昨日は術後1年の検査結果が出た。CTや骨シンチ他。
結果は異常なし。少しだけ気になるマーカー値があるけど これは経過観察。レントゲンも骨シンチもCTもクリアだった。
他のシニア世代のご婦人から、「かっこいい」「男前や」「優しい」と言われる主治医に「 まぁとりあえず安心してもらって結構ですね。再発したらまた抗がん剤でたたくだけだけど」とあっさり言われた。
私は、がんの宣告を受けても、「先生助けて」みたいなこと いっさい言わなかった、今から考えるともう少し涙くらい見せれば良かった・・・(笑)一番衝撃を受ける宣告の時私が感情的にならなかったためか、これ以降私が弱音を吐いても、相手にしてくれなかった(笑)主治医。 全てメンタルで乗り切れという感じ。でもメンタルはとても大事。 「自分の不具合を気にしないメンタル」
宣告を受けた時私は先生助けてという代わりに 色々質問した。先生はものすごく丁寧に優しく話をしてくれた。抗がん剤前も言い合った(オイオイ(>_<))けど、おかげで私は先生を信頼することが出来た。
この日主治医に診察室に1度呼ばれて、ドキドキして椅子に座ったら「あっエコーやっていなかった。呼ぶ順番間違えた・・・。」「エコーしたらまた呼ぶから、説明は後でね」( 先生~せっかくドキドキして椅子に座ったんだから、とりあえず結果だけ教えてよという気持ちになった私)
この公立病院のガン患者さんは、術後の結果が良好なら、患者さんの同意の上、経過観察を別の病院(血液検査とか)やってもらうシステムになっている。
私も「異常なし」なので、こちらが希望するかかりつけ医でクスリを貰ったり、血液検査をやることになる。
これはこういうシステムだが、主治医に診てもらえないのはある意味不安である。けれど、有給とらなくても遅刻や早退でかかりつけ医に行くことが出来るから、まぁメリットもある。待ち時間も少なくて済むし。気になることや不安があったら、主治医のいる病院に行く。CTや骨シンチの検査も主治医の方の病院に行く。
患者さんのなかには、どうしても主治医に診てもらわないと、不安だという人もいるらしい。私も最初不安だな~と思ったけど、決まっていることだから仕方ない。それでも最後だし、少し可愛い子ぶってみようかな~と 先生に言ってみた。「このシステム、かかりつけ医の方になるのは、いいんですけど、やっぱり不安というか 見放された感はあります~心配かな~」
「うん、でも(経過観察まで引き受けると)僕の仕事がパンクしちゃう笑。それに僕にしょっちゅう会わないほうが健康で何もないということだからね」
なるほどね。そう言われればそうである。こうやって切り返しているんだなと(笑)
「確かにそうですね~先生に逢わないほうが私にとっていいこと。ここに来ないほうがいいってことですね~」(^o^)丿「そう思うともう来たくないですね」
これが私の本音。私の本音を聞くと先生はピシリと一言、付け加えた
「いや、それでも10年はおつきあいが続くからね。」 乳がんは経過観察10年必要なのである。
10年先、私も先生も元気・現役でありますように。