Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

アシュフォード × 趣味の文具箱 ブルーコードバン システム手帳 マイクロ5

2017年08月19日 15時10分03秒 | ノート


話は遡ること数ヶ月前…
勤めてる会社の人事異動があり、これまで社内業務メインだった仕事から、全国彼方此方に飛び回る仕事になっちゃいました。
元々が営業職で外回りが性に合っているので、外に出られるのは願ったり叶ったりなのですが…
今までより格段に増えた仕事量…1つこなしてる間に2つ降ってくる仕事にアップアップ状態に陥ってます。

今までも、予定がダブルブッキングしない様にスケジュールを常に確認できる様にしたり、日々のToDoのチェックやメモをその場ですぐ取れる様にしてきたのですが、、、社内だけではなく、出張先でも同様に即座に確認、チェック、メモが出来ないか…

デスクワークメインの以前は、
・Googleカレンダー+共有された携帯アプリでスケジュールを確認
・A5サイズの専用ノートに1日1ページで今日のToDoを記入、チェック
・A5サイズのRHODIAブロックノートにメモや仕事の雑記
…とそれぞれを活用してたのですが…

これらを出張先で、なるべくコンパクトにまとめて、しかもその場で手早く確認、チェック、メモる方法は…
いちいちパソコンを開けるわけにもいかないし…
携帯を駆使して!…とも思ったのですが、スケジュールやToDoを見るのにチト時間が掛かる…ちょっとしたメモなどのインプットも煩わしいし…ましてやその携帯で話をしながら、それらを同時にやるなんて、不器用な自分には到底無理…
結果、たどり着いた結論…不器用アナログオヤジが、スケジュールやToDoを即座に見れて、必要ならその場でメモれるのは、、、やっぱり手帳か!…と改めて再確認となりました。

さて、その手帳は、どんなモノにするか⁉︎
スケジュール、ToDo、メモ…と用途に合わせて区別できて、しかもそれらを1つにまとめた手帳…
となると、中身を自由に組み合わせられるシステム手帳!
大きさは、なるべくコンパクトに…夏のクールビズでも入れるトコに困らない様、胸ポケットに入っちゃうくらいの小さなサイズ‼︎…そう、そう…これだな‼︎!
…とほぼほぼ頭の中で理想の手帳が固まりかけてた頃、文具ライターの小日向さんやペンドクターの宍倉さんのブログで、モロ自分の希望通りの手帳が紹介されてるのを発見!




‘アシュフォード’のシステム手帳‘エレン’のマイクロ5 サイズ…
117㎜×71㎜の名刺より少し大きいくらいの小型サイズ。
縦横を限界まで小さくし、リフィル用紙のサイズに近づける → マイクロ5 システム手帳の中で最小 = 世界で1番小さなシステム手帳…って、ことか⁉︎
開いても片手に収まる手のひらサイズ…これだ!
使われている革は、ベルギーのタンナー・マズール社のタンニン鞣しの牛革。
色は、茶色寄りのオレンジ!モロ好みの色です…革の表面に浮かび上がるトラ模様が、そのオレンジ色に濃淡をつけて、更に魅惑的な色柄になってます。
…これは、まさに運命の出会い!買うしかないでしょぉ〜…。

早速、ネットで検索したのですが…あれっ⁉︎どこのネット販売店でも「Sold Out」の文字が…
アシュフォードの創立30周年記念モデルとなる‘エレン’は、2016年の間だけの生産だそうで…都内のお店を探し回っても見たのですが、同じく何処もかしこもSold Out…現物を見ることも叶わない状態…運命の出会い…ではありませんでした。

残念無念…あと半年早ければと思いましたが…しょうがないですね。。。
ここは諦めて、他をあたるしかないかと、改めてネットや雑誌を色々調べみると…
あるじゃないですか!エレンと同じサイズのマイクロ5 のシステム手帳が‼︎



アシュフォード×趣味の文具箱 ‘ブルーコードバンシステム手帳’ マイクロ5
アシュフォードと文具雑誌‘趣味の文具箱’とのコラボモデル…
エレンの形を元に作られてるので、使われてる革以外は、全て同じ規格…
そして、使われてる革は、アメリカ ‘ホーウェン’社の‘シェルコードバン’の濃いブルー…
エレンの代わりどころか、グレードアップ版じゃないですか! 贅沢な一品です。

思わずその場でポチッちゃおうかと思いましたが…なんてったって、あのホーウェン社のシェルコードバン…お値段もズバ抜けて高い!…エレンの2.3倍もします‼︎
さすがにこの値段は…物欲塗れの自分も迂闊に手を出せず…
思い悩むこと数ヶ月…その間、商品の在庫切れや再入荷の情報に一喜一憂しながらも、思い切りがつかずに他のマイクロ5 のシステム手帳を物色したり…でもそれも踏ん切りがつかずで、悶々とした日々を過ごしてしまったのですが。。。
先日、何度めかの在庫切れが復活したとの情報を見た時…欲望と理性との戦いに疲れ果てた自分は、「パトラッシュ…僕はもう疲れたよ…」と言い残し、遂に…とうとう…ポチッてしまいました。



そして、手元に届いたアシュフォードの箱!
興奮冷めやらぬ心を落ち着かせ、震える手で中を確認です。



ホーウェン社のシェルコードバンのギャランティーカードと一緒に濃いブルーの小さな手帳が…
しかし、コードバンのきめ細かい光沢がなんて美しいことでしょう!
エレンのオレンジとは違う印象ですが、この光沢のある濃いブルーもまた魅惑的な良い色ですねぇ…。



アシュフォードの刻印もカッコ良く入っています。



早速、カレンダーやら、インデックスやら、方眼や横罫のリフィルをセット。
小さな手帳にいっぱい詰め込んだ感がまた良いですねぇ…。



閉じるとハミ出すインデックスが、なんとなく可愛らしくて愛着が持てます。



一緒に使おうと思ってます‘カランダッシュ’の‘849 ボールペン’と合わせたら…
なんだか、小日向さんのブログと似た感じになっちゃいました…パクった訳ではないのですが…すみません。
でも、サイズ的にバッチリの組み合わせだと思いませんか?

