BMXライダーへの道

BMX未経験の47のおっさんが普通の小学5年生のしんのすけと予選落ちしながら超マイペースにBMXレースに挑戦しています

韓国レポート 番外編②

2005-04-29 23:52:21 | 韓国ツアー
番外編(bakaちゃん)

行ってきました、SWIC・ソウル ワールド インライン カップ(2005年04月10日)
前日より雨が降っており、前日に滑ることができず。
一週間振りに当日スケート靴に足を入れることに。
更にスケート靴を履いてのアップが出来なかったのが(雨が降っていた事により)辛かった。
自分は、徐々に脈を上げて行き、結構アップに時間をかける方であるのだが、
海外で勝手が分からず、車道にアップにも行けず困った。
右往左往している間に、女子スタートになってしまった。
オロオロしているうちに、続いて男子スタートになってしまった。
アップが出来ていないので諦めて、中盤からスタートした。
(前の方からスタートしたら危険なレベルだから当然だが)

中盤からでもスピードについて行けないと思っていたが、ちょうど良いスピードであった。
縦に4,5人の列が、 横に4,5列 上がったり、下がったりしている。
自分の視界で見える範囲にはスケータだらけ、先頭など、どれ位前なのか分からない
まさに、「 集団の中 」という感じであった。

自分は、レースでの周り(集団での位置)を見るのが苦手なのかもしれない。
1月の渡良瀬ですら、集団の後ろについていて、先頭が誰か?どうなっているのか
レース後ビデオにて知った状態。
(高萩さんが頑張ってたのも知らず。高萩さんが落ちてきたとき、何故????状態であった)

スタートして、500mm程度の時に前に、4人ぐらいで同じユニフォームの人たちが居て
良いペースで滑っていたので、着く。
横からジワジワ抜いていくパック(3,4人)も何個かあるが、
速く感じないのだが、いざ着くとなると、きつい。 
焦れば、焦るほど無駄に力が入り遅くなる。
道が広いので他の選手と接触したり、蹴られたりは無かったが、逆に道が広いため横を
通るパックに着こうと思っても、横に移動を伴い、更に、ウエットな路面のため、横移動が
シンドイ状態であった(と言うか自分のレベルじゃ出来ません)。
そこでパックを移動せず同じパックで行くことに決める。
雨の日は、レベル差がはっきりする(力不足を痛感)。

力みと、細かい路面の凹凸(前日のタクシーのコース下見では分からなかった凹凸やミゾ)
で、脛がかなり痛い。久しぶりの脛の痛みに焦る。
かと言って踵ばかりに重心を意識すると転びそうになるし、横ずれですっぽ抜けるし。

レースを楽しむ間もなく、右カーブへ。あっと言う間に2.4km地点。
でも余裕があるわけでも無い、必死に曲がる。

途中気が着くと、4,5人で引っ張ってもらっているパックが、
20人以上になっていたような。(あまり周りの状況を把握できていないが(笑))
しばらくするとogawaさんが見えてきた。リズムに乗れて居ない様子で落ちてきた。
ogawaさんに手で合図をして、パックに入れようとすると、
凄い笑顔で違う人が入ってきた。
(おまえじゃないよ!と心で叫ぶ。日本語で言っても大丈夫だったかも)
ogawaさんも無事パックに入る。

ogawaさんと同じパックで行く。何度かペースが上がったりしたが、着いていく。
その後、パックから抜け出して、前のパックに行こうとする2,3人に着いて
パックから抜けて着いていくことに。ところが抜け出して前を目指すと、着いていく
ことが出来ず、
一気にバテバテになる(突然電池切れ状態)。
着いて行ければ、ogawaさんに勝てると思ってのと、
脈の割りに辛くなかったので行ってしまったが、
バテバテにナリ、一人旅になって、少し後悔する。
前も後ろもしばらく居ない。

仕方ないので、自分のリズムを取り戻そうと
一歩を長くする、集中力が欠けた状態で、ボーっと滑っていると
あれ、おれ こけてる ・・・やべーーー!
(その前にも集団の中で何度か転びそうになって居て不思議とこけなかったのだが)
立ち上がると、ogawaさんが「大丈夫?(だよね という顔で)」って言って過
ぎ去っていく。
その後、力を抜いて滑るものの、スピードは、落ちる一方
 (※ ogawaさんから見た bakaちゃんの転倒

長袖を着ていたが、右肘の部分が破けている、血も出ているので右だけ腕まくりした。

その後、何個かパックに乗っかることが出来ず、どんどん落ちていく。きつい。
やっと、登りで抜かれたパックに必死にしがみ着き、パックに入った。

しばらくすると、パックが分断し置いて行かれた方になりパックが小さくなった。
で、20.6kmの折り返しには4人ぐらいで入った。
人が少なかったので、割と大回り気味から、内側に入り込むラインを取った。
後ろから来たハイパーのスーツ着た人が、オーバースピード+自分の予期せぬ動きのため
転んでしまった(すまん)。

