今日はラリーの話題

コリン・マクレーの訃報に悄然。ただその魂の安らかなることを。


直接それとは関係ないが、国内のラリーでは嬉しくないことがいくつか続いている。
一つは、何年も全日本として開催されてきたラリーが道路使用許可の関係で今年の開催を断念（来年の開催向け努力は継続されてはいるらしい）。もう一つは、直近の全日本で突然の大雨の影響で1台のマシンがガードレールにクラッシュ、運悪く居合わせた複数の取材クルーが重傷を負うアクシデントが発生。

いずれも「最悪」の事態ではないのだが、明るい話題でないのは確か。またWRCが日本に定着しつつある一方で「参加型」である国内各地のラリーへの参加者の減少傾向に歯止めがかからず、全日本戦でもフルグリッド（国内の場合は60台）が揃うことが少なくなっている模様。

理由や要因には様々な側面がありあまり単純化はできないのだが、ラリーで楽しませてもらった（もちろん、今も楽しませてもらっている）者の一人としては、ラリーが「観て楽しむ」ものであると同時にそれ以上に「参加して楽しむ」ものであり続けられるよう、何とか力を尽くしたい。

普段は殆ど「ラリーの現場」から離れてしまっているのは残念なのだが、今も会員として参加している「我々のクラブ」が主催するラリーが今年から全日本の一戦となった。その「新城ラリー」の成功に、本当に「ほ～んのちょっと」だけだけど（ラリーの主催は、外部の想像をはるかに超えてハードで困難が多い）尽力しようと思う。

新城ラリー
是非、ご期待いただきたい。