マイクロフォーサーズでいこう!

野鳥専用のG9と普段使いのGF10で撮影した画像を紹介しています。

虹とスニーカーの頃

2022-08-12 23:58:52 | 音楽談義
歳がばれますが、チューリップのこの曲が流行ったのは、私が思春期の頃でした。
夏の日の夕立の中、恋仲の二人が路地を駆け抜けていく光景が目に浮かんできて、おっさんになった今でも胸がキュンとします。

ただ、今の時代、「わがままは男の罪、それを許さないのは女の罪」というのは、ちょっといただけないかなと思ったりもします。
そんな歌詞がまかり通った、そういう時代だったんですね。昭和というのは。

この曲の、もう少し前になりますが、神田川という曲がありました。これも、その光景が目に浮かんでくる名曲です。
恋仲の二人が、寒い冬の日に一緒に銭湯に行ったのですが、先に銭湯から出てきた彼女さんは、さんざん待たされて冷え切ってしまいます。
ようやく出てきた彼氏は、彼女さんを抱きしめて「冷たいね」って言ったそうです。

う~ん、どうなんでしょう。
「こんなに待たせといて、そんだけかい!」って言われませんかね。
こんなストレートに言われなくても、「もうあなたとは銭湯行かない」って言われますよね。
この歌で描かれている、いじましい女性の姿も、昭和ならではという感じがします。

コルトとアヌエヌエ

2022-07-16 22:18:55 | 音楽談義
ヤマハ2本体制に飽きてきたので、ここ数ヶ月間、入れ替えを模索していましたが、ようやく決まりました。


紆余曲折がありました。レコキンは何本も試しましたね。ギルドやアイバニーズ、久しぶりのモーリスにリトルマーチンも試しました。
一番高いもので6万円くらいですので、ギターとしては安価なものばかりでしたが、またしても散財してしまいました。
でも、これからずっと(できればくたばるまで)使えるギターを手にしたかったので、無駄だったとは思っていません。
ギターのコンディションの勉強にもなりました。

しばらくこれでいこうと決めたギターは、この2本。
コルトのコアシリーズ、総単板マホガニーのモデルと、アヌエヌエのトップ単板スプルースのM12です。
コルトはレギュラースケール、アヌエヌエは610mmのショートスケールです。アヌエヌエはショートスケールながら、ボディの厚みはドレッドノートと同じくらいあり、小ぶりながら、なかなか鳴ります。

コルトはすでにペグとサドルを交換しました。サドルは6弦12フレットで、2.3mmあたりになるまで削り込みました。(ちょっと削りすぎましたが。。)
最初は1弦と2弦が微妙にバズっているような音だったので、トラスロッドで少し順反り側に調整したうえでサドルを削り、いい感じに仕上がりました。

ギターは気まぐれなので、明日はまたコンディションが違うと思いますが、今の状態がキープできれば、買い替えたくなる衝動には駆られないと思います。

コルドバのミニギター

2022-05-12 21:56:54 | 音楽談義
前回はレコキンの2台体制なんて記事書いてましたが、すでにレコキンはいません。読み返すと、そうとう気に入っているようなこと書いてますが、何だったんでしょうね(笑)
いま手元にあるのは、アイバニーズの格安エレアコとヤマハのギタレレ。(とは言うものの、ギタレレはほとんど弾いてません。やはりギターと違うAチューニングは、なんか馴染めません。弾き語ろうにもキーが合わないし)
ただ、ギタレレを弾いてみて、ナイロン弦の音っていいなぁと思いました。ギタレレは、ウクレレの低音側に2弦追加した仕様になっています。ただ、いかんせん極端なショートスケールなので、少々弾きにくいんですよね。

思うんですけど、こういうショートスケールのギターって、達人でないと弾きこなせませんね。小さいから弾きやすいと勘違いしてしまいがちですが、小さいギターほど、テクニックが必要だということがようやく分かってきました。フレット間が狭くて指が詰まってしまうので、綺麗な音を鳴らそうとすると、絶妙なタイミングで指をずらしたりする工夫が必要なんですよね。

