サロマ湖をさらに西へ足を伸ばし、湧別漁港にきました。展望台があるので登ってみましょう。

港の様子はうかがえますが、サロマ湖は、なんか遠い。

ベランダにも出れないし。

これは、観光用というより、津波対策の監視施設では?

ここから、ライブカメラ映像がWeb上で公開されているので、災害対策や、港湾管理としての役割が大きいと思われます。冬は流氷の接近をウォッチできそうです。

隣のオホーツク湧鮮館に行って見ました。

いきなり、入り口に北海シマエビ禁漁の案内。

店内は、港から直の新鮮な魚介が、生け簀で販売されています。冷凍物も豊富で、宅配便も利用でき地方発送もOKです。

近くにあった、湧別原野入植者上陸之地碑。明治30年「北海道国有未開地処分法」が公布され、屯田兵が上陸したことを印したものです。

湧別側から第一湖口付近までは、車で行けるようなので目指します。途中のサギ沼駐車場で撮影タイム。

木々がなく、一面のパノラマが目の前に。湖面は穏やかで、船の姿は見えませんね。冬は結氷し、ワカサギ釣りを楽しめます。

そして三里浜キャンプ場到着。

キャンプ場利用時の駐車場は有料。展望台前の駐車場は無料なので、そっちに停めて、

竜宮台展望台に登ってみます。

こちらはオホーツク海側。

サロマ湖側。両方バッチリ見えちゃう。

足下には、すり減ってよくわからない方向表示盤らしきものが。なんだか古代文字盤みたいでかっちょいいけど。

この先には第一湖口があるので、行ってみたいのですが、

工事作業のため車は乗り入れできず、本日は断念。

この先は、いったいどうなっているんだろうか。気になることしかり。

このコンクリート伝いに行けば海側を進めるようだが、ううむ。

防波堤に作られた小公園。ここからも海・湖両方楽しめ、それを詠んだ美智子妃殿下の句碑があります。

大月桂月の詩碑もありました。その景色の見事さに、竜宮街道と命名したのはこのお方。自身の紀行文には、天橋立は山から見ると縦一文字に見えるが、竜宮街道は横一文字にしか見えないので、山がないのは至極残念。と、日本三景に勝るとも劣らないと評しております。


今日は朝から肌寒いため、キャンパーはほとんど見かけません。防風林もなにもなく、風も吹きっさらしで寒さも増してきました。

これでサロマ湖シリーズは完結ですが、ドライブは日没するまで止まらないのだ。
(記事:2018年9月 Update:2020年4月)
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