・2018/10/05 ぶどう塾が開かれたので出席しました。
・今日は、作業の前に集会所に集まり、今年のぶどう作業についての総括を行いました。
・塾長から:
①オーナーさんの収穫はいかがでしたか? (答え)立派な甘いぶどうが出来て、贈答先からたいそう喜ばれ、里脇のぶどうの価値観は上がり続けています。
②今年は台風の影響で、ぶどう棚が傷んできているところがあります。来年のオーナーの配置については、変更する場合があります。
③結果枝の管理や樹木の根元の除草などが乱雑になってきている。先日のビニール撤収の時の状況では、およそ3割ぐらいがそのまま放置している状況にありました。
・オーナーから:
①1本の木のおよそ1/4程が、粒が小さいところがあった。原因は? (答え)・木に虫が入っている。前年度のならし過ぎ、などが考えられる。
②結果枝に房が付かないところが2か所あった。
③ジベリン処理を急いで行ったためか、房のなかに種が残っているものがあった。(答え)種が少し残る場合も農業普及センターの規定ではジベレリン処理は成功と見なすそうです。
④貝殻虫がつき、被せた袋が黒くなっているのがあった。(答え)今年はぶどうの芽吹きが早かったので、殺虫剤の石灰硫黄合剤を使うことができなかったのが一因と考えられる。
⑤昨年貝殻虫の被害にあったので、今年は木の皮むきを行ったあとに、組合で防除が行われたので、カイガラムシの被害に合うことはなかった。
⑥貝殻虫除去のため皮むきの時期は何時がよいか? (答え)時期を間違うと、樹液が出て、木に悪影響を与えるので、普及センターの意見を聞いて決めたい。
⑦今年初めてオーナーになり、ぶどう塾の招集された日しか来なかった。これで管理としては十分であったのだろうか? (答え)召集された日には組合員の方がついているので、疑問があれば組合員の方に聞いていただき調整してください。
⑧里脇のぶどうをもっと立派にするために、房をもっと大きくできないか? (答え)1房約500gとしており、甘い味が里脇の誇りです。
(受講風景)
(塾長)
*今日の作業
収穫後の園内の整理作業
・クリップ、マイカー線、ナイロンの撤収(台風飛来により完了)
・結果枝の管理、樹木の根元の除草作業
(除草作業)
*配布資料