なないろスケッチ

アート・写真・食べ歩き・ワンコ・・・
これといったテーマもなく
日常の「ステキ」を気ままにつらつら♪

Bonsoir フランス ⑨

2013年03月26日 | フランス

いよいよパリである。
パリを最初に訪ねたのは確か17年前。
今回で3度目のパリよ~
(パリ第二小学校出身だとか吹聴しているフランソワさんって、誰ですか?






今にも降り出しそうなグレートーンの空に溶け込むエッフェル





ちょいといただき!「ズボッ」





そして凱旋門も象徴的である
2度目に来た時てっぺんまで登ったけど今じゃ体力に不安あり




お次はオぺラ座
最初に来た時この中のシャガールの天井画に感動したものだった




パリ市内に入るととたんに大渋滞で
そのお陰でバスの車窓からの眺めを楽しめる。




キャバレー LIDO
17年前Kと観に行ったけど、途中シャンパンを飲みすぎてねてしまい、トホホ・・・な想い出










この後ツアーにはつきものの免税店でのショッピング。
ギャラリー・ラファイエットの店内はとにかくすごいのなんのって・・・
ショッピングに興味なくてもこのデパートの内装は一見の価値あり。











外装



せっかくなので集合時間までちょいと周辺を散策してみる。










オペラ座の裏側





ここでこの日の観光は終了。
HOTELに到着後、ゆっくりワインで乾杯である。








最後の二連泊ホテルはちょっとしょぼい



さて、いよいよ明日は観光最終日、今回の旅の一番のお目当て「オルセー美術館」である。



               ~つづく~

Bonsoir フランス ⑧

2013年03月25日 | フランス


サン・セヌリ・ル・ジェレからはさらに160Km離れたシャルトルへと向かう。
途中フランスのドライブインで各自お昼となる。






マックとはちょっと比べられない価格





システムはIKEAのレストランみたいなセルフで注文するスタイル
見た目でチョイスできるので安心である
ただ、こちらのレジ係はけっこうおおざっぱ
ちゃんとレシート確かめないとね
(私の場合かなりお安く間違っておりました)



シャルトルでは世界遺産の大聖堂がメインの観光。


シャルトル大聖堂(-だいせいどう、フランス語名:Cathédrale Notre-Dame de Chartres)はフランスの首都パリからおよそ南西80kmほど離れた都市シャルトルに位置し、フランス国内において最も美しいゴシック建築のひとつと考えられている大聖堂。1979年にユネスコの世界遺産に登録されている。
Wikipediaより抜粋





高さの違う二つの尖塔は、ゴシックとロマネスクという様式が違う珍しい作り



恥ずかしながら、実際にこの地に立つまで私はこの世界遺産を知らなかったのであった。
何の予備知識もないまま大聖堂に向かうと、そこには見事なステンドグラスにため息ばかり。
授業でもステンドグラス風のクラフトを取り入れたりしているけれど、ここのそれはとにかく完成度が半端じゃない。
とりわけ青い色が鮮やかなのが特徴らしい。



表からは地味なこの窓





内部から見上げるとこの鮮やかさ





どこを観ても細かい彫刻が施されている ちょっとお腹いっぱいになりそう






この場に立つと誰でも懺悔したくなるような・・・





約1時間という見学時間ではもったいない
このままツアーから離れて座っていたいと思ったものだった




・・・とも言ってられないので、聖堂を後にし、急ぎ街の中を散策。





石畳の道路は修復中
職人さんの手際の良さに思わずパチリ
実は昔から『職人』に憧れていたのだった





お見事!
日本だったらすぐにアスファルトだろうな





なんと、この花屋は?





ほとんど黄色い花ばかり集めた花屋っ!おしゃれじゃありませんか






と その時向こうから見たことある車がっ!
って、当たり前ながらここはフランスですもんね









帰国して気付いたんだけど 画像を整理していたら『窓べ』のショットが多いこと
この町でも素敵な窓辺に出逢った




さて、この後はいよいよ花の都、パリに向かうのである。


                    ~つづく~









Bonsoir フランス ⑦

2013年03月23日 | フランス

3日めの朝である。
夜に降り出した雨も出発の頃には何とか回復し(さすが晴れ女)
バスは132Km離れた「サン・セヌリ・ル・ジェレ」という田舎町へと向かう。









何故この地に観光バスが乗り入れるようになったかは、その経緯はわからないが
のどかなフランスのあまり観光地化されていないその町(村?)のたたずまいは
私の憧れのドラマ「大草原の小さな家」の物語の中に出てくる風景だった。
(国は違うけれどね)






































