5の記憶

アトリエ5の「ヒト・コト・モノ」

テラコッタ

2011-09-01 | 幼児クラス
幼児クラス 制作:2011年8月
◎感想/講師:渋谷葉子
最近の子供たちはあまり泥んこ遊びをしなくなったようです。それなら是非、泥んこ遊びの楽しさを知って欲しくてテラコッタの取り組みをしました。土でできている粘土なのでひんやりとした感触、水をかけるとドロドロ、ねちょねちょと様々に変化するのがこの粘土の特徴です。

まずはこねるところから。上半身に力を入れてこねます。足で踏んでこねる子もいました。テラコッタならではですね。柔らかくなってきたら、まずは基本のお団子とへびさん。少し固めなので、お水をかけて感触を楽しみながら作ります。少しできてきたら、みんなで積み上げていきます。まずは土台をしっかりと。重ねたり、へびさんを巻き付けたり、少しずつ高くなっていきます。

いつもは一人一人で制作しますが、みんなで一つの物を創り上げるのは初めて。「ここ倒れそうだよ」「もう少しつけたらいいんじゃない?」みんなで意見を出し合いながら積み重ねて、大きな作品を完成させましました! みんなの背と同じくらいの不思議な生き物ができましたよ!普段ならその作品を持ち帰るところですが、できないのがこのカリキュラムの残念なところでもあります。みんなで「いっせ~の~せっ!」と壊しました。でも、みんなの頭の中にはいい思い出として残っていますよね。


◎幼児クラス・秋の生徒募集・体験受付中!
*木曜日・金曜日/若干名の欠員ありです。お友達やご近所の方で、関心のある方に是非ご紹介下さい。
*活動の様子:写真のスライドショー

*開講時間:15:00~16:00 月3回 月謝5500円 少人数制 定員10名様!
*体験:1500円/回 ☆会員の紹介キャンペーン→1000円/回(当日納入)

*お申込み:ホームページ入力フォーム
*開講日:カレンダー

夏のちょうちょ

2011-07-26 | 幼児クラス
幼児クラス 制作:2011年7月 

◎感想/講師:渋谷葉子

今年は例年にない早いうちからの猛暑でしたが、子供達の気持ちはすでに夏休みに向かっていて元気いっぱい! パワーを沢山もらいました。さて、今月の工作は「ちょうちょ」です。春の頃を思い出しながら、「どんなちょうちょが飛んでいたかなぁ?」とみんなで図鑑を広げます。「今は夏だから、アゲハチョウのように色華やかなちょうちょを作りましょう」と自分の作りたいちょうちょをイメージしました。

まずは黄色をベースに、絵の具を色混ぜして2色作ります。絵の具の中には溶いたのりを混ぜ、手で塗っていきます。のりのヌルヌル感とスルスル滑っていく感触がいい気持ち! 指先からは迷路のように面白い造形が生まれます。
 
2回目はその台紙に墨汁をつけた毛糸で曲線を描きます。画用紙を半分にたたみ、そこでおまじない。「きれいなちょうちょになぁ~れ」「おまじないが足りないと、キレイなちょうちょにならないの」の言葉に子供達は真剣! 開く時には「わ~っ!!」と歓声があがり、
すてきな羽に仕上がりました。
 
3回目はからだ作りです。「羽の色に似合う色を選んでね」洋服と髪の毛の色を60色の折り紙の中から選びます。中間色がたくさん入っているので、こんな時は普段使わない色との出会いがあります。切り紙模様は初めての子も多く、切りすぎないよう、はさみの先だけを使うので、急におしゃべりが止まります。開く時のドキドキ感とワクワク感… そして「わ~っ、キレイ~っ」の歓声! 今回は2回開くお楽しみがありました。

からだは首が動くので、愛らしさが一層増します。是非、壁に飾ってご家族の皆様で可愛がってあげてくださいね。金曜日クラスのお友達は、次回お持ち帰りしますのでお楽しみに!

