ロシアで学ぶ万年学生の越冬生活

日々思った事を、徒然なるままに書いていきます。

20歳モデルの壮絶死

2009-01-26 10:45:00 | Weblog
 自分の妹と同じ年齢で壮絶死。

 約3週間前に発病し、病魔との壮絶な戦いの末に残念な結果となった。
 ミス・ブラジル候補にもなった女性。
 どれほど悔しかったのだろうか。

 健康な人間が3週間で帰らぬ人となる。人間は逞しさや強さと同時に、脆さと儚さを併せ持つのだ。

 自分がもし、敗血症で同じ病状になったら死を選ぶと思う。QOLを考えるととても現実を直視できない程に落ち込むだろう。今までの自分とは全く変わってしまう。生活も変わり、社会的にも・・・そう考えると生かしてくれるなと思ってしまう。

 自分自身がそう思ったり、ネットの一部では四肢切断までして行かせたいのか?と言う声もあるけれど、家族や親密な人ならその人が例えどんな姿であろうとも生きてほしいと願うもの。

 神隠し殺人の公判を読んだけれど、親の子に対する愛情の深さはものすごいものだと思った。

  検察官「あなたは瑠理香さんの遺体が見たいと思いますか」

  母「もちろんです。どんなにバラバラにされても、どんなに顔が崩れていても、それをかき集めて、瑠理香の体にして、私が抱きしめてあげたいです」

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090120/trl0901201806026-n1.htm



 明治中期から昭和中期に渡り、壮絶な人生を過ごした女性がいた。彼女は幼少時の凍傷が原因で四肢切断をし、10代からは見世物小屋で「だるま女」として裁縫する姿などを見物人に見せていたという。その中村久子の言葉。

 「人の命とはつくづく不思議なもの。確かなことは自分で生きているのではない。生かされているのだと言うことです。どんなところにも必ず行かされていく道がある。すなわち人生に絶望なし。いかなる人生にも決して絶望はないのだ。」
 http://www.nakamura-hisako.co.jp/


 真の人間の強さを教えてくれる言葉だと思った。
 自分はまだまだ弱い。
 それでも、今を健康に生き続けられる事、そんな当たり前の事がどれほど貴いのかを考えさせられたニュースだった。

 ご冥福をお祈りします。

人気モデル 手足切断で壮絶死
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=730606&media_id=4

海外のニュース
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/article2160372.ece

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http://www.marianabridi.com.br/album.html