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様々な手作りを広く深くやっていこうという趣旨の予定

アイセロ感光が成功! サン描画で多色刷りに挑戦

2011-10-10 02:24:39 | シルクスクリーン
ジアゾ感光乳剤が失敗ばかりで嫌になってきたので、アイセロ感光に一旦戻りました。



前回は露光時間が長すぎたという事が解ったので、今回は曇天(途中で晴天に)で5分。
ちゃんと成功しました!
色はTシャツくんインクの緑と黄と黒を混色。

調子にのって、サン描画にも挑戦です。
詳しいやりかたはこちら
今までは印刷した紙を原稿にして、露光して製版するタイプでした。
これは露光不要!その代わりに原稿を版に描き写す方法で、失敗が少ないらしい。

サン描画用のペンでふちどり、塗りつぶしはインクを筆で。
印刷する前はドットが荒い画像のような感じで、うまくいくのかちょっと不安になりましたが、実際に刷ると気になりませんでした。



2色刷った状態。
濃い青はTシャツくんインクの青と黒と黄色。
薄い青はTシャツくんインクの青と白です。
ダイカラーのバインダーに、色を薄める時に使うという説明書きがあったので使ってみたのですが、全然でした。これはダイカラーのインクしか薄まらないのかも?
普通にTシャツくんの白を混ぜると薄まりました。

3色目、黒を刷った状態がこちら。



か…かわいい!!

ちょっとずれてしまいましたが、思わずニヤニヤしてしまうくらい満足のいく出来になりました!
4時間かけた甲斐がありました。
(因みにアオカケスという鳥なんだそうです)

サン描画はシャープな線や細かい図案はできませんが、手描き感を出したい図案にはいいですね。
初期投資も一番安いですし、お手軽です。

多色刷りはクオリティが上がるのがわかったので、また挑戦してみたいと思います。

RIFA-Fで露光 と 画家さんの個展

2011-10-07 00:37:39 | シルクスクリーン
シルクスクリーンの露光の話。
どうしても日が陰り始めた頃に仕事から帰ってくるのと、雨の日と夜は出来ないのがもどかしく、露光機を自作しようかなぁ…と思ってました。
自作してる方のサイトなどを見てると、手持ちの機材で出来そうという事が解りました。

それは…

数年前に勢いで買ったRIFA-Fです。
40×40の、中古で買ったものです(たまにしか使ってません)。
光源は蛍光灯なのでバッチリです。

撮影用の照明機材なんですが、このカサの部分を机に密着させるように伏せて置き、その中にスクリーン枠を置けばいけるはず。
と思って、ジアゾ感光剤でテストしてみた結果、8~10分くらいでいい具合になることがわかりました。
が、光源と版の距離が近すぎた為、中心部分と外側ではムラが出来ました。
実際やるときはもうちょっと距離を離して、版とカサの浮いた間を布で隠すなりして、版を数分毎に移動・回転させればいいかなと。

これがうまくいけば安定した結果が得られるので、時間を問わずにできるようになると思います。
大きい版は日光で頑張る予定。

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それと、今日は友人のペン画家、工藤沙由美さんの個展に行って来ました。


銀座一丁目の、エレベーターが手動なくらいアンティークな建物「銀座ギャラリーフォレスト」が会場です。
※2011年10月3日(月)~8(土) 12:30~19:00(最終日17:30まで)

工藤沙由美さんのサイトはこちらhttp://jellyfishss.web.fc2.com/

裸婦画が多いのですが、母性的なのにセクシーというか、力強い印象というか。
線がかなり細かいのに、白い肌との対比で大胆に見えるんです。
とても好きな画風です。
NYのなんとかっていう(忘れた)有名な展示会からお誘いがあったそうで、今度出るとのこと。
同年代・同郷出身で頑張っているので、応援しています。

会場の建物では、他にも色んな方の展示会が無料で行われてるので、時間のある方は行ってみてくださいね。

シルクスクリーン1回目(失敗)

2011-10-01 15:20:52 | シルクスクリーン
曇り続きだったので気象庁の紫外線情報分布図と、基礎知識をチェックして晴れる日を待ちわびて居ました。
今日は12時前後に眩しいぐらいの天気だったので、今がチャンス!


アイセロスクリーンをテトロン布に定着させる作業がうまくいかず、1枚無駄にしてしまいましたが…
2回目は割と定着したので、原稿とあわせて8分露光。
洗い流して乾かし、インクをつけて帆布に刷った結果…



ぎゃあああああ!

アイセロがちゃんと定着してなかったか、露光が充分じゃなかったか、洗い流す時に水圧か擦る力が強すぎたか何かで、抜けてはいけないところが抜けてしまったようです。
修正液のようなものがあるらしいですが、持ってないし広範囲なのでとりあえず今日はここで終了です。

でも汚れてないところはかなり鮮明で綺麗なので、成功すればかなり良い感じになるはずです。

アイセロではなくジアゾ感光乳剤を使ってる他の方の画像を見た感じ、ひょっとしたらそっちのほうがうまく定着できるのかもしれないです。

ちかいうちにまたリベンジします。

シルクスクリーンプリントの材料が届きました

2011-09-25 01:19:38 | シルクスクリーン
プリントゴッコが、消耗品も販売終了になる(なった?)という記事を見ました。
まだ本体が売られてる頃から欲しいなーと思ってたんですが、高いので手が出ませんでした。
代替となるTシャツくんも「ちょっとやってみたい」程度では買いにくい値段だしなぁ…と、思ってたところ、この前書いてた友人が教えてくれたサイトを見てたら、もっと安価に出来る事がわかりました。
http://kassai.co.jp/yu-yujin/myart/silk-t.html
要するに、プリントゴッコとかTシャツくんは機械で感光させてスクリーンにメッシュ状の穴をあけ、その隙間からインク出してプリントする方法なので、感光させるのに機械を使わず、日光の紫外線を利用してしまえばいいという話です。
機械だとどんな天候でも一定の仕上がりが期待できるのでいいんですけど、買ってしまって飽きて押入れ行きになったら勿体ないです。

造ハウさんで小ロットで販売してて安いっぽいので注文。

今日届きました。

少しでも手軽で初期投資が少ない物をと考えたら、アイセロフィルムに行き着きました。
スクリーンに乳剤を塗る手間が省けます。これをサイズ毎で購入。
それと、Tシャツくん用の原稿用紙とスプレー糊と、インクセット。
スクリーンの目の細かさによって使えるインクが変わるようです。
印刷する時に使うヘラのようなもの(スクィジー)も購入。
あと、スクリーンを張る枠も必要ですが、欲しいサイズで安いのが無かったので、100円ショップでフォトフレームを買うことにしました。
露光する時に窓ガラスに押しつける方法が紹介されてましたが、うちの窓は縦にワイヤーが入ってるタイプだったのでできません。
フレームに付いてる透明のプラ板かガラス板を使って屋外で露光しようと思いました。
コルクボードのコルクをとって使ってる人もいるようです。

全部で5500円くらいでできそうです。

2011/09/27追記
  アイセロフィルムにスクリーン布も一緒にくっついてるものと勘違いしてました。
  Tシャツ君のインクだと60~120メッシュ対応だそうなので、
  その範囲のスクリーン(紗)を一緒に買いましょう。


実は以前、学校のアパレル素材論という授業でシルクスクリーンを一度だけやったことあるんですが、その時は大失敗した記憶があります。
原画を作るのに紙かなにかをカットしてたような…。
多分ですが、カットするときに雑にやってしまったのが原因だったと思います。(うろ覚え)

今日はどんな原画にしようか考えてたので、明日やってみます。
うまくいけばいいなー。