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パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

「真田丸」第50話の感想 最終回は淡々と

2016-12-18 21:00:23 | 番組コラム

あ~あ 終わってしまった…。(´;ω;`)

第50話には、タイトルがつけられていなかった。これはどうしてか?

「真田丸ファンの皆さんは、この内容を見て、最終回にどういうタイトルをつけますか?」と問いかけてみたい。

ちなみに私も見終わった後少し考えたけれど、思いつかない(笑) これまでのタイトルの法則からいうと 漢字二文字の熟語である。「幸村」というタイトルも確かあったような気がするし。


 戦国時代を描いた大河ドラマは多いけれど、「真田丸」は「戦国時代劇の定番泣きシーン・見せどころの逸話を大幅にカット」してきた。今回も大阪城 落城シーン、淀と秀頼の自害シーンは一切なし。驚いたね。さすが、と思った、ただ私は最終回の幸村が、もしかしてどこかで生きているというような展開を期待していた。でもやっぱりそれじゃあ、堺演じる幸村という人物の生き方にそぐわないし。あの幸村としての終わり方は賛否両論かもしれないけど私は、良かったなと。三谷氏の幸村という人物への愛情を感じた。

最終回は大坂の陣が、どういった戦闘だったのか、歴史ドキュメントを見ているかのように、分かりやすく丁寧に物語化されていた。大坂の陣では真田勢より毛利軍のほうが、活躍してたという説もあるが、納得した。

それから逃げまくる家康が良かったなぁ~、でもきちんとカッコイイとこは見せる、とてもメリハリがある。普通真田の最終回なら、もっと人物を悲しく、悲劇的に描くシーンがたくさんあってもイイと思うが、前回でそれを見せたので、今回はアッサリしたような印象をもった。これも三谷脚本らしい終わり方。明るく爽快なムードの真田丸らしい。

幸村最後のシーンが印象的だが、三谷脚本は悲しいシリアスのシーンでも、少し笑わせるような台詞を織り込む。こういった部分を面白くないと捉える人もいるかと思うが、私はそこに優しさを感じる。登場する人物もすべて過去・現在にわたり年を重ねて、成長させた姿を見せる。人の姿を描くときに、色々な描き方があると思うけれど、笑いをもってそこに人物を描くのは大変な技量だと思う。そういう意味でも、主役はやはり堺雅人しかいなかった。堺雅人という俳優のほほ笑みは、個性的だと思っていたので。

1年通じて、大河を楽しんだのは、天地人以来(笑)の私。いいドラマを見せてもらった、NHKに感謝。

 


 

真田丸が始まった当初、1年後自分はどうなっているのかな、仕事しているのかなとか不安に思っていたけど、無事に最終回までご機嫌で楽しめた。良かったな~。

スピンオフで内野家康のドラマを放送してくれないかな~。それから信之のとこの息子たちも気になる。史実としてどうだったのか…。

それにしても真田ロス。ショックで寝付けないし(笑)


真田丸第49回「前夜」感想を

2016-12-11 18:45:30 | 番組コラム

今 見終わったばかりですが 号(´;ω;`)泣きするかのような内容。

NHK大河に感謝。泣き所はたくさんありますが、もう冒頭兄・弟別れの渋いシーンから泣かせる。「犬伏」とはまた違うテイスト。成長した大人同士の辛い別れをここで見せるのはさすが三谷脚本。まだ「真田丸」では、泣かせる戦国エピをわざと(?)ざっくりしてきたような感がありますが、クライマックスにきて、泣きの物語をこれでもか!最後まで十分すぎるほど、盛ってきました。最高です。

45分…正確に言うと、40分ぐらいの内容。それが中身がとても濃くてどのシーンも 過去と繋がっている。真田丸という1年のドラマの中で、人の成長を明確に描いた点が素晴らしい。成長した姿とそれにともなう人生の別れ。

