果です。
当時、このピン形状の真空管は初めてで それに合うソケットは勿論無く、QQQさんがNECの要望に答えて同時にソケットを発売し 自作派にはずいぶん喜ばれたものです。(後に写真を)
 
3極管ですが実際は4極管構造で管内部で3結に接続しています。
出来るだけ少ない入力電圧で 出来るだけ大出力、しかも直線性の良いものを といういわば相反する条件をクリアーする為に4極構造の三結による3極管という設計になったと聞いています。
写真は HiFiグリーン・シリーズと銘打って発売されたペアチューブのものです。
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6Z-DH3A

2005年07月12日 | 電子工作
NEC 6Z-DH3A

トップ28.15パイ、胴37.5パイX88.0H
6P ST、
一本で検波電圧増幅という二極3極複合管?だったような?定かではありません、どなたか知っている人がおられたら教えてください。

これも友人に貰ったもの、先の6W-C5と同じ古い五球スーパーラジオから抜いたものと思います。
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6WーC5

2005年07月10日 | 電子工作
NEC 6WーC5

トップ28.6パイ、胴回り37.7パイX89.3H
7P ST五極管

並四、高一中二、5球スーパーと並べれば 昔ラジオ工作好きだった人にとって、
懐かしい との思いだけでしょうか いろいろな事が思い浮べられてくるのではないでしょうか。

シールドとして管内壁に金属粉を多く混ぜた塗料を塗っています、鉛か亜鉛か他のものかはわかりません。
中波及び短波受信機の高周波段、アマチュアでは送信機にも使われた人もおられたようです。
 
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12BY7A

2005年07月08日 | 電子工作
NEC 12BY7A

20.3パイX51.1H 9P MT双3極管です。
通信機用と管壁に印刷してあり、高信頼管と違い一般の大量生産品の中から選別したものです。
通信機用として選別する場合、極間容量の少ないものを主に選別したようです、
まあ あたりまえですか。

GEかRCAのライセンスを受けて生産されたものです。
結構パワーのある球で [ドライバー12BY7A]-[ファイナル出力6146B] このコンビは
アマチュアHF帯SSB送信機としいて欠かせない存在でした。
ただ アマチュア用として使われた場合、ちょっと無理して使っていたのでアクティブなアマチュア局には予備の常備が良しといわれていました。
やがて TR,FETの時代が来ていつの間にか消えて行ったのはしかたないこででしょう。

又、このコンビは 海、陸の業務用無線機にも数多く使われたのでプロの無線技術士さんもお馴染みであったろうと思われます。

  
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6146B

2005年07月07日 | 電子工作
GE 6146B  8P GT管トッププレート

この前の写真の箱をひっくり返しただけの写真です。
いろいろ 宣伝文句が書いてあります。

この球の管壁にも 6146B/8298Aと米軍識別番号(高信頼管軍用無線機器メーカー向け)が印刷してあり 元々軍用の物として作られたもののようです。
それが時代とともに不要となり メーカーにもう勝手に売ってもいいよ ということで白箱でなく自社の箱で販売されたものでしょう。

やはりGE製のものから先に早く売れたそうです。
二回目注文したら もう他社製のものしか残っていない といわれました。

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K・パスコン

2005年07月06日 | 電子工作
通称 「銀タンタル」、 タンタル電解コンデンサーの一種です。
8.4パイx14.8H 写真はほぼ原寸大。
メーカーはわかりません。

今日これを 現用自作アンプの初段WE349Aのカソードから取り外し パスコン無しで、半日CDを聴いていました。
このアンプを制作して34年、その間カソード・バイパス・コンデンサーだけでも何種類のコンデンサーを取り替えて聴いたことでしょう。
終段2A3PPのKパスコンも加えると結構な金額になります。
良いか悪いかは別として どこのどの部品(線材含む)を交換しても多少は有りますが音は変ります。
オーディオの道はまさにカオスの中を漂うがごとく。

今日 原初の増幅器の姿に戻しました。
勿論 利得の下がるのは承知のうえ。 果たして如何に。

K・パスコン。 若干の利得を稼ぐより他(帰還の事もありますが) 何の役目があるのでしょう、
あらためて考えています。


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6146B

2005年07月04日 | 電子工作
ゼネラル エレクトリック=GE 6146B

高周波の HF帯のファイナル送信管とし良く知られています。

特に1990年位までにHF帯で開局したアマチュア無線局の局長さんは、もうこの球なしでは・・・。

さらに 最初にコリンズ社がアマチュア局用にこの球を2本使って100WトランシーバーKWMシリーズを発売したときには
設計の秀逸さとそれを保持出来る精緻な構造及び堅牢さと相まって、
世界中のアマチュア局は まさに狂気のごとく憬れたものです。
しかも 価格も当時のまだ少なかった大卒初任給の一年分以上ともいわれたもの。
当時は ローンなども無く 日本に入ってきたのはいつごろからでしょうか。
今でも このKWMシリーズのトランシーバーを慈しむように現役で使用している局長もおられます。

現在 この真空管も市場ではあまり出回っていないのでは。
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6AU6

2005年07月02日 | 電子工作
名称の末尾にWCとあり、
いわゆる白箱といわれる箱と、管壁にも JAN 6136と米軍識別番号が印刷してあり、
米軍用の予備球であった物と思われます。
もうTRも過ぎICの時代です、不要になり 払い下げたものでしょう。
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6AU6

2005年07月02日 | 電子工作
オーディオ用電圧増幅管として使用した場合、 
直線性も良く、また馬力もあるといわれています。
三結使用でもいけると思います。

見た目小柄ですが。
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6AU6

2005年07月02日 | 電子工作
GE 6AU6WC

高さ40.1mm 直径12.8mm 
7PのMT 五極真空管です。



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