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本当に文字を書くのが苦手な方へ

難しいひらがなを出来るだけ単純化して
習得しやすいようにいろいろ考えてみました

変体がな

2014-08-08 18:34:18 | 変体がな

掛け軸や看板など、たまに何て書いてあるのか

読めない文字を見かける事があるかと思いますが

それは「変体がな」と呼ばれるもので

たとえばよく使われるものとして

「か」によく使われる変体がな「可」は

くずすとこのようになります。




「希」→「け」 はこのように 




「支」→「き」 はこちら




そして「能」は





というようにひらがなの「音」を崩した漢字にあてはめた文字を

「変体がな」といいます。


あてはめる漢字は1種類限定ではなくもちろん色んな漢字を使うのですが

だいたいオーソドックスに使う漢字は上記のように決まっていることが多いです。




こちらは↓





「旅人の そでふきかえす秋風に
 
   夕日さびしき 山のかけはし」 

 
 となります。


変体がな以外にもちょっとひねりが必要ですが・・・

何となく雰囲気はわかって頂けたでしょうか。 

よく使われる変体仮名

2012-08-22 23:03:00 | 変体がな

前回の「能」=「の」とならんで


以前紹介しましたこちら↓



?の文字は 「須」=「す」でした。


もうひとつ


こちらはそのまんまって感じですが

「寸」などもよく使われる変体仮名です。


あと「万」=「ま」 「可」=「か」

「無」=「む」 「支」=「き」なども

よく見かける変体仮名ですが

まずくずした漢字が読めないことには

判別不可能であります。


ほんのかじる程度ではありますが

次回ご紹介したいと思います。



次回更新は来週の予定です。

どうぞよろしくお願いします。 いつもありがとうございます。