[ 君の物語に私が入り込むのは . . . ] [ M'introduire dans ton histoire . . . ] 2021-08-26 | Weblog [ 君の物語に私が入り込むのは . . . ] 君の物語に私が入り込むのは 怯える主人公になること 彼が領地のある芝生を その裸の踵から触れたので 私が知らないのは侵害する 氷河での無邪気な罪 それは私が高らかにその勝利を 笑うのを妨げないものだろう 言って私が嬉しくないかどうかを 雷鳴とルビーがハブにあり 空中にこの火が穴をあけるのを見ていて 散らばる王国とともに 私の二輪戦車の唯一の夕暮れの 車輪が赤紫色に死ぬように
[ どんな絹織物が . . . ] [ Quelle soie aux baumes de temps . . . ] 2021-08-24 | Weblog [ どんな絹織物が . . . ] どんな絹織物が、時の芳香をもち そこにキマイラが疲労困憊になっていても 曲がりくねり自然な雲の価値があるというのか、 それを、君の鏡の外に、君は広げる! 旗々の沈思する穴々は 私たちの大通りで高揚しているが、 私といえば、君の裸の髪がある、 満足する両目を埋めるための。 いや、口はそれが噛むことでは 味わえなく確かでないだろう、 もし君の王侯の恋人が かなりの房のなかに 息を押し殺す「栄光」の叫びを ダイヤモンドのように、吐き出さないのなら。
Ⅲ [ レースは消し去られる . . . ] [ Une dentelle s'abolit . . . ] 2021-08-22 | Weblog Ⅲ [ レースは消し去られる . . . ] レースは消し去られる 最高の「遊び」に関する疑いのなかで 冒瀆のように大きく分けても ベッドの永遠の不在しかない。 この一斉の白い衝突は 花綱と花綱のそれだが、 ほの明るい窓ガラスのそばに逃げ 覆いつくすというよりは漂っている。 だが、夢によって金色になる人の家で 悲しく眠っているのは一丁のマンドール 空洞の虚無の音楽家のもの そのマンドールのとおり、何らかの窓に向かい どんな腹でもなく、その胸より 子は生まれることができるだろう。
Ⅱ [ はかないガラスの器が . . . ] [ Surgi de la croupe . . . ] 2021-08-16 | Weblog Ⅱ [ はかないガラスの器が . . . ] はかないガラスの器が 臀部から一飛びに出現するので 苦い夜を花で飾ることなく 知りもしないその首は途切れる。 私は二人の口が飲まなかったとまさに思う、 彼女の恋人も私の母も、 決してキメラに至るまでも、 私といえば空気の精、この冷たい天井にいる! 無尽蔵のやもめ暮らしのほかに どんな飲み物も入っていないその純粋な壺は 死に瀕しているが同意しない、 無邪気なキス、最も死を思わせる者たちのだが! 何かを滅ぼすことに、 闇のなかで一輪のバラを知らせながら。
Ⅰ [ 夕方のすべての「誇り」は . . . ] [ Tout Orgueil . . . ] 2021-08-14 | Weblog Ⅰ [ 夕方のすべての「誇り」は . . . ] 夕方のすべての「誇り」は煙となる、 振動のなかで消された松明だ 不滅の一吹きが 放棄を猶予できないとしても! 古くからあるその部屋は、多彩であるが 地に落ちた記念品の相続人のものだが 暖めることさえないだろう その人が廊下から突然現れても。 過去からの必然の苦悩は 猛禽の爪のように 否認の墓をしっかりつかんでいて、 その苦悩が孤立させる重い大理石の下で 他の火を着火しない、 閃光を放つコンソールの他に。
[ 旅をすることの唯一の気遣いとして . . . ] [ Au seul souci de voyager . . . ] 2021-08-12 | Weblog [ 旅をすることの唯一の気遣いとして . . . ] 旅をすることの唯一の気遣いとして 華麗で不確かなインドを越えてだが —この挨拶が願うものとは、時の 使者、岬を君の船尾が追い越している そのとき小型帆船とともに低く沈み込んでいる ある帆桁の上で 飛び跳ねて常に泡を吹いていたのは 新しい知らせをする一羽の鳥 それは単調に叫んでいた 蛇柄が変わらないにしても ある役に立たない方位を 絶望と宝石の夜を、 青ざめたヴァスコの微笑みまで 反映されたその歌によって。
オマージュ Hommage 2021-08-02 | Weblog オマージュ すべての「曙」はかじかんでさえいて こわばらせるのは暗がりのこぶしだが 耳の聞こえないその人によって口に当てられた 青空のラッパに対していて 羊飼いというものを所有しているが彼はヒョウタンを伴い 未来の彼の歩みに沿って 強く打つ杖にそれはつけられている 豊富な泉が湧き出るまで 先立ってそのように君は見たのだ オー孤独なピュヴィ ドゥ シャヴァンヌ 決して一人ではない 時代を導き屍衣のない ニンフに乾杯 時代がそれに発見するのは君の「栄光」