後悔しないで生きること、死ぬこと

『ルビコンの決断』という番組で、末期癌と闘った政治家の事を知りました。
１月に亡くなった時のニュースはなんとなく覚えていましたが、詳しい事は知りませんでした。
余命１ヶ月の花嫁のチエさんにしても、この政治家・山本氏にしても、命に期限が入れられてからの生き方がとても濃いように思いました。
ナビゲーターの鳥越さんが番組の終わりに、後悔しないで死ぬという事の難しさを語っていましたね。
私の癌は、幸い命に期限がつくものではありませんでした。抗がん剤も放射線治療も無くて、健康体とはいえないですが毎日家事をして、週３日パートに行って、時々実家の手伝いをして、頑張って生きています。

私は子供を２人もったということで、結構いい人生をおくれたと思います。
子供より先に終えるのなら、後悔はしないで死ぬ事ができると思います。
生きるということに対しては、ちょっと分かりません。
しなければいけないことも、やっておいた方がいいなと思うことも、なんとなく後回しにしてダラダラと生活しています。
今日しなくても明日にまわせばいいと、ついサボって一日が過ぎていきます。
子供に命が受け継がれ、死ぬことへの後悔は無いけど、毎日の生活にはチョクチョク後悔がありますね・・・
山本氏の信念が、関わった政治家の方たちの心にずっと受け継がれることを期待します。
《生は難く、死は易し》