2015年夏から抗がん剤治療がスタート。前半4クールはEC・後半4クールはドセキクールというスケジュール。
よく乳がんブログを読むと、
「抗がん剤の点滴を行う化学療法室」のことを「ケモ」と書いてある人が多い。私も気になったので、看護師さんに聞いた。おそらく医療用語で、化学療法のことを(ドイツ語か英語か知らないが)アルファベットにした最初の文字からきているらしい。
ケモ室は、献血ルームのベッドを連想させる感じ。点滴する時間、DVDもテレビも見放題だ。何か食べてもいいし。ジュースやお菓子はないが、(笑)快適で清潔な空間だ。
看護師さんは色んなスキルの人がいた。普通の会社でも、社員の個人スキルの差はあるので、看護師さんにだけ完璧を求めるのは、気の毒というもの。採血上手の看護師さんとそうでない方、両方みえるのは仕方ない。でも、出来たら上手な人に当たって欲しいと思うけど(笑)
私の通う病院では、まず乳腺外科で血液検査の採血をする。これが早いんだな・・・8時半前におこなう。
(ちなみに抗がん剤の時は、車の運転は禁止と言われたので、朝は仕方なくタクシー。帰りは、なんとかバスに乗って通った半年。)
血液検査の採血の時、ついでに抗がん剤用の点滴の注射針も刺しておく。最初は、針をさす血管探しに苦労しないが、6回目あたりからもう手の甲にブスリとやってもらった。私は血管が細くもなく太くもないけれど、一度使った血管は次回に使えない・・・新しいイキのいいグングン流れる血管を探すのは、看護師さん泣かせ。3回くらいやり直したときもある。でもこれは序の口では?もっと苦労する人もみえると思われる。
ところで抗がん剤をこれからやる人に何かアドバイスするとしたら・・・マイナスな情報を頭に入れないこと(笑)かな。
その都度対処するという感じの方がいいかなぁと思う。副作用は人それぞれなので。ただそれなりに調子が普通か、悪いか、すごく悪いかぐらいにはなるかも。結局悪くても家事や仕事する人いるだろうし、悪いから起き上がれない人まで個人の感覚は様々なので。
患者さんに大人気?優しいはずの主治医は「抗がん剤で熱が出るのは当たり前。気にするな」と(→まぁこんな感じ)私の過度な心配をたしなめた。
意地になった私(やれやれ)は、途中から熱が出ても病院に行かず自力で熱を下げた(笑)でもきちんとスケジュール終わったし白血球も最初の1回打っただけ。猛暑の時期だったので、健康な人でもバテルカラね~仕方ないかみたいな感じだった。夏を過ぎたら毎月順調に白血球は回復した。私の場合、抗がん剤を打った後1週間後の血液検査も、初回だけ。あとは「調子悪かったら来てください」と言われただけ。
マイナスな情報は、あまり気にしなくていいけど、抗がん剤の副作用対策裏ワザがあったら覚えておくといいかもしれない。
私がネットで検索していいなと思った抗がん剤対策の裏ワザは・・・・ない(笑)けど。
辛いか辛くないかと聞かれたら、辛い体験の方に分類されると思う、まぁそれでも色々気を紛らわせたり時に泣いたり笑ったりして、何とか時間が過ぎていくもの。次回はその抗がん剤の副作用をまとめて書くかなぁ。