これから仕事の相棒として、毎日持ち歩いて、濃いブルーのコードバンがどんな感じでエイジングしていくのか…楽しみです。

CARAN d’ACHE 849 万年筆 オレンジ / カランダッシュ 849 万年筆 オレンジ

2017年08月11日 15時40分17秒 | 万年筆


スイスの文房具メーカー‘カランダッシュ’のボールペン‘849’
その持ち易い小さめサイズと大容量のインクタンク+心地良い書き味のリフィル芯‘ゴリアット芯’とのコンビで大人気のボールペンですね。
限定品やコラボ品も多く発売され、ペン軸の色柄が沢山あるのも人気の1つで、自分もついついもう1本…またもう1本と購入…常にカバンの中に数本忍ばせる程、ここ最近マイブームのボールペンです。

そんな849に遂に待望の万年筆が発売されることになりました。
発売開始は、9月後半頃だそうなので、今から楽しみ…と思ってたら…銀座伊東屋とカランダッシュ銀座ブティックで先行販売されるとの情報が!



この猛暑の中、わざわざ銀座まで行かなくても、あと1ヶ月半待てば…なんて少し思っちゃったりしましたが…
中年オヤジは、大量の汗をカキカキ、溶けそうになりながらも、なんとかカランダッシュ銀座ブティックへ…。
オサレなお店に不釣り合いな汗だくオヤジは、ジューシーな体を揺らしながら店内へ…フーフー言いながら
「…はっ、…849の万年筆は、…ありますか?」と息絶え絶えに店員さんに…
「あっ!…こちらに…試し書き用に、EF、F、Mの各サイズをご用意してますので、ぜひお試しください!」
と笑顔で対応してくださいました。

いつもと違うオサレな雰囲気にチト舞い上がり気味の自分…
緊張の中での試し書きです。

先ずはEFニヴから…
おっ!思いの外細字‼︎…これなら手帳にも使えそうです。
細字にありがちなカリカリ感は無く、氷の上をスケートでシュッシュッと滑走する様な心地良い執筆感…EFニヴ、思いの外良い感じです。

お次はFニヴ…
こちらも外国の万年筆にしては細字…EFとは違って、紙の上を滑る様な滑らかな書き味

最後にMニヴ…
字の細さは、ペリカンのF程度の字幅かな…
インクフロー良好!そして滑らかな書き味…スチールペン先にしては、少し軟かめ?…程よい硬さと相まって、なかなかの書き心地の良さです。

3つの字幅…3者3様の書き味に、どれにしようか暫し熟考…EFとどちらにしようか悩みましたが…今回は、インクフロー良好、滑らか書き味のヌラスベMニヴに決定!



軸色は、ブラック、 ホワイト、ブルー、イエロー、グリーン、オレンジ、ピンクの7色。
先ずは、手堅くブラックかブルーでという手もありましたが…
ポップ感漂うオレンジとグリーンも気になる…
どの色にするか悩みに悩んで、最後はオレンジをお願いしました。



専用ボックスは、カランダッシュのイメージカラーのレッド…オシャレ感を引き立ててます。
プレゼントに万年筆とボールペンの849セットをこの専用ボックスで…なんて、なかなか良いんじゃないかと思います。



インクの補充方法は、カートリッジとコンバーターが使える両用式…とりあえず、付属で付いてきた‘アイデリックブルー’のカートリッジを使ってみましたが、この紫寄りのブルーもなかなか良い色ですねぇ…欲しい。。。
まぁ、せっかくの両用式なので、専用のコンバーターも合わせて購入。
カートリッジを使い切った後、何を入れるか…思案中です。



849万年筆の長さは、ペリカンM800より少し長め…849ボールペンと違ってかなり大きめのサイズ。
ペン軸は、849ボールペンと同様のアルミ素材の6角形の形状…849ボールペンよりもだいぶ太めの軸ですが、長めのボディと鉛筆の様な6角形の形状が相まって、意外と握り易く感じます。



ペン先には、Mニヴの表記とカランダッシュの6角形のマーク…



キャップの天冠にも同じく6角形のマーク付いています…カッコいいですねぇ。



カランダッシュ849万年筆のお値段は、税込¥7,020…
けっして安くはないですが…ちとムリをすれば、その場の勢いで買えないこともない、絶妙な価格設定…
既にグリーン(そしてEFの字幅で…)は、そのうち購入してやろうと考えてますが…他にもブルーやブラックも気になるし…
これで849ボールペンの様に限定色なんて発売された日にゃぁ…考えただけで、半分ワクワク、半分ゾワゾワっとします。



色々な軸色で字幅を変えて揃えてみようか…
同じ軸色の万年筆、ボールペン、シャープペンシルの849セットで揃えるか…
いやいや、その両方でしょ⁉︎
…なんて考えると、とても楽しくてワクワクしてきますねぇ
でも気持ち半分は、新たな散財の種の登場にゾワゾワっと恐れ慄いちゃってます。