*お知らせ
幼児クラスに数名の欠員がございます。夏休み中も見学を随時受付けています。
8月1日リニューアルのホームページも是非お友達にご案内下さい。
お問合せ:☎044-411-5154

星に願いを

2011-06-18 | 幼児クラス
幼児クラス  制作:2011年6月  聴想画 「星に願いを」

◎感想/講師:渋谷葉子
春も終わり、夏に移り変わろうとする梅雨のこの季節に、アトリエ5では毎年「聴想画」という取り組みをしています。先月は「観察画」で季節の野菜やくだものを描きました「目」でよく見て、「鼻」で匂いを感じて、「手」で触って、最後にいちごを試食しました。アトリエ5の「5」は感じる力の五感からきています。「さあ、みんなの力でまだ使ってないのは何でしょう?」「そう、今度は耳を使ってお絵描きしましょう」「え~っ?」
 
暑い日にはお水を飲んで、ひと心地ついたら床の上に仰向けになって寝ます。ちょっとひんやりした床が気持ちをゆったりと落ち着かせてくれます。そしてカーテンを閉め、電気を消します。「寝ちゃってもいいよ」そんな言葉がけに子どもたちは安心して目を閉じます。シ~ンと静まりかえったお部屋に、ゆっくりと手回しのオルゴールが流れます。どこかで聴いたことのあるような懐かしいメロディ… 

ゆっくりと起き上がったら、曲のイメージの色を3つ選びます。前回はサインペン、クレパス、絵の具を伸び伸びとした曲線で表現しました。一週あいだを空けた今回は、クレパスで点を描き、その点とぶつからないようにサインペンを走らせます。そして、絵の具に入るその前に、ジャ~ンと登場した「まほうのお水」 シュシュッと振りかけるとあらあら不思議、サインペンのにじみが美しい模様を作ります。

「絵の具は、このスペシャルな所を消さないようにそおっと塗りましょう」絵の具の色作りでは、混ぜて作ることを覚えた子どもたち。「あれ、○○ちゃんと同じ色を混ぜたのに、色がちがう?」そんな疑問からも増々色作りに熱中! 時には大人が「えっ」と思うような大胆な色遣いを見せてくれます。
 
前回では自由に線を走らせることに少し躊躇していた子どもたちでしたが、今回はずいぶんとほぐれてきて、気持ちよく線を引くことができました。こういった経験の積み重ねが、やがては抽象表現につながっていくのです。

*自由が丘のオルゴールのお店「ドレミ」にも是非お出かけ下さい。教室入口にも簡単な案内がございます。→

おいしいのください!

2011-05-30 | 幼児クラス
幼児クラス 春の観察画 制作:2011年5月

◎感想/講師:渋谷葉子
新しい園生活にようやく慣れてきました。そんな嬉しい気持ちを、手の平をサインペンで型とって表してみました。
次に季節の野菜や果物を描き加えます。アトリエ5ではこの時期はいつもテーマにして描いています。

今回のモチーフは子供達には少し馴染みの薄いラディッシュとピーマン、れんこん、いちご・・・年長児の多いクラスでは黄色とみどり色のキーウィを追加しました。幼児さんのモチーフは子供達の手のひらにのる位の大きさの物を選びます。まずはラディッシュを一人1個ずつ手のひらにのせ、匂いをかぎ、手で触って、それぞれの特徴を見つけていきます。そして画用紙の上にモチーフを置き、鉛筆でよく見ながら描いていきます。

次にクレパスで色塗り。ラディッシュの赤といちごの赤、葉っぱの緑とピーマンの緑。どちらも良く似ていますが、よく見るとちょっと違っていますね。そんな時に用意するのが試し紙。「何色と何色を混ぜたらこの色になるかなぁ?」と色混ぜ実験!そっくりの色ができたら「よく見つけたね。」と褒め、「何色と何色を混ぜたの?」とみんなに紹介します。そういったことを繰り返す中で、少しずつ色彩に関心を深めていきます。
 
次のモチーは、先生がやおやさんに扮して、新たに描く意欲に持っていきます。「いらっしゃい、いらっしゃい。でぶっちょピーマンとのっぽのピーマン、どっちがいいですか?」遊びの中から描く意欲が増していきます。仕上げの絵の具は「モチーフが喜ぶような色で塗ってね」の声掛けに、みんなステキな色を選んで塗ってくれました。

