こんにちは、のほせんです。
東北関東大震災からはや三週間たちましたね。
あの震災に直面された人たちに
みずからの言葉をかけうるものがいるだろうか。
小説家というひとが
こんな時に東京を歩いていると、罪悪感を感じるという。
もっと罪悪感にのたうつことだと忠告したい。
また詩人というひとが
震災直後はショックで筆がとれなくなったという。
そしてもう筆をとれるような詩の言葉などシュレッダーがお似合いです。
かれらの言葉は
チャリティーや募金という言葉さえこえられないようにおもいます。
おそらく
ほんとうの言葉は
被災されたひとたちの中から
つたえがたい極限の相貌をしてあらわれるのだとおもいます。
そこにはもはや表現を信じないものだけから放たれた
かすかな声が
かろうじて聴きとれることだろう。
あの戦後詩人からしぼりだされた死者の言葉のように。
もしも最良の政治の言葉が、
わたしたちと逆立しない共同幻想の言葉が
このあとたちあらわれるとしたら、
わたしたち < 個 > の自己意識が
「復興」という名の近代主義を克服し、
プラグマティズムを解体しおえたときである。
そのためには
もっともっと沈潜せよという声が
遠くわたしたちの歴史の暗闇からきこえてこないか。・・・
.......................................
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あの震災に直面された人たちに
みずからの言葉をかけうるものがいるだろうか。
小説家というひとが
こんな時に東京を歩いていると、罪悪感を感じるという。
もっと罪悪感にのたうつことだと忠告したい。
また詩人というひとが
震災直後はショックで筆がとれなくなったという。
そしてもう筆をとれるような詩の言葉などシュレッダーがお似合いです。
かれらの言葉は
チャリティーや募金という言葉さえこえられないようにおもいます。
おそらく
ほんとうの言葉は
被災されたひとたちの中から
つたえがたい極限の相貌をしてあらわれるのだとおもいます。
そこにはもはや表現を信じないものだけから放たれた
かすかな声が
かろうじて聴きとれることだろう。
あの戦後詩人からしぼりだされた死者の言葉のように。
もしも最良の政治の言葉が、
わたしたちと逆立しない共同幻想の言葉が
このあとたちあらわれるとしたら、
わたしたち < 個 > の自己意識が
「復興」という名の近代主義を克服し、
プラグマティズムを解体しおえたときである。
そのためには
もっともっと沈潜せよという声が
遠くわたしたちの歴史の暗闇からきこえてこないか。・・・
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詩を書く意味を再認識する機会にはなったと思います。
果たして今、詩を書く意味などあるならば
この記事をまんま、「文学極道」のフォーラム雑談コーナー、原発関連に紹介させていただきました。
これは、おっしゃるとおりですし、そもそも詩人がいわねばならないことであるのに、
どうもぺらぺらと復興(復旧)を語りすぎですね。
復旧なんかありえないことですのにまだ夢を追っている。
そのことの欺瞞というか間違いをちゃんと指摘すべきなのですが。