フォードのコンパクトSUV「クーガ」が、2代目に進化した。
エクステリアデザインは、初代につづきひと目でクーガとわかる特徴的なスタイリングを採用。フォードのキネティックデザインがさらに進化した、という印象だ。ボンネットに配された2本の力強い膨らみは初代からのモチーフで、クーガの特徴的にもなっている。フロントフェイスに使用されている台形モチーフも同様である。デザインの好き嫌いには個人差があるのでおおくを言わないが、進化は理解するものの、どちらかといえば、初代の塊感の強いマッシブなかんじが好みだった──のは、ここだけの話である。
ボディ全長が95mm伸びたおかげで、そのぶんリアシートの居住性と、ラゲッジスペースが拡大された。ラゲッジルームは、従来よりも10パーセント以上容量アップを果たした406リットルを確保している。初代モデルは360リットルの容量しか確保できていなかったため、フォードの隠れたベストセラーモデル、「エスケープ」からの乗り換えが、おもったほどうまくいかなったという話も聞こえていた。2代目ではそうしたネガを確実に潰している。
さらに、上級グレードのタイタニアムには、フォーカス同様30km/h未満で衝突回避をおこなう「アクティブ シティ ストップ」と呼ぶ自動ブレーキを搭載。自車の横や斜め後ろに他車がいることを知らせるBLIS(ブラインドスポット インフォメーション システム)も装備した。
また、実用的な装備として、このクラスで初めて「ハンズフリー パワーリフトゲート」を上級グレードのタイタニアムに採用したのもニュースであろう。これは、スマートキーを携帯していれば、リアバンパー中央下部に足を入れる動作(つまりキック)によってリアゲートの開け閉めが可能になるというもの。最新のTVゲームでも使用されているモーションテクノロジーを応用したこの技術は、両手に荷物を持っている──というよくありがちなシチュエーションで大活躍しそうだ。
アクティブ シティ ストップとハンズフリー パワーリフトゲートは、走りやでデザインといったクーガの根幹をなす魅力にくわえ、コンパクトSUVを考えているユーザの心を購入に踏み出させる、飛び道具的な存在になるかもしれない。
フォード自動車用メンテナスツール;
V86 Ford VCM II Diagnostic Tool
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