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本業は「水」商売。そんな店長の趣味の世界へようこそ。

ありがとうJK

2021年03月26日 | SWIMMING
昨日の大会終了後、JKことジュネの送別ミーティングを行いました。

ジュネがナルーの一員になったのは2016年の夏のシーズンが終わった後、彼女が中2の時でした。
どちらかというと寡黙な彼女は、前スイミングで「ほとんど平泳ぎのみ泳いでいた。それもプル中心でキックを使わず腕のみで進む感じ」だと、昨日自分で表現していたけど、まさしくそんな感じで、オイラ的には今までに見たことのないタイプのスプリンターでした。ま、例えるならスプリンターの中でも卓越した存在、そうトレノですね(←わかる人にはわかる🚙)



そんな彼女が頭角を表し始めたのが、2017年春くらいから。
チームのオーストラリア合宿🇦🇺に参加し(画像①)、帰国後の春季JOで5位入賞(13-14歳100Br)すると(画像②)、その年の全中予選の50Frでも全中の標準を突破し、本大会の全国中学で100Brにて6位入賞(画像③)。9月には国体の千葉県代表となり、スプリンターとしての地位を確立。

その後は自由形と平泳ぎ両種目の短距離でレースに出場するという「二刀流」のスタイルとなった。

まぁ、バリバリのスプリンターなので練習はびっくりするほど弱く(笑)、ブロック合宿等に参加すると「えっこの子が26秒で泳ぐの?」と他のコーチに不思議がられるほどでした。

そんなジュネも、2019年の夏JOでは15-16歳の50Frで優勝🥇(画像④)
「ナルーに来て、自分自身のやり方=ルーティン=を見つけることができたし、それを認めてもらえた」と、昨日の彼女のスピーチでもあったように、オイラ自身も彼女を指導する中で多くのことを学ばせてもらえたし、コーチングの幅が広がったと思っている。

「ノーアップダイヴ」がその典型。
ビッグレースの当日や前日、あるいはその前のチバコクでの練習で、水中でのウォーミングアップなしに(陸トレのみで)いきなりダイヴを行い、その調子でその後の水中練習を決めるという彼女のルーティン。

思い起こせば、かつて同じようなことを現VERDIの選手担当Tコーチもやってたっけ😅
彼の場合はシャワーでアップ(通称シャップ)だったけど(爆)

そんな彼女も昨年10月末の日本短水路終了後くらいから所謂スランプになり、そうでなくとも弱い練習が更に弱くなり😭
なんとかスランプ脱出を試みた今回のJOも、納得のいく結果では終われず「有終の美を飾る」ことは出来なかった。

4月からは国立の名門「筑波大学」に進学。
ちょうど今日26日が引越。

この状態で大学にお渡しするのは非常に不本意にではあり、申し訳ない気持ちでいっぱいだが、仙石先生をはじめとする優秀なスタッフとチームメイトの下、彼女らしさを失うことなく更なる飛躍を期待している。

ジュネ、ありがとう!
大学に行ってもジュネらしく、

成流貫き通せ!!

筑波大学関係者の皆さま、どうか宜しくお願い致します🙇♂


以下、思い出の画像集camera






画像①=オーストラリア合宿にて、C・マッケヴォイ選手とツーショット


画像②=移籍後半年ちょいで、全国大会初入賞✌(2017春JO, 13-14歳100Br 5位)


画像③=2017年全国中学@鹿児島。全中初出場で初入賞(100Br 6位)✌
「勝負靴下はライオンlion」で話題になる?


画像④=2019年夏JO@辰巳、全国大会初優勝🥇(15-16歳50Fr、同タイム優勝!)




画像⑤=2019年日本短水路選手権@辰巳、人生初のスイムオフを全国大会で経験。
もちろん勝利してB決勝へ!(50Fr)


画像⑥=2020年千葉県高校選手権@チバコクにて千葉県高校新記録を樹立(50Br 31秒97)
大好きな関谷先生と(笑)



画像⑦=2020日本短水路選手権@辰巳、決勝8位(50Br)
「(賞状が)ぺらっぺら」の名言を残す😅


上体をあまり上下させず、腕の力でグイグイ進んでいくこの泳ぎ。
女子では真似できる選手はいないんじゃないかな?
好きだったなぁ、この泳ぎ。







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