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様々な手作りを広く深くやっていこうという趣旨の予定

プラスチック用インクと溶剤を購入

2013-05-09 17:07:38 | シルクスクリーン

スマホで撮った写真で画質よくなくてすいません。

プラスチックにプリントしたい欲求が高まり、ついに買ってしまいました。
これまで使っていたのは水性インクで水を使って洗い流せますが、今度は油性。
専用の溶剤でふき取りじゃないとダメっていうのが何となく難易度高そうで躊躇してました。
が、やりたいもんは仕方ないです。

スキージも、印刷したい物が狭い範囲だったので合った物を購入。

このインク、てっきりラベルに使い方とか書かれてるもんだと思ってましたが、使える素材と取り扱いの注意(換気とか)しか書かれておらず、何時間で乾くのかとか書かれてませんでした…。
ちゃんとその場で聞いておけばよかったんですが、まあ24時間置いておけば定着するでしょう(希望的観測)

これまた予想なんですが、プリントミスしたらこの溶剤でふき取って、簡単にやりなおし出来るんじゃあ…?

やってみないとわかんないですね。

ミスズ技研さんで購入しました。

スクリーン印刷用のクランプを作る

2012-01-11 00:18:29 | シルクスクリーン
スクリーン枠と机を固定して、枠を上げたりするクランプが欲しいのです。
スクリーンホルダー(Wホルダー40)というやつで、専用の印刷台が無くても楽に大量印刷できるというアイテム。台に穴を開けなくてもOK!
それ用として売られてる物は、日本では2つセットが1万越えで販売されていて、例の香港の店でもセットで3600円なのです。
こんな単純な物なら自作すれば安くできるんじゃぁ…?と思い、帰省時に金属を曲げたりする仕事をやってた父に相談してみました。

材料は九州のホームセンター、ハンズマン(楽天市場にもあるそうです)で購入。

ボルトコネクター38角×M8(ネジ穴径4Φ) 2個
ボルトコネクター38角×M6(ネジ穴径4Φ) 2個
鉄横蝶番32 2個
ノブボルト8×30 2個
ノブナット6mm  2個
ネジ・ナット・ワッシャーのセット 4×10 2袋
あとは長いボルトとか(名前忘れた)

合計金額2842円

…あれ、意外とかかってる(笑)

気を取り直して組み立てです。
蝶番の穴とコネクターの穴が合わなかったので、ひとつずつ穴開けしてもらいました。
ネジが2つずつしかついてませんが、強度には問題ないはず。





うーんそれっぽい。
コネクターとボルトのサイズが違うのは、片方は机、もう片方はそれより薄い木枠を挟むからってのと、同じものが4つなかったからです。

早速作業台に設置してみます。



ガーン!ギリギリ届いてません!
作業台の枠がこんなに浅いとは思ってませんでした…ショック!
鉄板みたいなのを間に挟むか、皿ナットのサイズを変えればいけるかもしれないですけど…なんか悔しい。
コネクターの当たってる部分を切ったとしても、ノブ部分が当たってしまいます。

違うテーブルにつけてみたところ、バッチリ使えました。


しかしテーブルと枠の間が空きすぎで、印刷はできるでしょうけどちょっと不安。
印刷する物から枠は多少離すものですが、これだけ空けても大丈夫なのかな?
まだ試してないのでわかりません。

これなら最初から香港の店で完成品を買った方がよかったなーという結果でした。

靴下柄の巾着

2011-11-11 19:54:54 | シルクスクリーン
前回の記事の靴下柄を、ブロードにプリントして巾着を作りました。





紐に使ったリボンの端にヌメ革を使ってみました。
サテンリボンはすべりが悪かったです。
通す部分を広くしたら良いかもですが。

実は前回のキバタに印刷したやつを試しに洗ってみたところ、めっちゃ色落ちしまして。
縮む生地だったので柄も崩れるんじゃないかと思ったんですが、均等に縮んだようでそこは大丈夫でした。
原因は乾燥不足だったようで。印刷してアイロン後、すぐ洗ったんです。
はやく結果が知りたいが為に待てなかったんですね。
今回は前回同様、染み込むインク(白)を使いましたが、1日置いたあとで洗っても色落ちしませんでした。

染み込むインクの白は、どっちかというと上に乗っかる感じです。
でもラバーインクのように盛る感じではありません。
ベタ塗りのところはムラになりやすかったので、線の多い図案向けだと思います。
色物に印刷する時は染め抜きの方がよさそうですね。

何度か刷ってみましたが、染み込むインクをわざわざ買わなくても、ダイカラーで充分なような気がしてきました。
ダイカラーの方が発色が良く、染み込むインクは落ち着いた色な印象です。
ひょっとしたら赤色を作った時に鮮やかな赤が出来なかったのは、発色の違いだったのかもしれません。
そこで使い分けするのがいいのかも。

次は革のバッグを作る予定です。

靴下柄

2011-11-06 17:04:47 | シルクスクリーン
布に印刷してて思ったんですが。

テキスタイル作家さんて、インクはどうしてるんだろう?って。
普通のインクは布に乗っかる感じですが、作家さんの布に限らず、市販品は染まってる感じなので違う種類のインクのはずです。

