ロシアで学ぶ万年学生の越冬生活

日々思った事を、徒然なるままに書いていきます。

これぞロシア!その1

2012-01-14 21:30:00 | ロシアと言ったら・・・

1月11日に無事にモスクワに到着しました。
新年を迎えてそれなりに時期が経ちましたが、旧正月を昨日迎えばかりのロシアはまだまだ祝日モードが抜け切れていない様子です。

 

さて、ロシアといえば何か!自分の研究がその話題だったのにもかかわらずブログにて一切その事に触れていないことに気が付きました。

ロシアと聞いて直ぐに連想するもの。

ロシア美女!

怖い、寒い、危ない国!

KGB・ロシア語表記КГБ (現在の名称は変わっております)

そして、ウォッカ!

個人的にもう一つ上げたいのが、トイレ!

 

今回はウォッカに的を絞っていきたいと思います。

 

ロシア名産品の代名詞とも言えるウォッカですが、ロシアを語る上でウォッカは必要不可欠なもの。
故米原万里さんの著書『ロシアは今日も荒れ模様』の冒頭からも執筆されているようにウォッカ無くしてロシアは語れません。
逆に言えば、ウォッカに対しての教養を深めれば、成長著しいロシアでの交渉なども順調に行くかもしれません。
また、ロシア人との交流を深めるのに非常に有力な武器になり得ます。

最近では、日本国内でも下記のようにロシア特集を組んでいるので、徐々にではありますがロシアに対しての関心が高まってきている気がします。

ナルホド!学べる 日本とロシア

フリーマガジンR25バックナンバー 2011.7.28(ロシア特集)

 

ウォッカのウンチクは色々ありますが、書くと長いので参考ページの紹介にさせていただきたいと思います。
決して、
”書くのがめんどくさい”というわけではありません・・・。

【サイト集】

今さら聞けないけど、ウォッカって何?という方でも、ここを読めばウォッカ通になれるページを紹介します。


ウォッカとは? - Waste Of Time

vodka wiki

バーテンダーになるには? ウォッカ(Vodka)とは?歴史、飲み方、製造方法などの解説

 【中級編】

ウォッカにまつわるウンチク集です。

特集 ロシアウオッカに乾杯!

続 ロシアの不思議・ムズカシサ(この記事の著者は大学院で指導してくださった教授です)
ウォッカとロシアが誇る大科学者・メンデレーエフ氏との関係とは・・・!?

【時間がない方へのサイト】

手っ取り早くウォッカとは何かを理解できるサイトです。サイトの下部にはロシアで人気のウォッカが10位まで並んでいます。
(順位の設定基準は一切わかりませんけど・・・)

ロシアで話題のウォッカ!

 

それでもどうしてもめんどくさい方の為にウォッカについて個人的な見解を述べさせて頂きます。

・ロシア人との乾杯はまずウォッカ!(アルコール度数と親密度は比例する。チビチビ飲まない!一気に煽って必ず底まで飲むこと!)

・ウォッカの酔いは突然来るので、自信がない方は2・3杯で様子を見ましょう

・本場ロシアではストレートで飲む!その後ツマミ食べる!おいしい飲み方は冷凍庫で冷やす!(トロリとしてきます。)

・上質のウォッカは無味無臭。アルコールの純度が高いほど上質とされる。

・なんと風邪薬や体を温める為にも使用される!極寒地では水がわりのガラス吹きなどにも使用!(凍らないから)

・大手玩具メーカー”タイトー”の創立者はロシア帝国オデッサ出身ユダヤ系ロシア人・ミハイル=コーガン。”タイトー”の前進となる『太東貿易株式会社』にて、日本で初めて日本国内でのウォッカ販売・醸造を行った。

 

個人的にウォッカの紹介をさせて頂きます。

味も良く、おてごろ価格なウォッカ ”Зеленая марка
洞爺湖サミットに従事した際に、仲良くなった若手外交官からツマミのロシア産キュウリと共に貰いました。

ちょっとしたお土産に良い、上質なウォッカ ”Русский Стандарт

最高級品として名高い”BELUGA” (ベルーガとはオオチョウザメの事で、このチョウザメのキャビアは特に高価で美味とされています。また、世界最大級の淡水魚でもあります。)

サイト・ウォッカと言えばベルーガ(ロシアの空の玄関・シェレメーチエヴォ国際空港でも大掛かりなディスプレイがされていました。)

Русский Алкоголь группа компаний(お酒の説明等)


【アルコール専門店リンク集】

ロシアでそれなりに値段のするお酒はスーパー等ではなく、専門店での購入をお勧めします。

Ароматный Мир

WineStyle

Элитный алкоголь

自分がいつも購入しているのは一番上に紹介した専門店です。

 

ロシアで活躍した、またはされている日本人はやはりウォッカとの付き合いも非常に上手な方が多いようです。
残念なことに自分は超が付くほどの下戸なのですが、それでも何とかなっているので、お酒に強くなくてもどうにかなるかもしれません・・・。

大酒飲みが多いロシアにおいて、このような格言があります。

若いうちはウォッカで肝臓を痛めつけ、年老いてからは肝臓に痛めつけられる

ウオッカには2種類しかない。いいウオッカと、すごくいいウォッカだ
 (作曲家・ショスタコービッチの口癖)

傑作なのがこの小話

ウオッカを飲んでばかりの旦那さんに奥さんが聞く。

『あなたはいつもウオッカばかり飲んでいて、いったい私はどうなるの?
 はっきり言わせてもらうわ。私とウオッカとどっちを選ぶの?』

『ウオッカ何本とかね?』

  

ロシア文化とウォッカは切っても切り離せないものではありますが、しっぺ返しを人生の後半で味わうのは避けたいものです。