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おたふく風邪が原因の難聴があるの?
難聴(おたふく風邪によるムンプス難聴)について Part4
耳鼻咽喉科医の釼持睦(けんもちむつみ)先生に聞く
おたふく風邪が原因の難聴があるの?
子ども(5歳)が「おたふく風邪」を患ってから、「私の話す言葉がよく聞こえていないのでは」と思うことがたびたびあるように感じます。「おたふく風邪」と難聴は何か、関係があるのでしょうか?(35歳・主婦)
診察してみないと何ともいえませんが、「おたふく風邪」による難聴の可能性は否定できません。おたふく風邪はムンプスウイルスによって、耳の下の耳下腺というところが腫れる感染症です。症状としては両側、または、片側の耳の下が2日以上腫れ、発熱も3~4日続きます。おたふく風邪によって起こる難聴は「ムンプス難聴」といわれ、ムンプスウイルスが耳の奥の蝸牛(かぎゅう)という場所にはいったために起こると考えられています。多くは、おたふく風邪による頬の腫れが引くあたりから起こり始めます。
3歳~5歳が好発年齢(この病気にかかりやすい年齢)で、発生頻度は、「おたふく風邪」にかかった人の1~2万人に1人あたりとされていましたが、最近の報告では、300~500人に1人ともいわれ、決してまれな合併症ではありません。片側が雑音によって聞こえづらくなったり、場合によっては、両側が聞こえづらくなることもあります。
「ムンプス難聴」であった場合は、残念ながら、入院治療しても治る可能性が非常に低い病気です。「ムンプス難聴」の予防には、「おたふく風邪」予防のワクチンの接種が有効ですが、ワクチン接種には、副反応があります。接種した子どもの3割に唾液腺(耳下腺)が腫れる症状がみられ、約1000人に1人が髄膜炎になる可能性があるとされています。
ワクチン接種のメリット、デメリットを、かかりつけの小児科医と十分相談の上、受けましょう。
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おたふく風邪が原因の難聴があるの?
難聴(おたふく風邪によるムンプス難聴)について Part4
耳鼻咽喉科医の釼持睦(けんもちむつみ)先生に聞く
おたふく風邪が原因の難聴があるの?
子ども(5歳)が「おたふく風邪」を患ってから、「私の話す言葉がよく聞こえていないのでは」と思うことがたびたびあるように感じます。「おたふく風邪」と難聴は何か、関係があるのでしょうか?(35歳・主婦)
診察してみないと何ともいえませんが、「おたふく風邪」による難聴の可能性は否定できません。おたふく風邪はムンプスウイルスによって、耳の下の耳下腺というところが腫れる感染症です。症状としては両側、または、片側の耳の下が2日以上腫れ、発熱も3~4日続きます。おたふく風邪によって起こる難聴は「ムンプス難聴」といわれ、ムンプスウイルスが耳の奥の蝸牛(かぎゅう)という場所にはいったために起こると考えられています。多くは、おたふく風邪による頬の腫れが引くあたりから起こり始めます。
3歳~5歳が好発年齢(この病気にかかりやすい年齢)で、発生頻度は、「おたふく風邪」にかかった人の1~2万人に1人あたりとされていましたが、最近の報告では、300~500人に1人ともいわれ、決してまれな合併症ではありません。片側が雑音によって聞こえづらくなったり、場合によっては、両側が聞こえづらくなることもあります。
「ムンプス難聴」であった場合は、残念ながら、入院治療しても治る可能性が非常に低い病気です。「ムンプス難聴」の予防には、「おたふく風邪」予防のワクチンの接種が有効ですが、ワクチン接種には、副反応があります。接種した子どもの3割に唾液腺(耳下腺)が腫れる症状がみられ、約1000人に1人が髄膜炎になる可能性があるとされています。
ワクチン接種のメリット、デメリットを、かかりつけの小児科医と十分相談の上、受けましょう。
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