それで調べてみたら「染み込むインク」というのがあるじゃないですか!
これならいけそうだと思ったので、早速注文。

サイトにも載ってましたが、ボトル入りではなくてビニール袋に入った状態で届きました。
手作り味噌とかをお裾分けしてもらったような感覚です。
段ボール箱を開けただけでもう臭いがすごかったので即換気。



100円ショップで買った適当なサイズの容器に移し替えて準備完了です。
プラスチック容器は色移りするかと思いましたが、案外大丈夫そうです。
色は黄・青・マゼンタ・白・黒・バインダー(透明)
CMYKで揃えておけばどんな色でも作れるかなーと。

まずマゼンタと黄で赤を作ってみたのですが、これが思ったような真っ赤にならず、どうしても朱色っぽい感じに。
赤は素直に赤色を買った方がよさそうです。

仕方がないので黒をちょと混ぜてエンジ色にして印刷してみたら、判子の朱肉で押したような印象になりました。これはこれで…。



図案はクリスマスを意識した靴下柄。
全部サンタさんのプレゼント待ちです。

靴下ってすぐ片方が行方不明になるんですよねー。
洗濯した後、このように並べて神経衰弱する時があります(笑)

布は綿100%のキバタです。店員さんから「洗うと1~2割縮みます」と言われましたが、印刷しただけでインクの水分で既に縮みはじめてる様子。
昔、可愛いギンガムチェックの生地を買ってスチームアイロンかけたらサッカー生地みたいになった事を思い出しました。

ちゃんと布に染み込んでるようで、表面が硬くならずに風合いもそのままでした。
しかし、インクの注意書きにもあるように滲みやすく、線がちょっとだけ太い仕上がりに。
2度刷りしたら確実に滲みます。
逆に、ガタガタのドット絵のような図案でもなめらかな線になるので、図案を作りやすいような気がします。
硬めのスキージで印刷するといいかも。


続いて水色。
バインダーに青をちょっと入れて、黄と黒をほんの数滴。
薄い色を作る時は、バインダーを多めに入れないとなかなか薄まりません。



印刷した布で巾着でも作って、靴下のプレゼントラッピングにでもしたら良さそう。
受け取った人はお泊まりの時の洗濯物入れにでも使えると思います。


絵を描くとき、初めてペンタブレットを使いました。
使わないのを借りたんですけど、慣れると楽ですね、これ。
未だにボールのマウスを使ってるもので^^;
資材は沢山買うけど、こういう所でケチってしまう貧乏性なのです。

露光機設計図公開

2011-10-27 23:17:01 | シルクスクリーン
需要があるのかわかりませんが、許可を貰ったので設計図を公開します。

なんと3Dモデリング!
Google SketchUp という無料の3Dデザインツールというやつを使ったんだそうです。
紙と鉛筆で「ここが○cmだから~ここと同じで~、板の厚みがぁ~」とか考えなくていいから楽って言ってました。
逆に難しそうだと思ったんですが、ちょっと触ってみたら感覚的に解る感じで、確かにこれは楽かもしれません。

■組み立て図


データはこちら。開くにはGoogle SketchUp が必要です。
http://64blog.is-mine.net/lightbox1.skp


■展開図


データはこちら。開くにはGoogle SketchUp が必要です。
http://64blog.is-mine.net/lightbox2.skp


■材料
箱の素材はハンズで揃います

9mm厚のラワン合板(軽くて安くて丈夫なら何でもOK)
ヒノキの角材(素材はなんでも)
アルミ板(たしか0.5mm厚だったような)
3mm厚透明アクリル板
フタ用留め具
木ネジ
塗料
木工ボンド

電気系のパーツは「露光機を自作してもらう」を参照してください

残った板材はR加工してもらい、Tシャツなど筒状のものに印刷する時に間に入れて使う板を作ってもらいました。まだ細長く残るので、木枠を作ってもいいと思いますよ。

■かかった費用

電気系統:9241円
箱:5769円
箱用の木材加工賃:2792円(印刷用ボードの加工含む)

合計17802円
計算し忘れがあるかもしれませんが、だいたいこのぐらいです。
近くにホームセンターがないのでハンズで買って加工もしてもらいましたが、木材も加工賃も高いです。なので、節約すればもっと安くできると思いますよ。

■ポイント

(黒い塗料が内側についちゃったので削ってます。あとで塗り直しました)
四角の穴はスイッチ用。丸い穴は電源コード用です。使う予定のスイッチのサイズに変更してください。
板の上にソケットを乗っけたら、その上にアルミ板をのせてからケミカルランプを付けます。修理や引っ越しの際の周波数変更の対応等が簡単にできるよう、接着はしてありません。このアルミ板は配線の目隠しになるだけでなく、反射板として効果を発揮します。
角材は木工用ボンドではりつけただけ。この上にアクリル板が乗ります。こちらもランプの交換時にはずせるようにアクリルの固定はしてません。
配線・安定器はすべてアルミ板の下に隠し、グローランプはアルミ板の穴からちょっと見えるようにしています。
画像では見えませんが、底にゴムの足もついてますよ。


作業の様子を見たり手伝ったりしてましたが、たまには木工や電子工作も楽しいですね。
問題は何を作るか…(笑)