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にら

2008-04-25 11:58:46 | <!-- テレビ -->
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にらは『古事記』や『万葉集』にも登場する、歴史の古い野菜。東アジアの各地に自生し、中国では紀元前から食べられていたようです。日本には中国から伝わり、9~10世紀ごろから栽培されていたと言われており、体を温めるための薬草として用いられたとか。広く栽培されるようになったのは、明治以降で、第二次世界大戦後、中華料理が身近なものになって、家庭の食卓に普及しました。にらはβ‐カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄などを多く含む緑黄色野菜です。特に、体内でビタミンAに変わるβ‐カロテンが豊富で、100g(にら1束見当)で1日に必要なビタミンAをとることができます。強い生命力を持つにらは、収穫してもすぐに新芽が出るのですが、最初に収穫される一番芽(春にら)は、肉厚でやわらかく、おいしいと言われています。にらは、いためたり、ギョーザやスープの具にしたりすることが多いと思いますが、やわらかい春にらは「おひたし」にするのもオススメ。シャキシャキした食感が残るくらい、30秒ほど、さっとゆでるのがいいでしょう。にらに含まれるビタミンB1は、糖質を分解、エネルギーに変える働きをし、さらに、ニオイ成分である硫化アリルがビタミンB1の吸収を促進します。つまり、にらは、ビタミンB1と硫化アリルを両方含んでいるので、疲労回復効果が高いのです。新生活がスタートし、緊張した日々を送っている方も多いことでしょう。おいしい春にらで疲れを癒やしませんか?