マイクロフォーサーズでいこう!

野鳥専用のG9と普段使いのGF10で撮影した画像を紹介しています。

中国メーカーのレンズ

2021-03-24 21:38:04 | カメラの話題




ふところ事情も大いに影響しているのですが、最近、中国メーカーの明るいレンズを続けざまに手に入れました。
巷では「中華レンズ」と言われていますが、侮蔑的なニュアンスのあるこの表現が私は好きではありません。かつて日本製品が言われていたであろうことを、繰り返すようだからです。

それはさておき。
上の画像はMFレンズです。TTArtisanというメーカーで、35mm/f1.4で9000円くらいです。先日入手した富士フイルムのX-T1のファインダーがMF撮影も考えて作られていることが分かり、トライしてみることにしました。
セレクターでMFを選択すると、ファインダー内に大小2つの画面が現れ、小さいほうがAFターゲットの部分の拡大表示となっています。この拡大表示がとても見やすくて、ピントが合わせやすいんです。かつてファインダーの出来があまり良くないマイクロフォーサーズ機で、七工匠(7artisan)というメーカーのMFレンズを使ってみたことがあるのですが、ピントの山がつかめず、私にはMFは無理だと諦めていたのですが、これなら大丈夫そうです。

それから、このレンズのもう一つの魅力は、とにかくかっこいいこと。オールドレンズのような雰囲気を持ち合わせていますよね。
シルバーも似合いそうです。

下の画像はVILTROXというメーカーのレンズで、23mm/f1.4。こちらは中国メーカーでは珍しくAFです。AFですので、さすがに1万円以下という訳にはいきませんが、これも純正レンズの1/3くらいの破格のお値段です。
先のTTArtisanと比較すると大きくて重いし、デザインも現代的で普通ですが、この値段でf1.4が手に入るんです。もう万々歳です。

次は中望遠系の単焦点を狙います。メーカーはいくつかありますので、どこにするか楽しく迷うことにします。

やっぱりフォーサーズでいこう(笑)

2021-03-17 18:55:09 | カメラの話題
以前、クラシッククロームで撮ったダリアの写真が忘れられずに、また富士フィルムに手を出してしまったのですが、やっぱりフォーサーズに戻ってきました。
X-E2という小型軽量なモデルを選んだんですけど、PL7と比較してしまうと二回りくらい大きいし、花撮りに使う50-230mmと組み合わせると、こんなに違います。ちなみに、45-175mmはインナーズームなので望遠端でもこのままですが、50-230mmはこの倍くらになります。



この違いを「こんなに」と捉えるか「この程度」と捉えるかは人それぞれだと思いますが、G9+パナライカ100-400mmを肩にかけ、ショルダーバックに小物と一緒に忍ばせておくカメラとしては嵩張ります。
それに、この大きさだったら、わざわざG9と別建てで持っている意味ないんじゃない?なんて自問自答が始まって、カメラの携帯性がクラシッククロームのダリアに打ち勝ってしまう訳です。

結局私は、写真よりもカメラが好きなんだと思います。X-E2よりもE-PL7が機械的に優れているとかそういう意味ではなく、自分の気に入ったカメラで写真を撮りたいんだなということです。PL7のサイズ感とシャッター音、最高です。用がなくても、カメラを握ってシャッターを押してしまうほどです(笑)。
メインで使っているG9のシャッター音は軽すぎて頼りなく、正直言って好みではありません。でもその代わり、強力な手ブレ補正と小枝をかき分けてくれるAF性能は野鳥撮影には強力な武器となります。

ハードへの投資はこのくらいにして、これからは腕を磨いていきたいと思います。
今回の野鳥は、先日、東高根森林公園で撮影したヒレンジャクです。