パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

「容疑者Xの献身」堤真一の演技力が凄い

2016-03-20 22:30:11 | 映画

ガリレオはテレビで見てたから「容疑者Xの献身」は映画館で見たかったけど。

たぶん犯人役の堤真一(石神)が・・・やばいくらい切なくて悲しいだろう・・・と思って見なかった。

地上波で放送していたので、録画して見たけど、想像以上に切なく悲しいラスに泣けてしまった・・・。

堤真一は最高堤の代表作の一つといってもいいくらいで、(どの作品も彼は代表作笑)石神というキャラクターを完璧に演じている。

寂しくて人生に絶望している男の表情、風貌、恋をした時のかすかな微笑み、ためらい、躊躇、内に秘めた激情、愛する人の気配をそっと独り感じる時の幸福感・・・匂ってくるような生々しいものがある。

男優陣は主役の福山雅治も美形だし、北川一輝も素敵だけど・・・、圧倒的に堤真一の存在感が大きく、彼がこの映画の主演といってもいいくらい。

原作は東野圭吾氏の直木賞を受賞した小説。
私はこの作家のミステリもいくつか読んでいるけど、(あまり熱心に読んでいる方じゃなくて・・・)原作は未読。ただ映画を見て思ったけど、物語もミステリとしての完成度も高く、両方無理なく、スムーズにじっくり見せていたので、原作もやはり面白いんだろう・・・さすが直木賞だけあるなぁと思った。原作を読んでみたい。

石神の緻密なトリックが最後に湯川によって解き明かされるが、驚きだった・・・「まさかそこまで・・・・」・・という感じかなぁ。お見事。

物語の展開は地味さがある。ガリレオの映画版ということで派手さあるのかなと思っていたから、地味な展開にビックリ。が、それが犯人の石神という人間とよく重なっていた。★をつけるなら★★★★ 4つ。

人を好きになるって「献身」だなと、恋に落ちた時の揺れ動く感情・・・片思いのせつなさを思い出す。遠い昔(笑)

 


私と乳がん  「EC療法副作用編」

2016-03-20 19:34:29 | 乳がん抗がん剤

EC療法は、確か(ごめんなさい忘れました)2種類(?)の薬剤を身体にいれるのだけれど、印象的なのはその色。真っ赤。

デリケートな人は、この赤色パックを見た途端吐き気を感じるとか・・・。(看護師さんがそう言った。)

が、今は抗がん剤に対する対処療法が進んでいる、すごい吐き気止め「イメンドカプセル」がある。

私もイメンドのおかげで一度も吐かなかった。「イメンドは、世界で一番効果のある最先端いく吐き気止めです!」と看護師さんに言われたのでそれを信じた。これを飲めば大丈夫だなと。

投与後2~3時間は、わりと普通だが、夕方から夜にかけて怠くなってくる。

で、翌朝は普通に起きられるが、2日ほどしたらだんだん辛くなる。3週間に一度の投与だが、前半10日間は辛く後半10日間は、わりと平静になったのがEC療法。調子がいい時と悪い時のメリハリがある。毎日チェック表に身体の状態を書くけれど(吐き気・食欲・熱・その他色々)途中でいい加減になるくらいの余裕はあった。→単なるずぼらだが。

EC療法は、メリハリが分かったので、予定も立てやすい。後半に外出するとか。

投与1回目で私が一番感じたストレスは脱毛だった・・・。抗がん剤前にショートカットにしておいたが・・・。とにかく髪の毛が抜けるのがうっとうしい・・髪の毛がもともと多いし、家中いたるところに散らばるので、コロコロローラーを持って家の中を歩いていた。以後コロコロローラーは必需品。

投与2回目で参ったなと思ったのは味覚障害。 最初はあまり感じなかった・・・多少あったかなという。ところが2回目の投与の時、いきなり味が分からなくなった~ビックリしたなぁ。ザラザラして何食べても砂をかんでいるようで。ショックだった。食事前に炭酸水でうがいするといいと聞いたけど・・・効果なかった。味覚障害で食欲がない時は、夏だったので食べやすいもの、アイス・ウイダーインゼリー・お茶漬けが多かったかな。味覚障害も、色んな感じがあって、身体に悪いもの(笑) フライドポテトとかハンバーガーとか食べたくなる時も。カレーもよく食べた。ターメリックは肝臓の自助作用を高めてくれるとあったので。

(食欲がない時とある時の差が激しいので、痩せていく一方・・・とはならない。抗がん剤で痩せる人もいるかもしれないが、私はそれで痩せたという感じは、しなかった)

熱が上がる時も最初の頃は結構あったかな。電気毛布被って寝て汗をかいて熱が下がったので、以後私は病院に行かず熱を下げた。一度風邪で病院にいったが、たいした薬ももらえなかった(笑)ので。抗生物質もないし、抗菌薬ぐらいで、点滴打ってくれなかったので(笑)

イメンドのおかげで、強い吐き気は感じなかったけど・・・このイメンドの副作用で便秘になる。これは便秘薬で対処。ハゲになるし、お腹も痛くなるし、食べ物も美味しくなくなるし・・・本当に何の楽しみもない(笑)なと思ったけど、ある期間を過ぎたら食べられるようなる。その時まで辛抱。

 

 

 


