gooブログはじめました!国民の生命と財産を悪から守る正義の味方であるはずなのに、最近疑問が多過ぎる果たして真実は?

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ1政党と大マスコミとのリーク事件での偏見や癒着の闇の部分を正直に公表する

自分のサインのある書類(調書や陳述書等)に書かれた内容、それが「主張」

2010年04月14日 11時28分12秒 | 検察庁の使命は裏金作り

●主張とは

 「主張する」といえば、相手に対し口頭で説明することを想像しますよね。
 でも、こういう手続きでは、
口頭での主張にはあまり意味がありません取り締まりの現場で警察官に1時間たっぷり文句を言っても、反則金を払えば、あるいは略式に応じて罰金を払えば、 「なんかグズグズ言うておったようだが、よく考えたら不服はなかったんだな。取り締まりは正しかったと認めたんだな 」となってしまうわけです。

 たとえば、制限50キロのところをメーター読み65キロ(15キロ超過)で走っていて、そこをどういうわけか30キロ超過で捕まったとしましょう。
「たしかに少し違反はしてたけど、俺は80キロなんて出してない!」
 とさんざん説明して、警察官もニコニコうなづいて聞いてくれても、
「私は違反していました」
 とだけ調書に書かれ、そこにサインしたら、どうなります? 30キロ超過の容疑で取り締まりを受けた場合に「違反した」といえば、15キロ超過ではなく30キロ超過を認めたこと になるのです。

 「不服を主張する」とは、しゃべりまくってすっきりすることではないのです。
 反則金を払わないという選択、略式に応じないという選択、そして、自分のサインのある書類(調書や陳述書等)に書かれた内容、それが「主張」になるのです。そこんとこ、ご注意ください。


事件について、もう一度よく調べ、起訴すべきかどうか判断する人

2010年04月14日 11時26分06秒 | 検察庁の使命は裏金作り

●検察官とは

 検察官とは、警察が捜査・検挙して送検してきた事件について、もう一度よく調べ、起訴すべきかどうか判断する人(“1人1庁”の国家機関)です。
 
ここでいう「起訴」とは、「こいつをこの罪で処罰したいので公判(法廷での審理)をやってくれ」と、検察官が裁判所に対し求めることです。正しくは「公判請求」といいます。

 検察官はまた、起訴すると決めた場合は、しっかり有罪にできるよう準備する人でもあります。準備しながら起訴するかどうか考える、ということもあるでしょう。

 つまり、あなたが「オレは裁判官の前で言いたいことがある」と言っても、あるいは警察のほうが「こいつを法廷へ引きずり出してやりたい」と言っても、裁判は開かれないわけです。
 
検察官が「この者を起訴する」と決定しない限り、裁判は開かれないのです。

 まあ、何事にも裏ワザはあって、運転者の側には正式裁判を強引に開かせる手があります。
 不服を隠してわざと略式手続きに応じ、罰金の支払い命令を受けてから14日以内に「不服だ。法廷を開いて正式にやり直してくれ」と言い出す方法です。この請求を裁判所は断ることができません。
 ただし、無罪や罰金の減額になることは、よほど希有な事情でもないかぎり期待できないでしょう。

 検察庁への出頭も任意ですし、黙秘権もあります。ですから、出頭を断ることもできますし(しかし現実には逮捕されることもあります)、出頭して何も言わないこともできます(しかし現実には一切何も言わずに通すのは難しいでしょう)。そのあたり、FAQ「黙秘権」をご覧ください。以下の説明は、自分の主張を述べるやり方についてです。