折り返してから、反対車線の自分より後の人を見ると、直ぐ後ろは、ぱらぱらであったが
結構離れた位置にパックがあり、自分より後ろが思っていたより居てびっくりした
(ちと安心した)。

その後、イーブンペースの2人の後ろにしがみつく、途中右に曲がった後、
立体交差の下(トンネル)を通るのだが、前の人が間違えて右折して歩道よりを進もうとした
(つまり、立体の上側の交差点に行くほう)。直ぐに気がつき、合図しながらコースを戻り、
下り坂に。
下りで濡れている道でも、どんどんスピードが上がる。
下りでスピードが出た所で、焦っていたのか、コースを間違えそうになって気が動転したのか、
下りきった一番スピードが出る所で、前の人が転んでしまった。
転び方は、しりもちをついた状態で、手足が前に投げ出された状態。
スケートの踵のタイヤ と 雨で路面が濡れていたことから、
しりもちをついた状態で、かなり滑っていた。
おしり破けて凄いことになっているんだろうなと思いつつ先に進む(痛そう)。
何故かこのとき、道間違えかけたこともあり少し離れ気味で後ろに着いていた
(集中力が切れ、少し離れ気味だったのかも知れない)ので問題なく避けられたが・・・。

その後自分ともう一人で行く、自分の方が余裕が無く、ひく距離が短いものの
交代しながら行くと、

30kmの看板が 無造作においてある(もう役目が終わっているかのように)。
時計を見ると1時間5分近くを指している。
え、1時間過ぎてる、このままでは、1時間半越えてしまう。
オミット?・・・と思って焦りながら進む。

すると、20km組と合流する交差点(31.9km地点)が見えてきた。
交差点の先には、うじゃうじゃ、人人人・・・・。
交差点に差し掛かる所で、Ohtakeさんを発見。
何か知っている人を見かけると少し安心する。

しかし、交差点渡らしてくれずにオミットだったらどうしようとドキドキしながら通過。
一緒にいた人が、スピードアップして、人の間をすり抜けていく、少しは着いて頑張ったが
すぐに、着いていくことできず離れる。

人が多くて邪魔にも感じていたが、逆に人が多く 抜くのが楽しく
テンションが上がったことにより、どうにかスピード維持。
かなりアップアップで、下りを下り、トンネルを抜け登りに差し掛かると
6,7人のパックが来た。折り返しの時、結構離れていたあのパックだろうと思い
だいぶ落ちたなと思いつつもパックに助け舟とばかりにしがみつく。

35kmの看板を見たとき1時間14分ぐらい。あと7kmを16分って・・・・・
(無理か)。

パックに着いて少し経つと楽になったが、1時間半でゴールが怪しい状態だけにやた
らタイムが気になる。
(結果からすると、1時間半切れなくてもタイム出てたし、問題なかったようだ。)

前に、TSIのスキンスーツが見えてきた。髪が長く小柄で有ったこと。、
スタート直前 うろうろしており、 仲間内で誰が着てないのかなんて
知らなかったので タケジュンだと思った(すまん)。

近づくと、知恵蔵さんだった。知恵蔵さんに、つい、「時間がーーー! 間にあわね
え」って叫んでしまった。
知恵蔵さんを抜いた後まだまだ、競技場が見えず距離あると思っていると、
競技場が目の前に突然現われ、あっという間にゴール。
ゴールゲートのタイムは1時間32分(女子のスタートからの時間)を差していたが、
手元のタイムでは1時間30分を切っており最低限の目標はクリアしたが、
2分弱しかクリアしていないので、満足いかないタイムであった。


来年も楽しみたいと思うレースであった。
イムさん いろいろありがとう。
(イムさんが速くなるように協力しますので来年もよろしく(爆))

※ bakaちゃんのレース中のハートレートモニターのグラフは こちら を参照して下さい。


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3 Comments

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Unknown (ヒロリン)
2005-05-03 00:43:21
bakaちゃん、こんにちわ。ヒロリンです。道満では何度かお目にかかっておりました。というか、コッソリ知っていたというほうが正しいでしょうか(笑)

レポート読ませていただきました。とてもリアルでレースの雰囲気がとてもよく伝わってきました。レース中のイメージがとてもよくわかりました。読んでいて、うわーすごいなあ、という興奮した感覚を受けました。

今回は雨で路面がウエッティだったのでそれは残念でしたが、来年、ベストコンディションで挑めるといいですね!
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どうも (bakaちゃん)
2005-05-03 21:47:41
どうもヒロリンさん、京都に行っちゃったんですよね。



レポートは、くにさんのBlogにづかづかお邪魔してます(笑)



でもレースの詳細は、連載中のogawaさんの方が凄いですよ。



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Unknown (ヒロリン)
2005-05-04 17:16:29
おっ、そうなんですかっ!

早速拝読してまいります!
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