時には心を鬼にしないといけないときもありますよねー。
今朝の新聞に、内閣府の調査で若い恋人間で「電話に出なかったりメールにすぐ返信を出さないと怒られた」という経験のある人が、男性45・3%、女性32・3%だったとの記事がありました。
「まあそうだろなー」と納得してしまいました。でもどんなにかわいい彼女(イケメンの彼氏?)だろうと、時には心を鬼にして、携帯依存症の相手にガツンと「そんなことでいちいち怒っていてどうする!」と言ってやるくらいでないと相手のためにもならないんじゃないでしょうかねえ。
こんなことを言うと、「そういうお前はどうなんだ?」と言われそうですね。幸か不幸か私の独身時代は携帯などありませんでしたのでこんな心配はありませんでしたが。でもまあ私だったらそういう束縛はイヤだとはっきり言うか、サヨナラするかでしょうね。先々思いやられますので。
いずれにしろ携帯嫌いの私としては、このような記事を見る度に「やっぱり携帯なんて持たずに済めばそれに越したことはないな」、と思ってしまいます。
阿久悠さんが亡くなった時の新聞記事で、阿久さんがやはり携帯嫌いだったというのを読んで、やっぱり、と思ったことを覚えています。理由は言葉とコミュニーケーションを大事にするものにとって携帯は不要だというようなことだったかと思いますので。
満員電車の中で見たくなくても見えてしまう女の子達の友達や彼氏とのメールのやり取りを見ていると、阿久さんの気持ちも良く分かります。
会社でもお客さんとの会食の間に野球の経過を見たり、会議の間中メールをチェックしていたりという携帯依存症の社員は結構います。心を鬼にして注意してあげたいのですが...、自分より上のエライ方々に多いのでさすがに言うのがはばかられます。
こんな携帯嫌いの私もとうとう会社で携帯を常時持たされることになってしまいました。今月末に職場が移転するのですが、新ビルでは固定電話は秘書さん用のみで、一般社員はすべて携帯になるとのこと。もう勤務時間中はどこにいても電話からは逃れられません。
来週会社で新携帯の使い方の説明会があります。すでに引越しを済ませている部署ではピックアップや転送等使い方が良く分からず混乱が起きているとのことで、必ず出席することとの通達が来ました。使いこなせるのかちょっと不安です。