Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

工房楔 ルーチェ 花梨こぶ杢

2018年02月13日 20時20分43秒 | ボールペン


‘工房楔’のノック式ボールペン‘ルーチェ’を購入しました。
木工家の永田篤史さんが、ステーショナリーを中心とした木製品を製作されている工房、工房楔(せつ)から発売されているボールペンです。

ペン軸が、ブラックウッドやチーク、ローズウッドなど色々な木を素材として作られていて、
自然の中で作られた、木のこぶ杢を使った木目模様は、木の種類によって様々な色や模様があって、
平面の中に3次元の奥行きを感じられる、思わず見入ってしまうボディをしています。
また、同じ種類の木を素材として作られたモノでも、1つとして同じモノが無い、自分だけのオリジナルってのも魅力の1つだと思います。



自分の好みは、別名インドシタンと呼ばれる花梨のこぶ杢…
複雑な木目が特徴で、1年程前に購入した、花梨こぶ杢の0.7㎜のシャープペンシルは、プライベートの外出で、ちょっとした書き物をする時などに使ってます。

木の温もりを感じながら文字を書いていると…なんだか、日頃の忙しない毎日とは違って、ノンビリとした大らかな気分にさせてくれる、不思議なシャープペンシルです。
また、ほのかに香ってくる木の香りも、気持ちを落ち着かせる効果を持ってるのでは…と感じてます。



工房楔には、ノック式のボールペンが発売されてて、その中にも花梨こぶ杢の軸のモノがあるので、前々から気にはなってたのですが…
ボールペンって、書き味がねぇ…
当たりハズレが…って言うより、ある程度筆圧をかけて書かなきゃいけないモノが、ほとんどなので、、、ほぼほぼ自分にとってはハズレの書き心地…
三菱の‘ジェットストリーム’やカランダッシュの‘ゴリアット芯’の様な滑らかな書き心地なら良いのですが…
たぶんジェットストリームやゴリアット芯は、適合しないだろうしなあ…っと見た目はお気に入りでも、購入するのを、ずっと躊躇してました。



先日、神戸の‘ペン&メッセージ’に訪問した際、ちょうど工房楔のノック式ボールペン‘ルーチェ’の花梨こぶ杢の在庫があったので、試し書きをさせてもらったら…
あらっ!なんじゃこりゃあ‼︎つと思う程の滑らかな書き味…
これは凄い、、、ジェットストリームやゴリアット芯を凌ぐ、驚きの滑らかさです。
‘S.T.Dupont’(エス・テー・デュポン)のディフィボールペン リフィル‘easy FLOW’という おフランスのリフィルだそうです。

ヨーロッパタイプ…いわゆる「パーカータイプ」と呼ばれるサイズなので、パーカーはもちろんですが、ペリカンやファーバーカステル、デルタなどにも使えます!
これは良いリフィルに出会いました‼︎
…これをペリカンのK400に使って…っと新たな欲望まで湧いてきちゃいました。。。



お気に入りの花梨こぶ杢のペン軸にeasy FLOWのリフィルのボールペン…
抗う理由が見つからない…購入させていただきました。



実は、この花梨こぶ杢のボールペンとシャープペンシルの他に、鉛筆に使う補助軸、エクステンダーも工房楔の花梨こぶ杢を購入してて…



万年筆ばかりではなく、この3本を持ち出して…
0.7㎜ファーバーカステル2Bのシャープペンシルの書き味と…
同じくファーバーカステル9000番6Bの鉛筆の書き味…
そして、S.T.Dupontのeasy FLOWのボールペンの書き味を
取っ替え引っ替え楽しむ時間が増加している、今日この頃です。

CARANd’ACHE 849 ハウチワカエデ / カランダッシュ 849 ハウチワカエデ

2018年01月27日 14時10分05秒 | ボールペン



今年の初買いは、‘カランダッシュの849ボールペン’!
…だったのですが、全くの予定外の衝動買いとなってしまいました。



‘カランダッシュ 849’…
油性ボールペンとは思えない程の滑らか書き味のゴリアット芯、手帳に合わせて使える手のひらサイズ、限定品も多くカラーや柄が多彩に有るアルミボディのペン軸…などなど、気に入った軸色(柄)が発売される度に、ついつい何本も購入してしまう、お気に入りのボールペンです。



…ってコトで、外見は違いますが中身は同じ849を既に何本も所有しちゃってますので、ここ1年程は、自制して我慢ガマン。
おっ!っと思った、トロピカルカラーやクリスマス限定のホワイト✖︎ゴールドなどが発売された時も我慢ガマン…ひたすら我慢してたのですが…



