迷走野党の象徴 山梨 元民主のみんな候補に輿石氏が対抗馬
産経新聞 5月13日 7時55分配信
夏の参院選で共闘を築けない野党の姿を象徴しているのが山梨選挙区だ。みんなの党が現職を擁立すると、民主党はかつての「参院のドン」、輿石東(あずま)参院議員会長の主導で対抗馬を決めた。参院選で野党共闘を呼び掛けたのは民主党。しかし山梨では、輿石氏のメンツが優先されたのだ。(原川貴郎)
山梨県昭和町内で12日、みんなの党から出馬する米長晴信参院議員の決起集会が開かれ、出席した渡辺喜美代表は民主党に敵愾(てきがい)心をむき出しにした。
「民主党はなぜ邪魔をしにくるんだ。一体、民主党という政党は…、消えてなくなるから言ってもしようがないが…」
みんなの党が民主党を昨年7月に離党した米長氏の擁立を決めたのは4月5日。渡辺氏は、民主党出身の浅尾慶一郎政調会長に選対委員長を兼務させ、民主党との選挙区調整を進めようとした。
そんな矢先、民主党山梨県連は坂口岳洋前衆院議員を無所属で擁立、党本部は推薦を決めた。
坂口氏は出馬を渋っていたが、輿石氏が説き伏せた。輿石氏は昨年の衆院選で、山梨1区に、民主党を離党し日本維新の会に入った小沢鋭仁国対委員長の対立候補をぶつけた。米長氏についても「裏切り者だ」(県連幹部)と容赦なく、つぶしにかかったのだ。
みんなの党側は、民主党は維新との共闘ができなくても、みんなとはやりたいはずだとみていた。しかし、輿石氏の怨念には勝てなかった。
メモ_φ(・_・ 今回も全国に山梨県の政治の恥部を晒してしまった
決められない政治の象徴がわが山梨県
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輿石東
民主党
民主党大反省会
産経新聞 5月13日 7時55分配信
夏の参院選で共闘を築けない野党の姿を象徴しているのが山梨選挙区だ。みんなの党が現職を擁立すると、民主党はかつての「参院のドン」、輿石東(あずま)参院議員会長の主導で対抗馬を決めた。参院選で野党共闘を呼び掛けたのは民主党。しかし山梨では、輿石氏のメンツが優先されたのだ。(原川貴郎)
山梨県昭和町内で12日、みんなの党から出馬する米長晴信参院議員の決起集会が開かれ、出席した渡辺喜美代表は民主党に敵愾(てきがい)心をむき出しにした。
「民主党はなぜ邪魔をしにくるんだ。一体、民主党という政党は…、消えてなくなるから言ってもしようがないが…」
みんなの党が民主党を昨年7月に離党した米長氏の擁立を決めたのは4月5日。渡辺氏は、民主党出身の浅尾慶一郎政調会長に選対委員長を兼務させ、民主党との選挙区調整を進めようとした。
そんな矢先、民主党山梨県連は坂口岳洋前衆院議員を無所属で擁立、党本部は推薦を決めた。
坂口氏は出馬を渋っていたが、輿石氏が説き伏せた。輿石氏は昨年の衆院選で、山梨1区に、民主党を離党し日本維新の会に入った小沢鋭仁国対委員長の対立候補をぶつけた。米長氏についても「裏切り者だ」(県連幹部)と容赦なく、つぶしにかかったのだ。
みんなの党側は、民主党は維新との共闘ができなくても、みんなとはやりたいはずだとみていた。しかし、輿石氏の怨念には勝てなかった。
メモ_φ(・_・ 今回も全国に山梨県の政治の恥部を晒してしまった
決められない政治の象徴がわが山梨県
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