背景の黒にびっくりされる方も多いかもしれませんが、アトリエ5では、子供たちの選んだ色彩を尊ぶべきだと考えています。
リズム良く並んだ手の平と、澄んだ美しい黒が絶妙!野菜たちを上手く除けながら、伸び伸びとした筆さばきに楽しく制作した
ことが素直に表現されています。子供たちの心の動きに寄り添いながらも、指導が入り過ぎない様に心がけ、主体性を育みます。

光のシャワー

2011-04-26 | 幼児クラス
幼児クラス 制作:2011年4月 

◎感想/講師:渋谷葉子
新学期が始まり、幼児クラスは新規入会のお友達を迎えました。子供達は嬉しさと少し落ち着かない気持ちでウキウキ、ソワソワ…。そんな気持ちを思い切りはじけさせてあげよう、そして新規のお友達には新しいお道具と仲良しになって欲しいとこの作品の取り組みを決めました。

まずはうすもも色の和紙で桜の花びらをひらひら…そこから春の光のシャワーが気持ちよく降り注ぎます。24色のクレパスを全部使って描いてみましょう。1本1本、色の名前を確認したり、「この色とこの色は似ているけど、ちょっと違うね」と比べながら描いていきます。光のシャワー、それぞれ個性がでてステキな線が引けました。子供達も気持ちがはじけて、すっきりした笑顔になっていましたよ。そのあと、春の絵本を見たり、次週までに「春」を見つけてきてねとお願いしました。

2回目は「あり」を描きました。お父さん、お母さん、幼稚園のあり、「幼稚園のお友達を描いてみない?」「いもうとを描いてもいい?」どんどん気持ちが膨らんでいきます。そして、みんなが見つけた春を描きました。みんなたくさん春を見つけてきてくれて、お話がなかなか尽きません。絵の具で春のお空の色を塗り、仕上げました。完成したときのみんなの顔が、光のシャワーのようにひかり輝いていましたよ。

クロッキー! 3

2011-04-14 | 幼児クラス
幼児クラス 制作:2011年4月

感想/講師:渋谷葉子
新しいクラスがスタートしました。昨年度は年長さんが多かったので、新規のお友達がたくさん入会しました。すると、今まで小さいと言われていた子たちが急にお兄さん、お姉さんの顔になるから不思議ですね。
初回、まず自己紹介。最初は恥ずかしがっていた子たちも、自己紹介で「え、ぼくの幼稚園にもさくら組があるよ」と共通点を見つけると急に親近感をもち、お帰りには早速仲良しになって、手をつないで帰る姿も見られました。幼稚園が違っていてもそんなことは関係ないんですね。
初めてのクロッキーはちょっぴり緊張してましたが、タイマーを押すとみんな目が真剣になり、グイグイと鉛筆の線を走らせていました。「今日は先生、おしゃれしてネックレスしてきたんだ。これもかいてくれるかなぁ?」そんな声掛けに子供達の目がキラリ…すてきなクロッキーが描けました。頑張って洋服やネックレスを選んだかいがあります。

◎春の生徒募集…見学・体験は随時受付中です。
以下のクラスで欠員募集をしています。
お気軽にお問合せ下さい。→☎044-411-5154
幼児クラス/木曜日・金曜日 15:00~16:00 

作品展速報ー子供会場1

2011-03-05 | 幼児クラス
初日は幼児クラスの子供たちが、受付当番をしました。みんな笑顔で大ハッスル!

「こんにちは!こちらにお名前をお書き下さい。」
「メッセージカードをおねがいします。」
そして、最後にカウンターをカシャッ!
お帰りの時には、「ありがとうございました。」

みんなで係を分担して、大変よくできました。
明日は小学生クラスの担当です。週末で忙しくなりますよ~。がんばりましょう。

冬の人物クロッキー-2

2011-01-21 | 幼児クラス
幼児クラス 制作:2011年1月

◎感想/講師:中家総子

アトリエ5では幼稚園の頃からクロッキーをやります。小さくてもよく集中して描くことが出来、その眼差しはなかなかのものです!幼児さんにとって人を描くのは難しいことですが、頭・体・手足など少しずつ捉えるようになっていきます。季節ごとにぐんぐん上達するので、いつも驚かされています。

