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てつがくカフェ@いわて

てつがくカフェ@いわてのブログです。

ブルックス・ブラザーズ②

2013-07-27 17:28:05 | ファッション

今年6月6日、映画『華麗なるギャツビー』が6月14日(金)に公開されるのを記念したイベントが『ブルックス ブラザーズ 丸の内店』で開催されたそうです。

招待されたのはブルックス ブラザーズをこよなく愛するファンたち、そして『GQ JAPAN』を愛読する25組50名の読者たちで、『GQ JAPAN』編集長の鈴木正文と、経営コンサルタントやJ-WAVEのディスクジョッキーとして活躍するショーンK氏のトークショーも開催されたそうです。この企画はニューヨーク、ロサンゼルス、ミラノ、ロンドン、そしてこの「丸の内」限定で開催されたそうです

その様子をupしたサイトを見つけ、その中の文章を一部引用します(適宜省略)。 

「ブルックスブラザーズと20世紀初頭のアメリカでは、大量の労働者を管理するマネージャーが必要になりました。その結果、アメリカの大学が移民の子どもたちにも門戸を開放したそうです。農民や職人の子ども達は、お父さんのスーツ姿を見たことがない。そんな子ども達がアイビーリーグの大学に行くと、フラタニティ(学生の社交クラブ)やパーティーがある。先輩がそういう時に着るものを教えたのですね。そして、ブルックス ブラザーズも、頭からつま先までの装いを教えた。さらに服の社会的な役割も教えたのです。ブルックス ブラザーズを着ていれば、どんな民族・人種でも恥ずかしくないといったルールや規範を、デモクラティックなレベルで作っていったのはブルックス ブラザーズが世界で初めてなんです」

アイビーリーグとは(Ivy League)アメリカ合衆国東部の世界屈指の名門私立大学8校からなる連盟。

素晴らしい精神ですね。

やはりブランドというのは品質や信頼ももちろんですが、何よりこういった背後にある「歴史」や「ストーリ―」とか「神話性」が大事ですよね。そのブランド品を手にしたとき、一瞬にして「神話」や「物語」や「歴史」を感じる・・・この付加価値が「ブランド」というものなのだと思います。もちろん、買えませんが(涙)見てるだけで気持ちがリッチな気分になりました~(加賀谷)

そのイベントの詳しい様子はこちら
http://gqjapan.jp/2013/06/20/brooks-brothers-2/

 

 

 

 


ブルックス・ブラザーズ①

2013-07-27 16:12:43 | ファッション

 前回「華麗なるギャツビ―に関して(記事とは言えぬ記事を)書いた記憶がありますが、原作者F.スコット.フィッツジェラルドご用達のブランドが「ブルックス・ブラザーズ」だったことを、みなさんご存知でしょうか?

その証拠にフィッツジェラルドが「ブルックス・ブラザーズ」に注文した時の手紙が大量に残されているそうです。映画の中では、ブルックス・ブラザーズが2000点以上の衣料品の提供し、500人以上の男性俳優の衣装を手掛けたそうです。

そのロゴがすごく変わっていて(羊が大きなリボンに吊るされている)面白いので、改めて「ブルックス・ブラザーズ」のことを調べてみました。

そのブルックスブラザーズを象徴するロゴは「ゴールデンフリース」と言って、「金色の毛の羊」という意味です。「ゴールデンフーリス」をwikiで調べると、①ギリシャ神話イアソンの物語に登場する金色の有翼羊クリュソマロスの毛。②近世フランスの騎士団などを指すようです。リボンで吊るされた子羊は昔から毛織物業界が使っていたマークで、「ゴールデンフリース」という勲位の象徴でもあったみたいです。詳細は不明ですが、毛織物の取引や騎士の精神あやかってロゴに採用したといわれています。

詳しくはhttp://shop.brooksbrothers.co.jp/about/brandstory/story05.html

また、ブルックス・ブラザーズのシャツの歴史に関して、詳しく説明されているサイトを見つけました。ご興味ありましたら。

http://www.asahi.com/and_M/style/TKY201305080282.html