ピロソピア愛知

幼年期のピロソピーかんがえる

羽化しましたかぁ~ 次は飼育・観察へ

2013-05-01 | 鱗翅目 チョウ・ガのなかま
 
 キアゲハチョウ春型のサナギ、無事に羽化しましたか~。

「ウカしたよ!」 よかったね! おめでとー! 

 おどろいたこと!かんどうしたこと!きがついたこと!かんじたこと!――ともだちやみんなと はなしあおう。えや、ぶんにしてかきとめていこう。

 ぬけがらは どうなっているのだろう? ぬけがらも かんさつしましょう。



「ダメだったよ!」 ウカしなかった。 まだ羽化していない。 
    
 まだ、5月6月は、ちゅういして見ていきます。
  
 それでも、やっぱり、かえらなかったら、その げんいんは なにだったのだろう?
  どうしてだろう?とかんがえてみます。


 さなぎのからだの なかは、どうなっているのかな。カイボウして なかをみるとー。
 げんいんはわかりませんね。でも、かんさつりょく、かんがえるちから、やろうとするいよくがひろがります。


 * 環境・育つ場所等によって、成長の時期など大きくかわってきます。

 しっぱい。。。 まなつに、半ひかげをこのむミツバによかれ~と、ちょくしゃ日光をさえぎったりするカンレイシャを スッポリとはちにかけた。中にいる幼虫のことは ねんとうに なかったぁ。
 
 けっか・・・、夏がたになるはずのサナギが、冬ごしする春がたのサナギになってしまったよー。 

どうしてでしょう?
そうです。幼虫のあびる光のりょうが、少なかったためですね。

でも今では、このけいけんも生かされています・






 ♪ だいじょうぶ しっぱいは、せいこうにつながっているよ―! 



さあ!! チョウをタマゴからそだて、その一生をみていこう!


● もし、まだエサのよういができていなかったとしても、だいじょうぶ。

チョウは10~11月ごろまで発生(はっせい)をくりかえします。
それまで、じかんはじゅうぶんありますね。


五月、これからエサをよういしてもまにあいます。


* キアゲハ用には、えんげいコーナーでパセリのなえを4~5ほんかってきてうえます。

おそらく~、なつには、幼虫(ようちゅう)が1~2匹は飼(か)えるくらい、大きくなっているでしょう。
生長の具合によっては、一匹ずつ時期をずらさないとエサぶそくになるかもしれません・

たぶん~、そこに、ちかくをとんでいる成虫(せいちゅう)がやってきて、タマゴをうみつけていきます。

あざやかでめだつ花などを まわりにおいて、チョウをよびよせるのもいいですね。

 
 ♪ くるといいな。


 もし、こなかったなら―。

せいちゅうが、やってくるようになれば、た~くさんのたまごを うんでいくようになります。
きている ともだちや かっている おうちに おねがいして ゆずってもらってもいいですね。



* ナミアゲハなど: かんきつるい・ミカン科の木がうえてあれば、そのはっぱを食樹(しょくじゅ)としているナミアゲハやクロアゲハなどが産卵(さんらん)します。
はっぱのうらに1ミリ強のたまごいろのたまごを、一つぶずつ ばらばらにうみつけます。
ちゅういしてみていこう。


* たんにアゲハといえば ナミアゲハのことです。ナミとは並のこと。ごくふつうにどこにでもいるチョウといういみですね。
ですが、ちいきによっては いないところもあります。どこでしょう? それは、幼虫のえさとなるかんきつるいのはえていないところです。また、はえていても ちょうが、うつってこれない ちけいのところなどです。
 ・・・


* すでに、露地植えにしてある食草食樹では、天敵のクモなどがセッセ、せっせとこまめに活躍してくれて、チョウの成虫が産みつけていったタマゴも、幼虫も、一匹残らずたいらげてしまうことが多いですね。

 クモなどに、引越しねがうのも一つのテですが、残った天敵に食べられて、気が付けば一匹もいなくなっていたあ!ということにもなりかねません。
天敵はそのままにしておいて、タマゴや幼虫の付いている葉や枝を切り取って部屋で飼育しましょう。





 ♪  ぬかりな~く、てんてきにもちゅいをむけ、かんさつしましょう。

■ クモ、クサカカゲロウの幼虫、ハチ、寄生バチ、アリ、カメムシ、カマキリ、小鳥、・・・なにがくるだろう。
オゥ!トカゲもはってるぞ! ハエは?どうだろう。

てんてきたちはどんなふうに、ようちゅうを見つけて、ねらって、つかまえて、たべているのかな。

 

クモやカマキリ、小鳥・・・てんてきは、どんな、せいかつをしているのだろう。
 



■ てんてきの しゅるいは?なまえは? * まだ、ずかんなどでは、しらべないよ。

 ずかんにつけてある なまえは、先人(せんじん)のかたがたが、しぜんのなかで しぜんをキャッチし、じぶんで はっけん!し=それが!いる!ことにきづき、・・・かんさつし、・・・かんがえ、・・・けんきゅうし、・・・かんがえ、・・・分類(ぶんるい)できる!ことをはっけんし、・・・かんがえ、つけたなまえだ。
むかしからのなまえをつかってあってもね。


 まずは、

きみも、じぶんできづき! ほかのむしやいきものとはちがう とくちょうをみつけ! そうだ!このなまえにしよう!とかんがえた じぶんだけのなまえをつけよう。かぞくのあいだでつうじるなまえや、ともだちのあいだでつうじるなまえなど どくじのなまえをつけよう。

 また、しょくぶつ・どうぶつ、みじかにいる色いろなしゅるいの生きものをみていくなかで なかまわけ・ぶんるいができることに自分できづいていこう。


 天敵てんてき から 食物連鎖しょくもつれんさ へ 生態系せいたいけい へ 地球ちきゅう へ 太陽たいよう へ 宇宙うちゅう へとつながっていることにもね。















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