ウキウキ♪ママン

レシピも暮らしも感じる心もみな一緒!
さあ、日常を楽しみましょうね。

ゴールデンウィーク

2005年04月30日 00時37分32秒 | ママンの悩み
都内で大人しくしているママンです。
今夜は久しぶりに家族でお食事に出かけました。

ここのところ甥っ子のことで擦り切れ気味のママン一家ですから、久しぶりの外食はとても気分転換になりました。子供たちも楽しそうです。

甥っ子のことはしばらく、また書けそうにもありません。
悩みが深すぎて・・・。

このゴールデンウィーク、無事に終わって欲しいものです。














公園での出来事

2005年04月18日 02時31分15秒 | ママンのつぶやき
ママンはこの土地にもう6年住んでいますので、公園でも古株です。最近は新しいマンションも増えましたので公園の子供の数も多くなってきました。人が増えればトラブルの数も増える・・・というわけで3歳の男の子を育てているNさんが公園仲間の間で話題になっていました。
「ママンさん、知ってる?最近、ひどい人がいるのよ・・・」で始まったNさんの話題は耳を疑う内容でした。3歳の男の子は公園のお友達に次から次へと暴力をふるうのだそうです。それも手当たり次第に、キック、パンチ、体当たりで突き飛ばすなどなど・・・。その間母親であるNさんは携帯でなにやらせわしくメールの返信。ほかのお母さんが男の子を注意しても走って逃げていくだけでいっこうにやめようとせず。見かねたお孫さんを連れたご婦人が優しく「間違っていたらごめんなさいね。あなたの息子さんがさっきからほかの方に迷惑をかけていますよ」その言葉にお礼や侘びをいうでもなく、無言で立ち上がり自分の息子をケリ飛ばすやいなや、またベンチに座ってメールをはじめたのだそうです。

男の子は蹴られて転んだまま、泣き叫んでいたそうです。
あまりのことに公園中が凍りついてしまい、それからだれも何もいえなくなってしまいました。
そのNさん親子は週に2~3回午前中に現れるのですが、彼らが現れるとみな公園から去っていってしまうようになりました。

「みな、Nさんにいいたいことはいっぱいあるのよ。自分の子供がいわれのない暴力受けてるから。でもどうみてもまともな親子関係じゃなさそうだし、家庭内で虐待してるんじゃないかって噂まででてるの。同じマンションの人たちも遠巻きにしてるし…どうやら携帯で出会い系サイトのバイトやってるらしいのよ、ママンさん、どう思う?」

この最後の「ママンさん、どう思う?」に対する答え方は慎重にせねばなりません。
ママンはこう答えてみました。
「まあ!久しぶりにきてみたらそんなことがおこっていたんですか。XXさんのお子さんも被害に遭われたの?」
「そうなのよ!下の子なんてまだハイハイなのに、お砂場でいきなり顔に砂をかけられて…上の子は滑り台の階段を登っていたら下から足を引っ張られて落ちたのよ!幸い、擦り傷だったけど。もっとひどい目にあっている子もいるわよ~」
怒りのあまり、目にうっすら涙を浮かべて話していました。
ママンはこういう話しを聞くとつい頭に浮かんでしまうのが、甥っ子と義姉のこと。
きっとNさんも何か家庭内に問題があって、気持ちも余裕がなく子供もほったらかしになっているのではないかと想像してしまいました。公園内で知り合ってもあくまでも他人ですから誰からも助けてはもらえずにNさん親子の苦しい毎日はまだまだ続くのでしょう。暗澹たる思いがしました。ママンが児童相談所に通報したとしても本当にこの母親と子供が救えるのか・・・は誰も保障できないのです。

ママンは悩みました。
義姉のこととダブってしまったせいか、その話を聞いて落ち着かなくなってしまいました。一度Nさん親子の状態を見てみようかな・・・そんな気持ちになり午前中の公園にでてみることにしたのです。
ところが、それらしい親子はいっこうに現れません。3日目に同じマンションの人に聞いてみることにしました。「Nさん、最近外に出ていないのかしら?」ママンに聞かれた相手はギョッとした顔でこういいました。「ママンさん、Nさんは通報されちゃったのよ。今、子供は施設よ。Nさんの両隣に住んでいる方たちが見かねたんだって。旦那さんがちょっとノイローゼ気味で万引きしちゃって、不起訴処分になってた矢先らしいし、Nさん家はがたがただったらしいわ。事情はカワイソウだけど、みんなはホッとしてるみたいよ。これで安心して公園に出られるねって話していたの」

ママンはNさんが専門家の手にゆだねられたことをホッとする一方で、これで本当に親子が救われるのだろうかという不安にかられています。他人にはこれが結末ですが、Nさんたちはこれから始まるのです。Nさんがきちんと男の子を養育できるようになるまで、男の子はひとりで施設で過ごすのです。

今のママンの甥っ子のように・・・。
ママンの甥っ子も実は母親(ママンからすると義姉)が一番心が病んでいる事と専門家から診断が下りました。現在甥っ子はいろいろあって山奥の全寮制の学校にいます。母親は自分の両親のもとで暮していますが一刻も早く専門の精神科医にみせなければならないし、その医師の指導のもと専門のカウンセリングを受けさせなさいといわれてしまいました。

義姉は素直に病院やカウンセリングを受けるような人ではありません。
そのことを専門家である臨床心理士の先生にいうとこう、アドバイスされました。
「母親だけを一人暮らしさせなさい。そうすればきっとひとりで立っていられないくらいの状態であることにようやく気がつくはずです。そしてSOSを出してきたら病院につれていくのです。素直に治療と診断をうけるでしょう」と・・・。

それは義姉を追い詰めることになりはしないのか・・・。
そこまでしてもNさんのように子供と引き離して治療を受けさせるべきなのか・・・。
そのためには祖父母を説得させなければならないのです。また、ママンたちがあれこれと動かなくては進まない状態なっているのです。公園での出来事をきっかけに、ママンはまた春爛漫の美しい世界から深くて暗い現実へと引き戻されてしまいました。

ママンもそろそろ息切れしてきたなぁ・・・。
公園での出来事も、ママンの身近で起きていることも本当の解決を迎えるのはいつになるのでしょうねえ。