Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

MARUZEN 150’anniversary Lemon / 丸善150周年記念 檸檬

2019年03月18日 11時25分07秒 | 万年筆


3月の日本橋界隈は、万年筆好きにとっては、ワクワクドキドキのワンダーランドですねぇ。
自分にとっては、この時期に開催される、日本橋丸善の‘世界の万年筆展’、日本橋三越の‘世界の万年筆祭り’は、その名のとおり、年に1度の万年筆のお祭り!初春の風物詩となっています。

今年は、仕事の都合で、丸善にも三越にも1度づつしか?行けなかったのですが、久々にお会いできる人もいたりと楽しく過ごすことができました。



今回は、そんな中での戦利品?
丸善150周年記念の‘檸檬’を購入しました。
最初、趣味文で紹介されてたのを見た時は、それ程気にもとめずスルーしたのですが、、、
現物を見てみると…おっ!いぃ〜色‼︎
しかもベースは、パイロットか‼︎!
一気に関心度UP…興味津々…思わず店員さんに声を掛けてしまいました。



店員さん曰く、
ベースは、パイロット ‘カスタム742’ だそうですが、形状的には、‘カスタムヘリテイジ912’に似てる感じがします。
ペン先は、カスタム742、ヘリテイジ912 と同じ14Kの10号ニブが付いていますが、
そのペン先には、「LEMON 150 MARUZEN」の刻印が…



クリップ部分はカスタム742の形状にコンパスの刻印…
キャップリングには、「MARUZEN JAPAN LEMON ANNIVERSARY 150TH」の刻印…
ん〜…特別感が漂ってます…素直に欲しい。
カスタム742の万年筆は、欲しいと思いながら、あの?イマイチな軸色の為、ずっと購入を後回しにしていたのもあって…だんだんと買っちゃおうかなって気がムクムクと…。

パイロットには無い…丸善だから出来た?…このイエローの色使い + パイロットの安心安定の10号ペン先 → 購入すべし!との本能の囁きに抗えず、購入を決意。
字幅細めの国産万年筆なので、ここは太字がよいかなと思って、Bニブを希望したのですが、、、発売開始からだいぶ間が空いちゃったからか、既にBニブは完売…残念。
代わりにMニブを購入…しちゃいました。



購入してビックリしたのは、このパッケージ!
見た目、辞典です。



パッケージを開くと万年筆の他に‘梶井基次郎’著書の「檸檬」が…
この小説 檸檬 の中に丸善が登場することが、今回の記念万年筆「檸檬」の由来だそうで…小説から抜粋された文章や、丸善の年表などの記載も合わせてあります。
150周年のメモリアル感満載ですねぇ…。



梶井基次郎の著書は、…恥ずかしながら…まだ読んだことが無いので、これを機に読んでみようかと思います。



インクは、同じくパイロットの‘色彩雫 松露’を入れてみました。
フローの良いインクですが、やはり純正だからか? ちょうど良い、自分好みのフロー多めの滑らかな書き心地…思いの外良い組み合わせになりました。
まっっったくの予定外の買い物となってしまいましたが…なかなか良い買い物をしました。


Pelikan 600 Vibrant Orange 2 / ペリカン 600 ヴァイブラント オレンジ その2

2019年03月13日 01時35分00秒 | 万年筆


いやぁ〜…やっっっと購入できました。
念願の‘ペリカン 600 ヴァイブラント オレンジ’
たしか11月初め頃の発売でしたので、、、3ヶ月近く遅れての購入です。



今回、予約をお願いしたのは、フルハルターの森山さん。
大井町から我孫子に引越しをされてから、初めての万年筆購入になります。
場所が我孫子ってこともあって、行くのに少し時間が掛かるので、なかなか予定が合わず、、、森山さんにお会いできたのが、12月も中頃…
自分の書き癖を見てもらい、それに合わせて、ペン先を研ぎ出してもらって、12月末には自分専用のヴァイブラント オレンジ を用意してもらったのですが…
年末年始なんだかんだバタバタと忙しくて…
森山さんからは、「郵送で送りますよ!」と言ってもらったのですが、
どーしても、森山さんから直接手渡しで欲しいと思っちゃって…
結局、購入したのは、2月末になってしまいました。。。

自分の勝手で、森山さんにご迷惑を掛けてしまい、大反省です…本当に申し訳ありませんでした。



そんなこんなで、だいぶ時間を掛けて手元にやって来た‘ヴァイブラント オレンジ’、
現物も手に取ってみた感想は、、、
まずは、なんと言ってもその見た目!
鮮やかなオレンジのマーブル模様…廃業していまい、今は亡き名品となりつつある、デルタの‘ドルチェビータ’を、彷彿させる鮮やかオレンジですが、ヴァイブラント オレンジの方が、更に透明感のあるオレンジで、中に入れるインクの色によってもその表情を変える楽しさを持っています。



ペン先は、M600の定番、バイカラーの14Kペン先ですが…
森山さんにBニブからMニブに研ぎ出してもらったペン先は、ホントにM600と同じペン先?と思ってしまう程、硬さを感じない滑らかな書き味に仕上げてもらいました。



いやぁ〜…待った甲斐があったなぁ〜…っっっと実感の1本を手にすることが出来、森山さんの前でも終始ニヤニヤニヤニヤ…顔が緩みっぱなしになってしまいました。



インクは…
軸色に合わせて、
ペリカン エーデルシュタイン マンダリン?
エルバン ビルマの琥珀?
イヤイヤ…ここは、あえて反対の色(補色)で、
ペリカン エーデルシュタイン オリビーン?
ペリカン エーデルシュタイン アクアマリン?

…悩みに悩んで…‘エーデルシュタイン アクアマリン’にしました!
マーブルオレンジの万年筆から紙に書き出されるブルーグリーンのインク…
いぃぃぃ〜感じだと自己満足に浸っています。



秋から冬と、購入までに季節が2つも過ぎ去ってしまいましたが、、、
もうすぐ春…そして夏…もしかしたらその先の季節も…しばらくはヘビーユーズしちゃいそうな1本です。