笑うどころではない。子供の脳内は阿鼻叫喚の渦なのです。脳細胞も脳機能も破壊されています。
古来より今日に至るまで、大人は子供を脅し、怯え震え悲鳴をあげ絶叫する子供の様子を笑って楽しんできましたね。
自分達も脅されてきたその腹いせ感情もあり、又、より弱いものを甚振り自分の優位性を満たすという歪んだ人間心理をも潜めている。
体を引きつらせ腹の底から泣き叫び必死になって親にしがみつき助けを求めてくる子供。
何故こうまで泣き叫ぶのか??
あなたは、その時の子供の頭の中、脳の状態を想像したことがありますか。
真剣に考えよう。
脳内奥から、脳根底から呼び起こされ、貼り付けられ、植え付けられる恐怖。
子供の脳内は阿鼻叫喚の渦なのです。
萎縮硬直し震え悲鳴をあげる子供の体、それより前に当然その脳も麻痺し、萎縮し、硬直化している。
凝固硬化し亀裂の走った脳。満身創痍の脳。
この極限恐怖に陥った状態で、脳本来の自由闊達な脳機能・働きが可能であろうか。
気付かれない悪しき伝統。世代を継いで繰り返される有形無形の極悪な伝統。
典型的な例として秋田のなまはげが挙げられるが、それらを始めとし、”伝統の継承”との一見良識と思われる意見に惑わされ、伝統に拘泥するのも、又壊すのも間違っている。
* 恐怖・宗教(*宗教は、教義・戒律に反すれば罰を受けるとの、恐怖を基盤に成り立っている)は純粋哲学の敵、それは人類の敵である。
これまで(現宇宙開闢以来ー地球生命誕生以来ー人類誕生以来ー)、生成と消滅が繰り返される中 営々と伝え続けられてきた子供・人間への脅しを止めるだけでも、
人類は、その進化完遂に一歩近づく。
必ずや 近づく