Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

LAMY Safari Aquamarine / ラミー サファリ アクアマリン

2017年07月12日 20時00分00秒 | 万年筆&インク


暑くなってきました…7月に入り気温もグングン上昇…ついに30℃超えの毎日です。
おデブ体型の自分は、暑い夏が大の苦手です。
苦手なだけならまだ良いのですが、こんな季節に外を歩こうものなら、デロデロに体が溶けだす!…ように見えるくらい汗だくに…。
こんなオッチャンが、近づいて来たら…やっぱり嫌ですよねぇ…不快この上ないと自分自身思います。
そう!デブの夏は、嫌われる辛い季節なんですねぇ。。。
寒い冬なら、見た目温かそうと和まれるデブも、夏の間はひたすら辛い日々が続きます。
早く秋にならないかなぁ…。



…っと言うコトで、せめてもの気分転換に万年筆を涼しげなモノに変えてみました。
LAMY Safariの‘Aquamarine’です!
少しグリーンの入ったターコイズブルー?…海の色?…まぁ、その名のとおりアクアマリンですね。

この‘アクアマリン’、毎年発売されるサファリの限定色の2011年度の色になります。
軸色が違うだけで、ペン先やペン自体の形状は、通常発売されているのと全くいっしよ…もちろん使い勝手もいっしょなんで、せいぜい字幅の違うEF、F、Mの3本があれば、もう充分!
ホントはそれ以上は、必要ないのですが…そーは言っても買っちゃいますよねぇ…
今年も2017年度の限定色‘ペトロール’をしっかり購入しちゃったし…たぶん…いや、きっと!来年出るハズの限定色も購入しちゃうんだろうなぁ…。

2004年の‘フレイム’(オレンジ)から始まった、限定色の発売もこれだけ続くともう毎年の恒例行事と化してて、楽しみにしてる人も多いはず!
自分もその1人で、ついつい毎年購入しちゃって…こんな感じでサファリを何本も持ってる人って、けっこう多いんじゃないでしょうか?



程々の値段で購入できて、飽きのこないデザイン…扱いやすく壊れにくい構造になっているので、仕事にも気兼ね無くガシガシ使えるし…なんだかんだ言っても、自分の万年筆ライフの中心に居るのは、このサファリなんじゃないかなと思う今日この頃です。



ここ数年、夏になると引っ張り出して来るこのアクアマリンですが、今までは、ラミーの純正インクのターコイズのカートリッジを使っていたのですが…
今回からは、ペリカン エーデルシュタインの2016年の限定インク、‘アクアマリン’を入れてみました。
違うメーカーですが、偶然にも万年筆とインクが同じ名前なので、面白半分で合わせてみたら…インクの色もペンの軸色もわりと近い感じの色…万年筆も書き出す文字も涼しげで、なかなかのペストマッチになってます。



今年の夏は、このダブルアクアマリンを仕事のお供にしようと思います。

あぁ…DELTA…

2017年07月07日 17時10分00秒 | 日記


凄く残念なニュースが入ってきました。
イタリアの万年筆メーカー‘デルタ’が、長期休業となってしまいました。
たしか、3月か4月頃にも、デルタが倒産…との情報が流れましたが、その時は、代理店が「そんな事はないです!」と否定してくれて、安堵したのですが…今回は、マジの様です。

昨日、日本橋丸善さんから、予約していたヴィンテージシリーズの限定品、「レ・スタジオーネ・コレクション」のエスターテが用意できなくなったとの連絡があって…
理由は、製造元のデルタ社’の代理店から正式に「長期休業」のお知らせが来たためとのコトでした…残念ながら間違い無さそうです。

だいぶ前…去年夏頃か…の話なので、予約したこと自体すっかり忘れてましたが…
デルタから四季に合わせたヴィンテージシリーズの限定品を出すと言うことで、まず冬の‘インベルノ’、春の‘プリマベーラ’が発売になり…その色柄の素晴らしさが話題になって、趣味の文具箱でも‘プリマベーラ’が表紙になった程でした。



自分も‘プリマベーラ’の華やかなマーブルグリーンの軸色に一目惚れ…初デルタでしたが、見た目だけではなく、その独特の書き味にも魅了されちゃいました。
そうそう…その勢いで夏バージョンで発売予定だった‘エスターテ’を予約したのでした。
確かブルーとホワイトの涼しげな色だった様な…今となっては、幻の万年筆になってしまいました。



…が!…それよりも‘デルタ’と言えば、あの‘ドルチェビータ’も‘マリナシリーズ’も‘ヴィンテージシリーズ’までもが、今後、手に入らなくなるかと思うと、事の重大さに暫し呆然となってしまいました。

いつかは、ドルチェビータ…と思ってましたが、ここは思い切って購入するか⁉︎
…でも購入した後のアフターフォローは…?
「国内代理店でできる範囲の修理でしたら可能…」だそうですが、「修理対応の面などでご要望に添えない場合が出てくると予想され…」だそうですので、部品交換とかになると、多分対応出来なさそう…と思うと、かなり躊躇してしまいます。