この町にしばらくゆっくり滞在したら人生観が変わるかも?とさえ思ったりする。






                         ~つづく~

Bonsoir フランス ⑥

2013年03月22日 | フランス


修道院のてっぺんまで見学した後は、各自ゆっくり休みながら下りていく。
世界各国からこの世界遺産に訪れており、参道の狭い石畳の道はかなり混み合っている。




こういう風景 ゆっくりスケッチしたいもんだ
看板のデザインがかわいい





かの有名なクッキー これまた缶のデザインがいい







この後は近くのHotelに宿泊。




せっかく近くなので隣接するレストランで夕食を済ませたあと、もう一度シャトルバスに乗って一人で夜景を観に出かけた。
他の2人はかなりお疲れモードなので、ほっといて、と
私は旅に出ると俄然元気全開モードになるのである
出発前まで体調不良だった私ははどこへやら




ここは夜景の方が美しいかも・・・




この先生涯この地を訪ねることはないだろうな、と思うので
この目にしっかりこの光景を焼き付けてきたのだった。

そうこうしているうちに、雨がポツポツ。
あれ、私晴れ女なのに・・・

                          ~つづく~



Bonsoir フランス ⑤

2013年03月21日 | フランス


モン・サン・ミシェルに到着しながらオムレツ話ばかりでなかなか修道院にたどり着かないが
ひとつプチ情報を・・・
わざわざフランスに出向かなくても東京丸の内に、このオムレツを食べられる、いわゆる「日本支店」があるそうだ。
気になる方はこちら




再びツアーメンバーが集合して、いざ修道院内部へ。



この時点で、階段を最上階まで登らないといけない、つまりエレベーターなどない、
体力に自信のない人は厳しいかもしれないと言われ、膝を痛めているY子さんはちょっと不安げ。
でも80過ぎのご婦人も頑張るという姿に刺激を受け、奮起していざ




キティちゃん好き、という日本通のマリアさん
一生懸命ガイド中



さてモン・サン・ミシェルとは『聖ミカエルの山』という意味。
てっぺんに・・・



あれ




ズーム




修道院の中では目の前にミカエルさんが立っていたりする。




旧約聖書を知らない私、しまった・・・時すでに遅し!だわな・・
ホテルとかにある聖書を一度でも読んでおくのだった
そしたらマリアさんの説明は何十倍も興味深いものだったにちがいない。

詳しくはウィキペディアで
そんな私でも、その空間で深い歴史に刻まれた人々の営みを想像しながら
大きな岩の上に建造された建物の中を進んでいく。
ため息ばかり
とにかくロマネスク様式の曲線に魅せられて・・・


いつしか夢中でシャッターを切っていた。

















 














 







                  ~つづく~


Bonsoir フランス ④

2013年03月20日 | フランス

気まぐれな更新ですが、フランス旅日記の更新を・・・


ブブロン・オン・オージュ散策の後は世界遺産、モンサン・ミシェルへ移動。
景観を保つためバスはかなり手前で停車し、そこから専用シャトルバスに乗り込む。




注:これはシャトルバスじゃないよ


湾の中に、おおぉ~、なんと存在感のある修道院が近づいてくるではないか。





島に入ると修道院入り口までの参道には沢山の土産屋が並んでいる。





まずはお昼ご飯。
やっぱり名物オムレツは外せないでしょう。
時間がズレていたせいか、老舗名店へすんなり入れるじゃありませんか








従業員がせっせと卵を泡立てています。





この人がオーナーさんなのか?
何だか有難そうな額が飾られているぞ。




3人で入店したものの、Y子さんは食欲がないというので二人分の食事+一人は飲み物だけをIさんの通訳でオーダーしてもらう。
したら・・・

「No~!」(なんでやねん?)

3人ともコース料理の注文しなきゃダメだよとおっしゃる。
しかもたかがオムレツのコースは確か25€(高っ)
さらに店のフロア係はバタバタしていてサーヴィスがよろしくない。
老舗のプライドなのか、高ピー

「どうする?」
「出よう」 即決(日本人でも流されない者もいるのだぞ)


「ソーリー~」 と言って迷いもなく3人は店を出たのであった。(恐るべし大阪のおばちゃん達)

しかし、やっぱりここではどうしても『オムレツ』を食べてみたいよね。
ってことで、すぐ先のカジュアルな店をみっけ。
単品でも、ドリンクだけでもOKなとっても感じのいいお店である。
フロア係のおじさん、日本語上手でフレンドリー






ようやく念願のオムレツ&シードルなどを食す
















予想通りオムレツは美味しくなかった
けど、これは現地で体験すべし、だよ
ステーキはすっごく美味しいのでお勧め

と、てんやわんやのランチであったが、お腹を満たしてイザ修道院内部へGO!


