この季節が来るとママンの幼い頃を思い出してしまいます。
あれはとても不思議な出来事でした。
ママンの祖母のうちには見事な七段飾りのお雛様があり、ママンはそのお雛様が何故か苦手でした。
不気味だったのです。
古めかしくかび臭さの漂うお雛さまだったせいもあると思うのですが、どうしてもその部屋に入ると落ち着かないのです。5歳くらいのときでしょうか。祖母の家でママンは高熱を出し、来客があるからとお雛さまの間で寝かされる羽目になりました。怖いのと熱で泣いて泣いて嫌がりましたが、気がつくとそこで寝かされていたのです。
目がさめるとそこに見たことのない子が立っていました。
「こんにちは。だれ?」
ママンは声をかけました。
じーっとママンの顔をみつめています。
「私風邪を引いたからうつるといけないから、アッチの部屋にいってたほうがいいわよ」
とかなんとか話したように思います。
それでもじーっとみつめているのです。
そのうちその子の顔がだんだん迫ってきてママンは息が苦しくなりました。
「やめて!!」
最後にその子はニヤッと笑ったように覚えています。
次の瞬間、気がつくとママンは病院のベットでした。
後から聞いた話ですが、ママンの妹が寝ていた部屋を覗いたところママンが土気色の顔で白目をむいていたのだそうです。「おかあさ~ん、おねえちゃんのお目目が無くなってるよ~。どうして~」と聞きに来た妹に来客の食事の仕度に追われていた母は「?無くなってる?目が?」と聞きなおしたそうです。「そうよ~黒い目目ないの」このセリフに母は「熱性けいれんかも!」と慌ててママンのところへ飛んできたそうです。
しかしそのときにはママンは呼吸も止まり、脈もなかったそうです。
救急車で病院に運ばれる大騒ぎとなりました。
病院の処置でママンは死なずにすみましたが原因不明の突然死、一歩手前までいったのです。後5年間は大学病院に脳波を取りにいき、研究材料にされました。
実は病院で目がさめる前、夢であのお雛さまが出てきたのです。
夢の中でママンはなにかお雛さまと二つ約束させたれたのですが、思い出せません。
なんだったのだろう??といまでもこの時期悩むのです。
ママンはすでに約束を守ってるのか、はたまたこれから果たすのか・・・。
私の命の恩人である妹は、またこの時期別のことで悩むのだそうです。
「アレは誰だったんだろう?」
なんと妹がママンの部屋を覗いたのは、廊下をパタパタと走っている私を見て「おねえちゃん、治ったんだ!」と嬉しくなって追いかけたのだそうです。うつるから遊んじゃダメといわれていたので、遊べる!と思ったんでしょうね。しかし、いくら追いかけても追いつかない。そのうち、ママンはぱたんと障子を閉めてお雛さまの部屋に入ったのだそうです。「おねえちゃん・・・」と障子を開けると、そこに土気色の白目のママンがいたってわけなんだそうです。
そのときは、その後の大騒ぎであまり考えなかったそうなのですが、大きくなるにつれて「そういえば、あのとき、おねえちゃんの姿を見たと思っていたけど足音だけだったような気がする・・・」しかも私は高熱で動けなかったので、走るなんてもってのほかだったわけです。当時家には子供はママンと妹だけでしたから・・・誰だったんでしょ!!!
ママンも妹の話を聞いて、そういえば苦しくなる前に誰かママンの顔を覗いていた子がいたことを思い出し、「あれも誰だったんだろう?!」という話で盛り上がってしまいました。
座敷童子じゃないかなあと思うのですが・・・。
ママンが死にそうになった次の年、祖母がなくなりました。
あのお雛さまの前で一族が撮った法事の写真には無数の光の玉が写っていたことも不思議なことのひとつなんです。
子供のみた夢かもしれません。
子供の覚えている曖昧な記憶かもしれません。
フィルムになにかしらの光が入ったのかもしれません。
ママンにはわかりませんが、不思議でならない出来事です。
お願い!誰か教えてください~!
