御巣鷹によせて

２９年目のこの日をむかえ、久しぶりにブログを更新します。
先ほどニュース番組で、東洋大学の学生たちが、事故を学ぶ特集をしていました。
航空関係の仕事を目指す若者たちです。
彼（彼女）等は皆、事故から数年後に生まれているわけで、この事実を歴史上の出来事としてとらえていたのではないでしょうか。
実際に山を登り、遺族達と会い、遺品を見たり元消防団の方の話を聞く事で、この事故がまだ鼓動を続け、息をしているのだと感じたようです。
語りながら涙する女子大生に、もらい泣きしました。

戦後１５年して生まれた私に置き換えた時、広島・長崎の慰霊祭の映像を、自分とは関係の無い、遠い昔の事と捉えている自分に気づきました。
たまたま学友が日航のCAで、２５歳で命を落としたため、私にとって特別な一日になっていますが、全ての歴史は過去から現在に、間違いなく繋がっているのだと、忘れてはいけないことがたくさんあるのだと、深く思いました。