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多くの趣味は、全てがワタクシsinnに必要なモノなのです。

壱番太鼓

2005-08-02 01:23:29 | スケートボードのコト
ずいーーぶんと更新が遅れてしまって。申し訳ない。
さてさて、書こうと思って書いてなかった「壱番太鼓」について。

見に行ったのは今年で三回目。友達に壱番太鼓の存在を教えてもらって見に行ったのが最初でした。ワタクシの地元は神社が有名でして(あえて名は秘す)、夏のお祭りは歴史あるかんじで子供の頃から毎年楽しみにしていました。神輿やら山車やらが出て夜店がたくさんあって、気になる女子の見慣れない私服姿にドキドキしたりして(←青い春ですね)。

お祭りとはそんなものだと思ってましたが、山車に乗って笛や太鼓をやっている若者には、もうひとつの「本番」があったのです。それが壱番太鼓。お祭りの当日になった瞬間の深夜0時。地元のメインストリートとも言うべき駅前通りの交差点。そこに提灯で飾り付ける前の山車が5つ集合するのです。合図と共に、まずひとつめの山車から演奏が始まります。笛と太鼓の祭囃子。五分程の演奏が終わると次の山車へ。ひとつひとつの山車には伝統的に決まった曲(囃子?)があり、ずっと受け継がれてきたものでしょう。それぞれに特色があり、すごく早いリズムを打ち続ける囃子や、緩急のあるリズムに富んだ囃子があったり。今まですべて同じに聞こえていた祭囃子は、実はもっと奥の深いものなのだと知ったのです。

そして五番目の山車の持ち時間が終了した瞬間。いっせいに全ての山車が全力で囃子を打ちはじめます。ずっとフルスピード&フルパワー。山車の中には大勢の打ち手がいて、疲れたら交代しながらずーっと叩き続けえます。まさに圧巻。リズムの渦に巻き込まれるような感覚で、音が耳の中から脳みそに流れ込んできます。最高のエンターテイメントなんです。

初めて行ってから今年で三回目。1ッコ下の後輩が多く叩いている事もあり、毎年パシャパシャ撮っているワタクシの写真を楽しみにしてくれていたりします。
今年はかなり多く撮ったので早く見せたいなぁ。飲み屋で会ったら見せてあげよう。
写真は今年の壱番太鼓。雰囲気伝わるかなぁ。これ深夜ですよ。