今回のクロッキーは4ヶ月ぶりでした。前回は夏らしい半袖短パン姿を描いてもらいました。今回は水玉模様の上着と深い緑色のズボン姿の冬の先生です。秋の制作と冬の工作で力をつけたので、鉛筆の線が複雑になり、腕が長く伸びて膝に置いているように描けた子や、年長さんは椅子に座ってるポーズもとらえる事ができるようになってきました。まだ身体をとらえる事が難しい子もお洋服の模様を描いたり、ズボンの色を頑張って塗ったり、自分で見つけたものを一生懸命形にしてくれました。

クロッキーの一番の魅力は、「子供の引いた鉛筆の線」です。幼児さんは気持ちが線に入りやすく、年少さんなどはまだ手元をコントロールしきれないので、意外な線が生まれたり、思ってもみないバランスになったりします。

大人や絵を描き慣れた人には出せない線で、この時期だから描ける貴重なものです。アトリエ5ではス ケッチブックを「成長記録」のように考えています。「春には描けなかった手が夏には描けるようになったね。」「冬には首までとらえられるようになったね。」そんな風に季節ごとに変化していくみんなを、我々スタッフも毎回嬉しく暖かい気持ちで見守っています。お家にスケッチブックがある方は、久しぶりに見てみると発見があるかもしれません!

3月の作品展では、幼児クラス~小学生クラスまでのクロッキーを一斉に展示する予定です!どのように子供たちの「線」が変化していくのか...どうぞお楽しみに!

*作者のKくんの1年前のクロッキーはこちら→

冬の工作-8

2010-12-17 | 幼児クラス
幼児クラス 制作:2010年11月~12月(全6回)

◎制作のねらい
・麻布の落ち着いた色と毛糸の色の響きあいを楽しむ。
・おさんぽする気持ちで一針一針丁寧に一本の線をつくる。
・家族の思い出のボタンや布を取り入れ、何年たってもお家に飾って楽しめる作品をつくる。

◎感想/講師:中家総子
幼児さんの冬の工作も小学生クラスと同じく2ヶ月かけての刺繍の取組みでした。針と糸を使うのが始めての子も、アトリエや幼稚園やお母さんのお手伝いでやったことのある子も、みんな最初は縫う練習をしました。

「3,2,1,ロケット発射!ピュ~!」の掛け声で一斉に針を通します。糸が絡まってしまう子がいるとほどくのを待ってもらいみんなで同時に縫います。針を使うのが不安そうだった子もいつの間にか笑顔で和気あいあいです。5針目からはその子のペースで、じっくりと練習してもらいました。年長さんは小学生の子とほとんど変わらないくらい細かく縫えていてさすがです!

チクチクのテーマは小学生クラスと同じく「おさんぽ」です。本番でまずは一本、お散歩の線を縫ってもらいました。最初は糸が抜けてしまったり、絡まってしまうことが多かったのですが、回数を重ねるごとに、だんだん行きたい方向に自由自在に縫えるようになり、器用な子は針に糸を通すことも自分で出来るようになりました。途中で色を変えて一本の線をじっくり作る子や、沢山 の線を並べて縫う子、一人一人違っていて、その子の個性が出ていて素敵です!「サンタさんに見てもらえるようにがんばろうね!」の呼びかけに「ちくちく増やそう!」「もうちょっとやってみよう!」と小さな手で一生懸命に縫っている姿がとても愛らしかったです。

チクチクの線が終ったらボタンを付けて周りを飾りました。赤ちゃんの時のお洋服のボタンや、おとうさんおかあさんのボタン、家族の思い出でで作品が彩られていきます。布は沢山ご用意していただいた中から、麻布に合うもを選び厚紙に貼り付けボタンにして作品に取り入れてみました。一番最後に鈴をつけたら完成です。

思い出の品を取り入れたことで、いつまでもご家族で楽しんでいただける宝物ができたとおもいます。材料のご協力ありがとうございました。ツリーのそばに飾って楽しいクリスマスと幸せな年末をお過ごし下さい。

かぼちゃ・木の実・落ち葉-1

2010-11-06 | 幼児クラス
幼児クラスー秋の観察画(制作:2010年 10月)

