今日から全国的にお盆明けまで猛暑が続くそうですね。
みなさんくれぐれも熱中症にはお気をつけてくださいね。
仙台は今七夕祭り真っ最中です。前夜祭の花火大会には50万人集まったそうで、私は今回は川内の宮城県営博物館の近くで見ました。
仙台七夕ですが、ことしは「つなぐ」というのをテーマに、和紙で作られた吹き流し、短冊をまとった青竹3000本、短冊一万3千枚などが定禅寺通りや一番町商店街などを飾り、推定200万人以上のお客さんを見込んでいるそうです。
仙台七夕祭りは洗練されてるのか動きがなく落ち着いていて、宮古産まれの鼻息荒い私としては、舟山車とかよさこい踊りとか、こう「うわ~」(→意味不明)といったものかないので、なんとなくもの足りないものを感じております。なんかやはり町をみこしとか山車が練り歩くのがDNAに刻みこまれているのでしょうね。といいますか、地域によって祭りに何を求めるか、その感覚は違いますからね。
私は「不幸な<意識>」の真っ最中20代後半、「労働とは何か?」というテーマを掲げ肉体労働をしに、新潟県佐渡市で住み込みで働いたことがあるのですが、そこでの祭りもすごかったですね~。みんな殺気だってるというか、アンタッチャブルな雰囲気のお兄さん、お姉さんがたくさんいましたね。あそこは佐渡金山が有名ですし、その影響で昔は遊郭街なんかも栄えていたそうで歴史的に非常に面白い所だと思います。
そして、なぜか「京ことば」や能文化が発達しているんですよね。。やはり政変で敗れて都から流された人たちがたくさんいたからなんでしょうか?
佐渡には「おけさ踊り」というのがあって、昔、囚人がお祭りのときだけ、頭を隠して踊るのを許されたそうですね。お祭りは、ハレとケのハレで、日常隠されたいろんな思いがカーニバル的に発散されますが、佐渡のお祭りの喧騒の中には悲哀というか、もの悲しいものを感じましたね。
さてさて、仙台七夕に戻りますと、つまり私は七夕自体は面白くなくて、その前夜祭の花火と最終日の竹の解体作業を見る方が好きなのです。
すごい迫力ですよ~。あんな十数メートルもあるりっぱなぶっとい竹を男性の方何人ががりで声掛けしながら「ば~ん」て倒して、チェンソーみたいなので「ぐわ~」といっせいに解体するわけですから!竹の解体ショーです。
こっちの方が好きで今年も明日観に行きますよ~。使った吹き流しは、その後老人福祉センターや、病院などに寄付するそうです。
さてさて、もう少しでお盆ですね。
みなさんも里帰りなどされるのでしょうか?道中長い場合、車中で聴く音楽結構迷いますよね。
アリソン・クラウスはどう?と知人から教えてもらったのですが、これなんかいかがでしょうか?「ブルー・グラス」という音楽のジャンルがあるのを初めて知りました。(加賀谷)