あれはとても不思議な出来事でした。
ママンの祖母のうちには見事な七段飾りのお雛様があり、ママンはそのお雛様が何故か苦手でした。
不気味だったのです。
古めかしくかび臭さの漂うお雛さまだったせいもあると思うのですが、どうしてもその部屋に入ると落ち着かないのです。5歳くらいのときでしょうか。祖母の家でママンは高熱を出し、来客があるからとお雛さまの間で寝かされる羽目になりました。怖いのと熱で泣いて泣いて嫌がりましたが、気がつくとそこで寝かされていたのです。
目がさめるとそこに見たことのない子が立っていました。
「こんにちは。だれ?」
ママンは声をかけました。
じーっとママンの顔をみつめています。
「私風邪を引いたからうつるといけないから、アッチの部屋にいってたほうがいいわよ」
とかなんとか話したように思います。
それでもじーっとみつめているのです。
そのうちその子の顔がだんだん迫ってきてママンは息が苦しくなりました。
「やめて!!」
最後にその子はニヤッと笑ったように覚えています。
次の瞬間、気がつくとママンは病院のベットでした。
後から聞いた話ですが、ママンの妹が寝ていた部屋を覗いたところママンが土気色の顔で白目をむいていたのだそうです。「おかあさ~ん、おねえちゃんのお目目が無くなってるよ~。どうして~」と聞きに来た妹に来客の食事の仕度に追われていた母は「?無くなってる?目が?」と聞きなおしたそうです。「そうよ~黒い目目ないの」このセリフに母は「熱性けいれんかも!」と慌ててママンのところへ飛んできたそうです。
しかしそのときにはママンは呼吸も止まり、脈もなかったそうです。
救急車で病院に運ばれる大騒ぎとなりました。
病院の処置でママンは死なずにすみましたが原因不明の突然死、一歩手前までいったのです。後5年間は大学病院に脳波を取りにいき、研究材料にされました。
実は病院で目がさめる前、夢であのお雛さまが出てきたのです。
夢の中でママンはなにかお雛さまと二つ約束させたれたのですが、思い出せません。
なんだったのだろう??といまでもこの時期悩むのです。
ママンはすでに約束を守ってるのか、はたまたこれから果たすのか・・・。
私の命の恩人である妹は、またこの時期別のことで悩むのだそうです。
「アレは誰だったんだろう?」
なんと妹がママンの部屋を覗いたのは、廊下をパタパタと走っている私を見て「おねえちゃん、治ったんだ!」と嬉しくなって追いかけたのだそうです。うつるから遊んじゃダメといわれていたので、遊べる!と思ったんでしょうね。しかし、いくら追いかけても追いつかない。そのうち、ママンはぱたんと障子を閉めてお雛さまの部屋に入ったのだそうです。「おねえちゃん・・・」と障子を開けると、そこに土気色の白目のママンがいたってわけなんだそうです。
そのときは、その後の大騒ぎであまり考えなかったそうなのですが、大きくなるにつれて「そういえば、あのとき、おねえちゃんの姿を見たと思っていたけど足音だけだったような気がする・・・」しかも私は高熱で動けなかったので、走るなんてもってのほかだったわけです。当時家には子供はママンと妹だけでしたから・・・誰だったんでしょ!!!
ママンも妹の話を聞いて、そういえば苦しくなる前に誰かママンの顔を覗いていた子がいたことを思い出し、「あれも誰だったんだろう?!」という話で盛り上がってしまいました。
座敷童子じゃないかなあと思うのですが・・・。
ママンが死にそうになった次の年、祖母がなくなりました。
あのお雛さまの前で一族が撮った法事の写真には無数の光の玉が写っていたことも不思議なことのひとつなんです。
子供のみた夢かもしれません。
子供の覚えている曖昧な記憶かもしれません。
フィルムになにかしらの光が入ったのかもしれません。
ママンにはわかりませんが、不思議でならない出来事です。
お願い!誰か教えてください~!