役者さんも深みのある演技、内野家康はやはりパーフェクト、老齢家康の内面をサラッと見せるとこ、内野はカッコよすぎです。恋ダンスの秀頼もキラッとしたし、本田のお爺さんも、さすが見せます。また遠藤上杉もここでまた再登場してくれて(配慮?wwwでも直江がいなかったのが個人的残念だけど)嬉しい。豊臣方の後藤又兵衛の最後他、五人衆それぞれの最後も個性あふれるものでもう泣けます。淀の方は、すでにメンタルが壊れたようですが、この解釈も整合性がある。

私はつねにドラマに驚きと整合性を求める。今回誰も予想できなかった徳川方の間者が明らかになる、見事としかいいようがない。伏線もあったけれど、気づかなかった。こういう驚きは心地いい。

1年見てきた視聴者としては、「ありがとう」と言いたいような内容。

それから菩薩きり。良かった…最後に報われて。確かに遅すぎるけれど、人生遅すぎることは何もないという格言も聞いたことがあるので(笑)ただただ良かった、。儚い夢でも愛される幸せを身をもって感じることが出来る、良かったね きり。

では大きな感動とともにスケートをチェックしようかな~

来週最終回なんて、嫌。来年も真田丸やってくれないかな~、そのくらい面白いのが真田丸。

 


「真田丸」48話「引鉄」の感想

2016-12-04 18:58:05 | 番組コラム

真田丸の感想を書き始めて1年。歳月は本当に早いなぁ。書き始めたころは、年末の自分が想像できなかったけど、こうして過ごしている。

では BSで早丸の感想は・・・。前半・中盤・終盤とあるけれど、中盤部分までは ほのぼのシーンや物語が多くて、この戦の結末を知る現代人の私はそれだけで泣ける感じ。(*´Д`)

他の役者さんにも言えるとこだけど、この真田丸の主人公、真田幸村はもう堺氏のイメージしか私にない。それくらい役と役者が一体化している。

今回は千利休の隠した鉄砲が畑の中から出てきたのがとても面白かった、なるほど~と。そういえば、利休が何か埋めてたよね!時間を得て繋がったという部分、とても構成が上手いなあと思う。

後半部分で大野兄弟が争ったのは、あまり知らなかったためちょっと興味を引いた…。三谷脚本はメジャーな戦国な史実をサクッと省略するけれど、反面歴史好きしか知らないマイナーエピソードを丁寧に脚本に盛り込んでる。特に豊臣方の解釈が斬新で面白い。

それから私はこのブログで、三谷脚本の中で女性の描き方が、わりとパターン化されているようで面白くないみたいな感想をもったが、謝ります。ごめんなさい。例えば 淀の方という女性をここまで全く違ったイメージでとらえたのは、この真田丸が初めてじゃないだろうか?秀頼だけは可愛いけれど,戦に興味もない、豊臣の存続にも興味がない、全く本音は、生きることにも無関心だけれど、立場上やるしかないからお城を仕切ってきましたというアンニュイな感じ。真田丸では幸村を愛しているので、最終的に幸村といられたらそれでいいという、女の我が儘で身勝手な部分が良く出ている。

幸村の不幸は淀の方に魅入られた運命だろう。けれど幸村が生なら淀は死、二人は対をなすキャラクターでだからこそ惹かれあってしまうのだ。たぶん。だがドラマでは幸村は、どっちかというと「上田に帰りたい」みたいなことを言ってたね(笑) こういうあっさりした感じがとてもリアルで現代的。(普通ならそうなるよね、ホッとした時間がない幸村が可哀想になる~)

淀のようなリアルな女性像と違って、もう菩薩といってもいいのが「きり」。最初幸村にまとわりつくきりがうっとうしかったので私は嫌いだった、現代的な言葉遣いも気になった、それがこのやんちゃでおバカなきり(笑)がどんどん成長してしまい、もう女性というより菩薩レベルまで洗練されてしまう。今日も佐助のプロポーズの言葉をあっさり断る部分など、きちんとその脚本上のお役目を果たしている。でも彼女の本当のお役目は 幸村に尽くすことに生涯を捧げ、見守り、ひたすら愛し続け、彼を導くことにあった。妻という立場でもなく、側室や愛人でもない、全くこれまでにない主人公との関係性の中で彼女は生きている。その自由な立ち位置は妖精のよう。でも幸村に女性として、愛されないというのは、あまりに寂しいなと思う。