                                  ~つづく~








Bonsoir フランス ③

2013年03月15日 | フランス


さらにバスは走る。
時差ボケが残っている人はまだ車内で居眠りだけど
私は車窓からの眺めにあきることがない。









フランスは食糧自給率が120%というから認識不足だった私はちょっとびっくり。
パリの華やかな「ファッションの都」というイメージが強すぎたからかな。
車窓からは広大な草原に牛や羊や馬が放牧されていた。

そんな風景をながめながらY子さんとの会話。


Y子「大きいヤギさんもたくさん放牧されているね」
Moca「?・・・いや、あれは白い牛だよ」
Y「あぁ、そうなん」

しばらくして
Y子「コロコロした豚さんもいっぱいいるやん」
Moca「??・・・・あれは羊やけど・・」

豚の放牧って聞いたことがないんですけど。
てか、Yさん長年教師だったはすですけど、生物の先生じゃなかったから仕方ないのか、それとも動体視力の問題か?

その後私の笑いのツボは、「ブタノホウボク」にはまってしまい、声を殺して笑い続けたのであった。

そうこうしているうちにバスは「ブブロン・オン・オージュ」に到着。
木骨組みの家が美しい、まるで絵本の中のような街だった。



















                               ~つづく~


Bonsoir フランス ②

2013年03月12日 | フランス


二日目




ルーアンへと向かう。





爽やかな快晴で、朝日がまぶしいルーアンに到着




モネが好んでモチーフにした大聖堂は見事なゴシック建築に圧倒される
あんぐり~










街の正面には大時計が朝日に輝いている




街の広場にはジャンヌダルクが生きたまま火あぶりの刑にされたという十字架が・・・












その昔、彼女はこんな平和な世の中を想像できたのだろうか
生まれた時代が選べたなら・・・と悲劇を思う










~旅のメモより~

ルーアンの古い街並み散策。
昨夜は美しい夕陽を見送り今朝はまた見事な朝日で一日の始まり。

フランスの日常の朝の風景がそこにあった。

ジャンヌダルクが火炙りの刑に処されたという十字架が今も遺されている。
19歳でこの世を去った少女の歴史が残る街。
石畳の路を歩きながら、ドラクロアのあの名画を思い浮かべるが
そんなに若かったんだと驚く。




                             ~続く~

Bonsoir フランス ①

2013年03月11日 | フランス
関空から直行便というのでこのツアーをチョイス。
恒例により本日のレートは・・・



前回スペインの時よりやや円高である


エールフランス0291は超満席
日本の学生卒業旅行シーズンだからか若い旅人が多かった。








久々に日本脱出成功
上空から地球を見下ろすといつも思うこと。
なんて窮屈な世間の中でチマチマ生きているんだろう・・
しかも狭い枠に自分を閉じ込めていたのは、実はだれあろう自分なんだと毎回気づくのだ。
あほらし~
高度の上昇とともに、自分の心にも大きな翼が生えてくるのを実感。

あばよ、私にまつわるう○こちゃんな諸々(バッサリ)
ウエルカ~ム、私を待ってるワクワク


~機内メモより~

フライト中です。
関空を出発してすでに8時間経過。
ランチの時シャンペンが美味しそうだったけど今日はアルコールを封印
以前機内で気分が悪くなったトラウマのためである。
Pitch Perfect という映画を1本観る。
Life of Pi も観るとしよう。










飛行時間約12時間半でシャルル・ドゴール空港に無事到着したのは現地時間夕刻。



空港内のこのソファーは嬉しいデザイン




サインデザインもどこかおしゃれ




空港の象徴的なシルエット





最初に訪問するのはルーアン
パリから約149Km西へ走る途中のドライブイン内










                        ~続く~

無事帰国しました

2013年03月10日 | フランス

6日間のフランスの旅はあっという間でした。
昨日無事に帰国し、また日常が始まっています。


出国した日はダウンを二枚重ねするほど寒かった日本の朝だったのに
帰ってきたらすっかり春で、汗ばむほどの気候にはびっくり。
旅の思い出日記はぼちぼちまとめていくことにします。




女三人珍道中






シャルル・ドゴール空港 3月4日夕刻入国~





~同空港 3月8日 昼過ぎ出国 4泊6日の旅





今回で3度目のフランスですが、今回の1番の目的はこれまでチャンスがなかったオルセー美術館







モン・サン・ミッシェルも楽しみにしていた初めての訪問






モンマルトルは大好きな街なので再訪です






今回の旅では郊外の田舎町も見どころでした





もちろん定番の観光も