しかし、残念ですねぇ…。
南イタリアらしい明るく華やかで元気になる軸色の色合い…書いてて楽しくなる程よい硬さのペン先…それらが今後味わえなくなると思うと…日頃の楽しみが、1つ無くなった様な…寂しい気持ちになります。
ただ、廃業ではなく、「長期休業」…ただし無期限ですが…そのうち復活するかも⁉︎
と淡い期待を持ってしまいますねぇ…。


Pelikan M205 Classic Amethyst / ペリカン M205 アメジスト

2017年07月06日 18時00分00秒 | 万年筆


ペリカンから発売されてるハイクラスインク、‘エーデルシュタイン コレクション’…
サファイア、トパーズ、ルビー…など宝石の名前の付いたインクが8種類販売されてますね。
また、このインクコレクションは、毎年「インク・オブ・ザ・イヤー」のネーミングで、限定色を発売しているのも人気の1つとなってます。
2012年の‘トルマリン’から始まり…2013年の‘アンバー’…2014年の‘ガーネット’…2015年の‘アメジスト’…昨年2016年の‘アクアマリン’…そして今年2017年の‘スモーキークオーツ’…と、こちらもそれぞれ宝石の名前の付いた限定インクが発売され、
2015年発売のアメジストからは、インクの色と同じ軸色の万年筆も合わせて発売されるようになりました。



‘ペリカン M205 クラシック アメジスト’
ペリカンの中では、比較的限定品の多いM200シリーズのクリップやペン先がシルバーのタイプ。
ペン先は、スチールですが、程良い軟らかさと滑らかな書き味…M400シリーズと同じ大きさで、しかもこの価格でインク吸入式ということもあり、けっこう人気のあるシリーズです。

…たしか、インクの発売から2、3ヶ月遅れた、8月か9月頃の発売だったと思いますが…限定インクに合わせた万年筆の発売がけっこう話題で、インクの方のアメジストも人気があったのと、国内販売数が700本と少なめだったのもあり、あっっっと言う間に売り切れちゃったのを覚えています。

実は、その当時の自分は、スケルトンの万年筆が、なんかちゃっちく(安っぽく)感じてて、、、購入できるチャンスはあったのですが、パスしちゃってました。。。



それから1年程経ったある日、都内某所の万年筆売場をチョイと覗いたところ、「SALE」と書かれたコーナーに並ぶ万年筆たちの中に発見してしまったのです…紫色のスケルトンの万年筆を…
まさか?アメジスト⁉︎…俄かには信じられず、自問自答
いやいや…1年以上前の限定品で、速攻で売り切れてたし…ないない…
と思いながらもマジマジと…やっぱりそーだよねぇ…
思い切って、店員さんに聞いてみると、やっぱり‘Pelikan M205 Amethyst’!…しかも3割引‼︎…
なんで⁉︎と思いつつも、他の誰かが気付いて買われちゃう前にキープせねば!っと何故か焦る自分…
我に返ったのは、、、既に購入しちゃった後でした。

家まで帰るバスの中…ペリカンの箱が入った紙袋を見つめながら…
スケルトンだよねぇ…なんで買っちゃったんだろう?
でも3割引だったし!
でもスケルトンだぜぇ…
でもでも、M200シリーズのペン先って、好きじゃんか‼︎
んでもスケルトンたぜぇ…
でもでもでも、限定品だし、、、これ逃すともう手に入らないし、あそこで出会うって運命感じない⁉︎
…っと、ブツブツ自問自答する怪しいオッチャンがいました。



そんなこんなで購入してしまったM205アメジストでしたが…改めて見ると…思いの外紫の色が濃い目で、スケルトンと言っても、だいぶ透明度低めの軸色…紫の色も上品な感じがします。
これなら許容範囲…って言うか、良いかも!
シルバーのクリップとペン先も紫の軸色と合わせると、しつこくない感じが逆に好印象…



Fニヴのペン先が、滑らかで、インクフローも良好…調整の必要が無いくらいのけっこう当たりの書き味だったのもあって、なんだか一気にお気に入りの万年筆になっちゃいました。



インクは、購入後しばらくは…やっぱりセットで使わないとね!ってコトで…エーデルシュタインのアメジストを入れてましたが、先頃、ついにインクを使い切ってしまったので、、、
現在は、ラミーの2016年の限定色、ダークライラックを入れてます。
濃い目のパープルの色が、M205アメジストの軸色とバッチリ合ってると思います。
…ただ、このダークライラックも限定色、手元には開封済みのボトルが1つあるだけですので、これが無くなったら…まぁ、それはそれで、その時考えようと思います。



この2015年発売のM205アメジストに続き、2016年には同じくインク・オブ・ザ・イヤーのアクアマリンと同色の軸色の‘M205アクアマリン’が、発売になりました…。
そして、今年のインク・オブ・ザ・イヤーは、スモーキークオーツ…おそらく今年も同様に同色の軸色の万年筆が発売されると思いますが…インクの方は、2週間程前に発売になったし…そろそろ発売の情報が流れるかな?
楽しみ…物欲アゲアゲ…既に買う気満々になっちゃってます。