掛け軸や看板など、たまに何て書いてあるのか
読めない文字を見かける事があるかと思いますが
それは「変体がな」と呼ばれるもので
たとえばよく使われるものとして
「か」によく使われる変体がな「可」は
くずすとこのようになります。

「希」→「け」 はこのように

「支」→「き」 はこちら

そして「能」は

というようにひらがなの「音」を崩した漢字にあてはめた文字を
「変体がな」といいます。
あてはめる漢字は1種類限定ではなくもちろん色んな漢字を使うのですが
だいたいオーソドックスに使う漢字は上記のように決まっていることが多いです。
こちらは↓

「旅人の そでふきかえす秋風に
夕日さびしき 山のかけはし」
となります。
変体がな以外にもちょっとひねりが必要ですが・・・
何となく雰囲気はわかって頂けたでしょうか。
