80k700m タイトルはまだ考えてない(旧 安全靴をはいたタヌキのホームペヱジ)

自称“流川市民”の、鉄道橋梁&トンネルと北海道の国鉄(JR)廃線跡が好きな人間がブログに挑む。(最近は迷走の日々…)

JR天北線第1小頓別川橋梁と、国鉄時代に廃止された天北栄仮乗降場

2013年12月01日 | 鉄道―宗谷本線・留萠本線周辺廃線調査
 天北トンネルを抜けた天北線の列車は、左側から寄り添う栄川を渡って、栄川によって開けた地形に沿って峠を緩やかに下り、小頓別駅に至っていたが、線路跡に生えた木々が成長して歩くのが困難な箇所が多かった。
 栄川に架けられた第1小頓別川橋梁(Iビーム1連)を渡った11.5キロ地点付近に天北栄仮乗降場があったが、仮乗降場があったとされる場所の辺りには、左手にわずかな広場と細い道があり、右手に盛り土らしきものがあっただけで、ホームの位置の特定は不可能であった。
 地元の方によれば、一時期は一大集落を形成していたという事だが、誰一人住んでいない現状からは、にわかには信じ難い。



 天北栄仮乗降場があった辺りを抜けると周囲は開けて、栄川沿いに大きく右に曲がって東から南へ進路を転ずると、やがて第2小頓別川橋梁に至っていた。

第1小頓別川 橋梁 (11km476m)

4m57 Iビーム×1
 製造銘鈑行方不明の為、製造年・製造会社及び設計荷重その他一切不明
 1973年9月 K.K 伊藤塗工部 塗装

コンクリート製橋台(コンクリート製翼壁)

特になし(2003年11月調査時)


天北栄 仮乗降場 (11km---m)

全て撤去(2003年11月調査時)
南稚内方右側にホームらしき土盛りあり(2003年11月調査時)
南稚内方左側に広場らしき空地と林道あり(2003年11月調査時)

備考:仮乗降場の位置は11km480m~11km540m付近にあったものと推測される



最新の画像もっと見る

コメントを投稿