◎制作のねらい
・ひとつひとつ表情の違う手作りのかぼちゃを丁寧にみて描き分ける。
・がぼちゃのまわりを飾るようにどんぐりと葉っぱを描き入れる。
・クレパスの色を重ねてモチーフの色に近づけることに挑戦する。
・絵の具の水の分量や筆の使いかたを丁寧に指導する。

◎感想/講師:中家総子
主役のモチーフは私の両親が北海道から送ってくれたかぼちゃです。手作りなので形も色も大きさもばらばらで、でこぼこで傷がついてるものもあります。1回目に気に入ったかぼちゃを3個選んで描いてもらいました。春の観察画のアスパラのようなさわやかな緑とは違う、ドスンとした濃い緑色に挑戦です。クレパスの重ね塗りはみんな大得意!ふかみどり、はいみどり、くろetc…たくさん色混ぜして、その子が感じ取ったかぼちゃの色をつくることができました。

2週目はかぼちゃの周りを木の実と落ち葉で飾りました。どんぐりとくぬぎはアシスタントの渋谷さんがみんなのために沢山拾ってきてくれました。渋谷さんにお礼を言ってお絵かきスタートです。どんぐりの行列を作ったり、落ち葉のまわりをぐるりと囲って並べたり…幼児さん特有の感覚的な配置のセンスでかぼちゃの周 りが彩られていきます。「どんぐりとくぬぎ似てるけど、よく観ると大きさも色もちょっぴり違うんだよ。見つけられるかな?」となげかけると、年長さん組はどんぐりは少し細めにくぬぎはふっくらと、色の違いも積極的に描き分けてくれました。

3週目は仕上です。周りに木の実が少ない子は描き足してもらい、絵の具で背景を塗りました。みんな絵の具が大好きで毎回お祭りのようににぎやかです。あちこちから「先生見て~!こんな色できたよ~!」「ピンク初めてつくれた!」と喜びの大合唱
です。春の観察画の時と違い紫や藍色や深緑など…秋らしい落ち着いた色味で塗っている子が多かったのが印象的でした。子ども達の中に季節を色で感じ取り表現する力が備わっていることに感動しました!

芸術の秋にふさわしい素晴らしい作品が沢山生まれました!3月の作品展が楽しみです。

住んでみたいお家

2010-11-05 | 幼児クラス
幼児クラスー秋の空想画(制作:2010年 9月)

◎制作のねらい
・住んでみたいお家と家族を描いて,,子ども達の夢をかたちにする。
・色鉛筆、サインペンを使い分けお部屋中を塗っていく。
・絵の具でお家の周りに似合う色を作り背景を仕上げる。

◎感想/講師:中家総子
ご家族のみなさま、大変お待たせ致しました!幼児クラス9月の空想画のテーマは「住んでみたいお家」です。
1回目に鉛筆で画用紙いっぱいにのびのびと大きなおうちを描きました。「大きなお家!いろんなお部屋が描けるね!どんなお部屋があったらいいかな?みんなの夢をかなえてみようね!」「おもちゃがたくさんあるお部屋!」「おやつがいっぱい隠してあるの!」子ども達の願いでお部屋がひとつひとつ埋まっていきます。

長~いエレベーターを作ったり、窓を何個も描いたり、お家の中がにぎやかになってきました。お部屋が描けた子は家族を描き入れてもらいました。「お母さんはカレーライスを作ってるところ!」「僕はおもちゃのお部屋にいるの。」前の週のクロッキーで自信をつけてくれて、鉛筆の線が堂々としています。

2回目に色を塗りました。窓の色をひとつづつ変えたり、お布団の模様を工夫したり、色鉛筆とサインペンを使用し思い思いの色を置いていきます。細かく描き込んだ素敵なお部屋が目立つよう、絵の具は家の外側をのみを塗りました。

返却が遅れたことをお詫び申し上げます。小学生クラスと同様、描き込みが細かかった子は10月の観察画のあまった時間にちょっとづつ色を塗って頑張って仕上げてもらっていました。夏の工作を経験し、急成長をとげたみんなです!こうしたいという考えをお絵かきで形にできるようになってきました。観察画の取組み感想も近々アップします。お楽しみに…!