菩薩きりの思いが報われるようなシーンが今まで一度もなかった。後2回しかない。きりの思いが、せめてここで報われてほしいと思っていたら来週の予告で幸村とのいい感じのシーンがあったので期待したい。今回の予告はいい意味で裏切られたけれど(笑) 


真田丸「反撃」策がない幸村に…

2016-11-27 16:13:08 | 番組コラム

雨の一日。休日になると、私は怠くなったり頭痛がする。今日は本格的に頭痛に悩まされる。

薬を飲んだけどあまり効かないし。それでも午前中買い出しに出掛けて、作り置き分の料理をして…昼寝を少ししたらやや良くなった感じ。


ということで「真田丸」今日も最後で泣きそうになっちゃいました~。

何というのかな、ベタな終わり方なんだけど、それがいい。心地よい。幸村サイドのハードな物語ばかりでも疲れるので、箸休めに信之の肩の凝らない話を入れるバランスもいい。それからパパ昌幸を語る家来もいい。この部分は、とても重要、「義に厚い御方」とパパを表現した。昌幸が亡くなる前「親方さまっ」と叫んだ理由がここで明かされた。

それから幸村は何でか きりに対してはぞんざいなんだよね。そこが現代的なんだけど、一貫してリアリズムがある。幸村はイイ人なんだけど、彼女に対しては男の身勝手さを感じる、そこがいい。

ところで私の両親は、ここ最近内野家康を絶賛している。内野演じる家康は、若い時はチョツトだめな家康像というのかな、ボンボンっていうか、それがとても魅力的だったが、秀吉が亡くなる直前から憎たらしい老人の家康。これが上手いんだなぁ…内野聖陽という役者さんは、演技派だし、上手いの当たり前なんだけど。彼は今48歳だけど、70過ぎの老人を演じて全く違和感なし。老人特有の物腰、話し方、間、呼吸や息遣い お爺さんそのもの。でもこのお爺さんは、「家康」。その家康の部分、凄み・貫禄・冷徹さ・頭の良さとか…チラッと感じさせてしまう部分が素晴らしい。堺雅人の演じ方とはまた違っているのもいい。家康内野は本当カッコイイなぁ。

個人的に「真田丸」スピンオフドラマを作るなら…内野家康を主人公にしたドラマがいいかな。昌幸に負けた時の若いときの家康とか。


 

 

胡桃と小女子乾煎りして、しょうゆとさとう みりんで絡ませたもの。これはよく作りますね

かいわれ入りチャーハン。お昼ご飯

鰯のフライは冷凍しておく

私はアボガド大好きです。アボガドとレタスとツナを混ぜたもの

あ~写真がボケちゃった。金目鯛の煮つけは夕食に。

9時からアガサの名作「そして誰もいなくなった」が始まります。これは録画したいけど見るかも。 


真田丸「完封」これぞ大河の合戦シーン

2016-11-13 20:47:20 | 番組コラム

「日本一の兵 真田幸村~」

カッコよかったですね。( ;∀;) あまりのカッコよさに泣けた~

ここまで辛抱して幸村を見てきてよかったなと。 

信繁はタイプじゃないなと思ってたんだけど(笑)やっぱり最後にキッチリ仕上げてきましたね。

三谷脚本では大河ドラマにある合戦シーンがこれまで少なかった(ほぼな)けれど、 今回の圧倒的な素晴らしい合戦シーン、それからあの城「真田丸」を観たらもう満足な感じ。あの城のセット ド迫力ですね。ハイビジョンでも全く見劣りしない重厚な造り。

史実でも、大阪冬の陣では、合戦において豊臣方は負けていなかったのだけれど、歴史に詳しくない人は あまり知らないのじゃないかな。だからこの幸村の勝ち戦を劇的に描いた今回の真田丸は、貴重だと思うな。

まぁ何もかも、敵味方ともにきっちりしていて、これが大河ドラマです!という格式を感じた今回。次回はまた三谷さんお得意の舞台設定、戦に勝ったのに何に負けたののか しっかり描いて欲しい!