今年6月6日、映画『華麗なるギャツビー』が6月14日(金)に公開されるのを記念したイベントが『ブルックス ブラザーズ 丸の内店』で開催されたそうです。
招待されたのはブルックス ブラザーズをこよなく愛するファンたち、そして『GQ JAPAN』を愛読する25組50名の読者たちで、『GQ JAPAN』編集長の鈴木正文と、経営コンサルタントやJ-WAVEのディスクジョッキーとして活躍するショーンK氏のトークショーも開催されたそうです。この企画はニューヨーク、ロサンゼルス、ミラノ、ロンドン、そしてこの「丸の内」限定で開催されたそうです。
その様子をupしたサイトを見つけ、その中の文章を一部引用します(適宜省略)。
「ブルックスブラザーズと20世紀初頭のアメリカでは、大量の労働者を管理するマネージャーが必要になりました。その結果、アメリカの大学が移民の子どもたちにも門戸を開放したそうです。農民や職人の子ども達は、お父さんのスーツ姿を見たことがない。そんな子ども達がアイビーリーグの大学に行くと、フラタニティ(学生の社交クラブ)やパーティーがある。先輩がそういう時に着るものを教えたのですね。そして、ブルックス ブラザーズも、頭からつま先までの装いを教えた。さらに服の社会的な役割も教えたのです。ブルックス ブラザーズを着ていれば、どんな民族・人種でも恥ずかしくないといったルールや規範を、デモクラティックなレベルで作っていったのはブルックス ブラザーズが世界で初めてなんです」
※アイビーリーグとは(Ivy League)アメリカ合衆国東部の世界屈指の名門私立大学8校からなる連盟。
素晴らしい精神ですね。
やはりブランドというのは品質や信頼ももちろんですが、何よりこういった背後にある「歴史」や「ストーリ―」とか「神話性」が大事ですよね。そのブランド品を手にしたとき、一瞬にして「神話」や「物語」や「歴史」を感じる・・・この付加価値が「ブランド」というものなのだと思います。もちろん、買えませんが(涙)見てるだけで気持ちがリッチな気分になりました~(加賀谷)
そのイベントの詳しい様子はこちら
http://gqjapan.jp/2013/06/20/brooks-brothers-2/