先日ご紹介したこちらの手作り落款印は

15年くらい前に作ったもので
石はどこで買ったのか、何を使って彫ったのか
実はよく覚えていないのですが
1センチ角にも満たない小さな印なので

おそらく家にあった千枚通しで石の目をつぶす様に
少しずつ彫っていったように思います。
そしてこちらも家にあったこのようなものを利用して机と石を固定し

中国のおみやげに頂いた印泥(朱肉)

こちらは美麗(びれい)という色目です。
(普通の朱肉より赤っぽい)
道具は以上だったと思います。
落款印を彫る講座等もあり
道具も色々売られていると思いますが
必ず用意して頂くものは石を固定する台です。
片手で石を持って利き手で彫るという事は
絶対無理ですので必ずご用意下さい。

今は一文字ゴム印等もたくさん市販されていますが
一番注意すべきは、まっすぐ押す事

作品の傾きやズレなどは「アジ」のうちなのですが
落款印の傾きはちょっと残念な感じになってしまいますので
くれぐれもご注意下さい。

(そのためのL字スケールも市販されています。)