池袋の伊東屋で、ちょっとした買い物をしたついでに覗いてみた、筆記具のコーナーで…発見したオレンジの849…
濃いめの赤寄りのオレンジ… 鮮やかな…でも落ち着いた感じもする…
オレンジというより柿色の様な… 和テイストのオレンジ。。。
いやぁ〜…いい色です! 今までの我慢は何だったんだと思っちゃう程、躊躇なく即買いしてしまいました。



‘カランダッシュ 849 ハウチワカエデ’ 昨年の秋頃に伊東屋京都店限定で発売された849だそうで…
京都では売れ残っちゃたのか? 何故か池袋店でも発売されてました。



京都に自生する楓 ‘ハウチワカエデ’ の紅葉した葉をイメージしたオレンジ色のペン軸。



オレンジ軸とは対照的にクリップやノック部分をゴールドカラーにするコトで、高級感を醸し出してます。



クリップの反対側には、伊東屋限定ということで、伊東屋のロゴマークが入ってて、特別感を出してます。
ん〜イイですねぇ〜…見てるだけで、目がハートになります。
48才の冬…オレンジ好きのオヤジは、恥ずかしながら、一目見て恋に落ちてしまいました。


CARAN d’ACHE849/カランダッシュ849 クリスマスコレクション2016 オリーブブラック

2017年01月27日 20時00分01秒 | ボールペン


スイスの文房具メーカー‘カランダッシュ’のボールペン‘849’。
発売されたのは、なんと1969年!…48年も前から続くシリーズで、ペン軸の色柄が沢山あって、なかなか人気のあるボールペンです。
価格も…けして安くはないですが…比較的お求め易い値段で、持ち易い小さめのサイズと、ふわっとしたノック感でノック音も静か、シンプルな作りのアルミボディで壊れにくい、そしてチョイチョイ発売される限定色など、人気の理由は多々あるのですが…
何と言っても849の良さは、そのリフィル、ボールペン芯にあると思います。
‘ゴリアット(GOLIATH)’とネーミングされた油性のボールペン芯は、ステンレスチップに摩耗に強く超が付くくらいの硬質素材のタングステンカーバイドのボールを使用。
更に5本あるインク軌道が、インクを細分化してボールに送るので、クリアでダマの無い筆記を味わうことができる優れもの…
更に更に、大容量のインクタンクを備えてるので、リフィル1本で、A4サイズで600枚、距離では8Km!も書けることが出来ます。
…‘ゴリアット’って、たぶん聖書に出てくる巨人戦士「ゴリアテ」から来てると思いますが、その名のとおり、
モノ凄くすげぇー ボールペン芯です。



とは言うものの…実は、この849、自分は既に2年ほど前に発売された、カランダッシュ100周年記念の限定品をその軸柄の可愛らしさにジャケ買いしちゃってるのですが(こちらは後日改めてご紹介します)…当時は、ゴリアット芯の書き味がなんとなくガリガリしてて書き辛く感じて、評判ほどじゃ無いなと、早々にお気に入りの書き味のJETSTREAMの4Cタイプが入れられるリフィルアダプターを購入して、この849に入れて日常使いしてました。



先日、たまたま文具店で見かけた、このオリーブブラックの849…
あまりに良い感じの色なので、思わず試し書きをしてみたら…
あれっ⁉︎カランダッシュのゴリアット芯て、こんなに書きやすかったっけか?と思うくらいの心地良い書き味…
JETSTREAMは、ヌラヌラっとしたウェットな書き味が好きなのですが、このゴリアット芯は、サラサラっとした乾いた感じなのにスベスベな書き味…今まで経験したことの無い心地良さです。
…ふと気付いたのは、ゴリアット芯て、万年筆を使うときの様に寝かせ気味に書くとガリガリの書き味なんですが、ペン先を少したて気味にした途端、驚くほど滑らかな書き味になること…しかも他のボールペンとは違って、筆圧をかけずに書いても滑らかな書き味は変わらずに字が書ける!
今までナゼ気づかなかったんだと大反省…その衝撃と感動を抑えきれず、その場で購入してしまいました。



2016年のクリスマス用の限定品…クリスマス用だけあって、パッケージも可愛らしく…中にはマグネット付きカバーの付いた小さめのノートも付いてます。



中に入っていたゴリアット芯は、ブラックのF…せっかくなので、軸色に合わせてグリーンのMをいっしょに購入して、入れ替えてみました。
少し明るめ…でも、優しい落ち着いた感じの緑色が、オリーブブラックの軸色と合ってるなと自己満足。
書き味としては、細字のFよりは、少し太めのMの方が滑らかな書き味に感じます。



ブルーのMも欲しくなり、会社帰りに購入…もう1本の今までJETSTREAMを入れてた849に入れて使っちゃおうと考えてます。
ん〜…これは、マイブームの予感…危険な香りがプンプンしてます。