「私と乳がん」 抗がん剤EC療法スタート

2016-03-20 15:08:26 | 乳がん抗がん剤

2015年夏から抗がん剤治療がスタート。前半4クールはEC・後半4クールはドセキクールというスケジュール。

よく乳がんブログを読むと、

「抗がん剤の点滴を行う化学療法室」のことを「ケモ」と書いてある人が多い。私も気になったので、看護師さんに聞いた。おそらく医療用語で、化学療法のことを(ドイツ語か英語か知らないが)アルファベットにした最初の文字からきているらしい。

ケモ室は、献血ルームのベッドを連想させる感じ。点滴する時間、DVDもテレビも見放題だ。何か食べてもいいし。ジュースやお菓子はないが、(笑)快適で清潔な空間だ。

看護師さんは色んなスキルの人がいた。普通の会社でも、社員の個人スキルの差はあるので、看護師さんにだけ完璧を求めるのは、気の毒というもの。採血上手の看護師さんとそうでない方、両方みえるのは仕方ない。でも、出来たら上手な人に当たって欲しいと思うけど(笑)

私の通う病院では、まず乳腺外科で血液検査の採血をする。これが早いんだな・・・8時半前におこなう。

(ちなみに抗がん剤の時は、車の運転は禁止と言われたので、朝は仕方なくタクシー。帰りは、なんとかバスに乗って通った半年。)

血液検査の採血の時、ついでに抗がん剤用の点滴の注射針も刺しておく。最初は、針をさす血管探しに苦労しないが、6回目あたりからもう手の甲にブスリとやってもらった。私は血管が細くもなく太くもないけれど、一度使った血管は次回に使えない・・・新しいイキのいいグングン流れる血管を探すのは、看護師さん泣かせ。3回くらいやり直したときもある。でもこれは序の口では?もっと苦労する人もみえると思われる。

ところで抗がん剤をこれからやる人に何かアドバイスするとしたら・・・マイナスな情報を頭に入れないこと(笑)かな。

その都度対処するという感じの方がいいかなぁと思う。副作用は人それぞれなので。ただそれなりに調子が普通か、悪いか、すごく悪いかぐらいにはなるかも。結局悪くても家事や仕事する人いるだろうし、悪いから起き上がれない人まで個人の感覚は様々なので。

患者さんに大人気?優しいはずの主治医は「抗がん剤で熱が出るのは当たり前。気にするな」と(→まぁこんな感じ)私の過度な心配をたしなめた。

意地になった私(やれやれ)は、途中から熱が出ても病院に行かず自力で熱を下げた(笑)でもきちんとスケジュール終わったし白血球も最初の1回打っただけ。猛暑の時期だったので、健康な人でもバテルカラね~仕方ないかみたいな感じだった。夏を過ぎたら毎月順調に白血球は回復した。私の場合、抗がん剤を打った後1週間後の血液検査も、初回だけ。あとは「調子悪かったら来てください」と言われただけ。

マイナスな情報は、あまり気にしなくていいけど、抗がん剤の副作用対策裏ワザがあったら覚えておくといいかもしれない。

私がネットで検索していいなと思った抗がん剤対策の裏ワザは・・・・ない(笑)けど。

辛いか辛くないかと聞かれたら、辛い体験の方に分類されると思う、まぁそれでも色々気を紛らわせたり時に泣いたり笑ったりして、何とか時間が過ぎていくもの。次回はその抗がん剤の副作用をまとめて書くかなぁ。

 

 


選挙は人気投票か

2016-03-20 11:10:54 | つぶやき

夏の参議院選に向けて、今度は自民党から乙武氏が出馬するらしい。

Yahooニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160320-00000055-nksports-pol

 

乙武氏、自民ラブコール応え夏の参院選出る気満々

 

ざっと記事を読んだだけなので、・・・何とも言えないけど・・・私は、出馬をして欲しくなかったなぁ・・・という感じをもった。

乙武氏のこれまでの経歴を見ると、彼の考えを実現するには、政治家として活動するより、一個人として別の形で活動するほうが、実がなっていくような感じがするから。

また何故自民党からの出馬なのか?と言う部分で詳しい説明が欲しいなという印象も受けた。というのは、自民党の政策と彼の望む世界は、相容れないと思うからだ。概念というのかなぁ。

自民党から出馬の要請があったので、出馬するという考えだろうか。自分の考える法や制度を作るための出馬かな・・・。上手く言えないが違和感がある。

参議院選出馬といえば、沖縄の今井絵里子(忘れた?)ママも、驚いた。元スピードメンバーで現在はママとしてのタレント活動している人だったはず。(→すでに過去形か)

この人も頑張っているし、好きでも嫌いでもないけれど、印象としては「祭りのみこしに担がれた」感じしかない。それまで政治に関する仕事をしているとか、そういう環境の人ではないので。出馬前から、「当選して議員になっても歌を歌いたい」との発言、現在の恋人に犯罪歴があった報道・・・あまりいい印象をもてない。彼女の周囲に群がる人は、どんな人達かな?と思う。

たぶん比例なので当選するだろうと思うけれど。

この議員選出にあたって、誰に出馬を要請するか?を決める・・・この場合自民党のオジ様達?が、どうも感覚がズレている感じがある。

感覚のズレというのは、色んな判断に影響するから、案外馬鹿に出来ない。ただ選ぶ側も、ズレているとマッチングする。