僕の知る限りでは、座敷わらしじゃないと思いますよ。
お祖母様が亡くなったことも、あまり因果関係がはっきりとしませんね。
写真に光の球が写っていたというのは、恐らくオーブだと思われますが、カメラのレンズに起きる光の悪戯とも考えられます。
僕は霊的な事件や事象に関係することがあるのですが、お雛様の「2つの約束」というのはなんとなく心当たりがあります。
「そんな非科学的で根拠のないことを書くな」と叱られそうですが、敢えて書きますね。
一つ目は「自分たちの手入れをして欲しい」と言う訴えではないかと思います。
もう一つ「手入れをして大切にして欲しい」という物ではないかと。
以前僕が相談を受けた中に、人形絡みで似た事象がありました。
その方の場合、お母様の姉にあたる方が病気で亡くなっており、お母様自身もお二人ほど水子があったのです。
お母様の姉が可愛がっていた人形をお母様が引き取り、相談者の手に渡った時に金縛りや悪夢に魘され、その人形に何かがあるのではないかとの相談でした。
結局、相談者の伯母にあたる方と水子の供養をしてから何も起きなくなりました。
もしかすると、ママンさんのところのひな人形にもそうした背景があるかも知れませんよ。
それにしても、ママンさんが無事で良かったですね。
ああ、そういえば心当たりが。
勤めていた頃、仕事が遅くなってタクシーで家まで帰ったときに運転手さんにこんなこといわれたんです。
「お客さん、ふつーはこんなこと余計なお世話だから教えねえんだけどさ。悪いことはいわねえから、毎朝朝日を当てた塩とお神酒を持ち歩いた方がいい。あとな、親戚の遺品かなにかあったら持ち歩くといい。いや、しばらく持って歩きなよ。おれさ、見えちゃうんだよね。あんた若いのに何かに憑かれてるよ」
まあ、人も悪そうに見えなかったですしそういわれてビックリしたのもあったので、よ~くお礼をいって家の前で降りました。最後に扉を閉めるときにも、「いいかい。俺の言うことは嘘じゃないから。ちゃんとやりなよ、塩とお神酒だけでもいいからさ」と念押しされたんです。
気になったので2~3日やってみました。
忙しくてめんどくさくなったので、亡くなった祖母の遺品である金のネックレスをつけることにしました。
ある朝、首が重くて目がさめました。
「ネックレスしたまま寝たから疲れが取れなかったなあ」なんて思って時計をみると・・・。
寝坊!!
慌てて仕度をして駅に急ぎましたが、目の前で電車にいかれてしまったのです。
実はその電車に乗っていたら、ママンは多分死んでいました。列車の大事故が起きたのです。
祖母のネックレスに助けられたんだと信じていますが、あれもお雛さまと関係あるのかしら??
ああ~こわい!
あのお雛さまはとあるところに寄贈されて大切にされています。
大丈夫だといいな~。
祥月命日でも構いませんので、行ってあげて下さい。
そして、きちんとお礼をしてきて下さい。
なお、墓前では「報告」や「お礼」は言っても構いませんが「願い事」はされませんように。
また、寄贈されたお雛様にも会ってあげて下さい。
きっと恐い思いはしないはずです。
今でも身辺に何かあるようでしたら、ご一報下さい。
私にも似たようなことがあります。と言っても
ママンさんほどではないですが。
免許の書き換えのために、指定の更新所に
出向き、その帰りです。
はるうららで日差しも心地よく、駅まで歩いて
向かうことにしました。普通はバスで駅まで行くのですが、この日はなんとなく。あるけば
1時間ほどの距離なので普通ならバスに乗るのですが、
本当に何となく。
赴くままに大体の方向に歩いていくと、なんだか
見覚えのある場所に・・・なんと父かたの
先祖が眠るお寺の前にいたんです。
折りしも祖父が無くなったと聞いた後のこと、家庭の事情で葬儀にすら参列できませんでしたので
心残りでした。
呼ばれたのでしょうか?
私にはそう思えてなりません。
お線香とお水を手向けて帰りました。
祖父母の墓参りは年に4回いってますので大丈夫かな?
問題は、お雛様だなあ~!
云われてみれば、結婚してからは不思議なことがマッタクないのですよ・・・。
結婚前はあれほどあったのに。
ウ~~~~ン。不思議ですね。
俗心庵さん、ありがとうございます。
いい話じゃないですか!
会いたかったんですね。可愛い孫に。
お墓参りはいいものですよね。
ママンは結構好きなんです。
夫方の代々の墓は近所のお寺さんなので子供とよく遊びがてらいきます。
ママンも黄さんに負けずに幽霊話でいい話?(俗心庵さんに違うよっていわれたらどうしよ~)があります!
おさな~い頃の出来事なんですけどね。
あ。よく考えたらこのお雛さまの件があった年だ!!
ぎょえ~関係あったのかな??