なので、普通のギターと同じEチューニングで、もう少し大きめのガットギターはないかと思ってググってみたら、コルドバっていうメーカーを見つけました。
ナイロン弦のミニギターをたくさんラインナップしていて、私のような常時金欠ピーポーにも優しいモデルをラインナップしてくれています。

さっそくお目当てのモデルをユーチューブで検索すると、なかなかの人気のようで、いろんな人が動画をアップしています。
アコギの演奏動画は真顔で速弾きを披露するようなものが多いですが、コルドバのミニギターは穏やかな顔で弾いている人が多いように感じます。ウクレレを弾いている人と同じ顔ですね。

私のように、ゆっくりポロポロ弾きたいという人には、このギターががあっているような気がしたので、さっそく手に入れてみることにしました。
コルドバのMiniⅡ FMHというモデルにしました。今から楽しみです。


GLIM SPANKYでいこう

2021-04-24 21:59:37 | 音楽談義
今、E.V.I聴いています。GLIM SPANKYかっこいい。大好きです。変に気取ってなくて、ナチュラルな感じがいい。
ちょっと前までは、ジャニスジョプリンを意識してか、喉を絞ったような歌い方だったけど、最近は伸びのある綺麗な声になりました。
ド素人の私が言うのもなんですけど、長くプロとして活動するとしたら、あの歌い方では喉がもたないと思ってました。
ほっといたら何時間でも音楽のこと話してそうな、相方の亀本クンのマニアっぽさもいいですね。教室に顔出さずにずっとギター練習してました的な雰囲気を醸し出してます。

最近は、全然毛色は違うけど、フジファブリックも気に入って聴いてます。志村さんのいた頃のね。
あのわざと音程を少し外した、とぼけた歌い方がなんとも耳に心地いい。それでいて、前衛的なメロディーの曲もあったりするから、おもしろい。
亡くなっちゃったから、新しい曲を楽しむことはできないけど、何度聴いても飽きないから、まだまだ楽しめそうです。

アコギはデリケートな楽器ですね

2020-12-26 18:03:31 | 音楽談義
いつまでも初心者に毛が生えた程度の腕前で成長がないのですが、アコギは、ほぼ毎日触っています。
「天国への階段」のイントロが弾けるくらいのレベル、と言ったら分かりやすいでしょうか。

アコギは2台持っていて、2台ともヤマハです。初心者用の定番FG830と、ちょっと小ぶりなパーラーサイズのCSF-1M。
今回話題にするのはFG830のほうです。



ここ何年か、フィンガースタイルを練習しているのですが、冬に入ってから、押弦の際に指が微妙にずれて弾きずらさを感じるようになってきました。12フレットの弦高を計ってみたところ、弾きやすさの境界線と言われている3mmを上回っていました。夏は少なくとも3mmは下回っていたと思うので、気温の差で変わってしまったのかもしれません。
弾いていてあまり気持ちよくないので、素人は手出ししない方がいいと言われている、弦高調整に挑戦してみることにしました。

弦を緩めてサドルを取り外して、細いマジックで目標ラインを書き込み、机の上に紙やすりを敷いて、目標ラインめがけて、ゴシゴシ削ります。
最初は800番を使って慎重に削っていたのですが、時間がかかるので、途中から400番に変更しました。削りすぎると取り返しがつかなくなるので、何度かブリッジに嵌めて弦高を計り、また外して削りを繰り返して、2.5mm近くになったところでストップしました。

サドルを削った効果で、とても弾きやすくなったのですが、なぜか1フレットのセーハで音がビビるようになりました。
弦高下げたのにどうして?分からないな~と思いながら、もうサドルは削りたくなかったので、トラスロッドで調整することにし、試しに順反りを修正する方向(時計回り)に回してみたところ、これが効を奏して、ビビらなくなりました。

コンマ何ミリ単位の修正だけで、弾きやすさが大きく変わるんですよ。今回は、たまたま修正がうまくいきましたが、逆に却って弾きにくくしてしまうこともありえる訳で、アコギってデリケートな楽器なんだなとあらためて感じました。